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【芋づる縁繋ぎプロジェクト】始動します!

これまで大根プロジェクト(AFLAd)を共催していたラトナファームと、新たなプロジェクトを始動します!
その名も「芋づる縁繋ぎプロジェクト」、略して「芋縁プロジェクト」。

収穫予定のサツマイモは全てラトナファームから社会へのお布施であり、その数なんと4,000個!
想いの詰まった美味しいサツマイモを、みなさまにお届けいたします!

【芋づるに託す思い】

サツマイの苗を植えています

物質的には有り余るほど豊かなのに、どこか孤独や不安を感じてしまう。
一体、今の社会には何が足りないのだろうか?

私たちが出した答えは、「繋がり」でした。
お互いがお互いを必要とし支え合うことができたら、テクノロジーやお金だけでは満たされなかった心も満たすことができるのではないか。

「そうだ、芋づるで繋げよう!」
沢山のサツマイモが芋づるで繋がっているように、人のご縁も芋づるで繋げてみたら心もお腹も満たすことができるはず。
『縁から始まる幸せな世界』を実現すべく、本プロジェクトが立ち上がりました!

【目的】

希薄になった人と人との繋がりを再生することで、「コミュニティの復活」と「与え合う循環の創出」を目指します。

【意義】

何でもお金を必要とする構造下で生活していると、個々人が自分の財源を確保する必要に迫られ、個人主義的な考え方・行動になってしまうのも無理はありません。
このような状況が、物質的には豊かなのに孤独や不安を感じてしまう一因になっていると考えています。

しかし、コミュニティの復活によってお金を必要としない人間関係を築くことができたら、あらゆるリソースを個人で溜め込む必要はなくなります。
そして、個人でリソースを溜め込む必要がなくなれば、「自分の余剰を必要としている誰かに与える」という、与え合いの循環を創出することができるはずです。

人と人が繋がることは、より生きやすく豊かな社会を実現するための第一歩であると考えています。

【サツマイモたちのお父さんから一言】

4,000個ものサツマイモを育てるために必要な苗や土地、育てる労力を考えると大きなコストがかかります。
それでも、販売ではなくお布施という形を選択したラトナファームの今井さんから、本プロジェクトに対する思いを伺ってみました。

ラトナファーム 今井さん

これまでの大根プロジェクト(AFLAd=アフラーダ)は、様々な「人間の市場経済」の都合によって棄てられている野菜たちをみんなの力で『食べられるお守り』にし、食べて元気になってもらおう!という思いで第5回までやってまいりました。

そして、今回のさつまいもプロジェクトは、『縁から始まる幸せな世界』の輪が広がって欲しいとの思いを込めてスタートしました。
昨今、社会の変化にともなって自分主義になりがちで薄れてきた人と人とのご縁を繋いでいくことができたら、社会で起きている多くの問題に対する解決の糸口になるのではないかと考えています。
農地を起点に、お寺を介して社会へのご縁が広がっていけばと思い、さつまいもをお布施させて頂きました。
ぜひ、一緒にご縁を広げながら美味しいさつまいもを食べましょう!

【一緒に取り組んで下さる方へ】

既に「一緒にサツマイモの収穫がしたい!」「収穫されたサツマイモで焼き芋大会がしたい!」といったお声を頂いております。
以下のような方法で一緒に取り組んで下さる方がいらっしゃれば、ぜひ申し込みフォームよりご連絡くださいませ。
効果的にサツマイモを活用するためのアイディアも随時募集しております!
申し込みフォーム:https://forms.gle/8638bjNGUXZPzQRp8

■蔓切り・収穫等の作業
・ラトナファームで行う8月の蔓切り、10月の収穫作業に参加する
・収穫後のサツマイモを運搬する

■サツマイモを受け取る
・親戚、友人、ご近所に配る
・学校の焼き芋大会で活用する
・子供食堂で活用する

■寄付をする
本プロジェクトに必要な経費は全てご寄付で賄っております。
ご支援頂ける方は下記リンクよりご寄付を受け付けております。
ご寄付:https://samgha.square.site/product/-/167

銀行振込の場合は下記口座にお願いいたします
三菱UFJ銀行 西陣支店
普通口座 0179549
一般社団法人 日本仏教徒協会
イッパンシャダンホウジン ニホンブッキョウトキョウカイ

一人でも多くの仲間と一緒に、美味しいサツマイモを介して人のご縁を繋いでいきたいと考えております。
皆さんのご参加、心よりお待ちしております!

記事:日本仏教徒協会 事務局

日本仏教徒協会は出家社会と在家社会の役割分担を明確にすることをひとつの目標とし、大学教員、起業家、会社員、学生、主婦などが運営する団体です。
必要資金はすべて寄付によって賄われ、余剰を貯蓄や内部で分配しないことをポリシーとして運営されています。


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