うねこみ
だれか、素人の育成記録でもいいから、成長記録みたいなものがネット上にないのか? 探してみる。意外と見つからない。困る。 だったらど素人の私が自分でやってみようか。
雑記集。随筆とか、エッセイとか、たぶんそこまでじゃない文たち。
しょうせつ【小説】① 市中の出来事や話題を記録したもの。 ② 文学の一形式。18世紀以降の西欧で発達、文学の中心を占めるに至る。韻文の形式や手法から解放され、どのような素材でも自由に扱う。(広辞苑から一部を抜粋)
【2023年12月15日】 すっかり冷え込んで、夏型の植物が寂しくなってきた。 ということで、冬型をお迎え。オトンナ・カカリオイデス(Othonna cacalioides)。予想外の出費。 「オイデス」というのは、似ているという意味だった。 では、カカリオイデスは?どうやらカカリアに似た花を付けるのがその由来のようだ。 植え替えは秋口が良いそう。
【2023年12月5日】 ホームセンターで、アガベ・チタノタ “ブラック・アンド・ブルー”がお手頃な値段で売っていた。といっても、レジの店員さんは「打ち間違いかと思いました」とのこと。確かに一般的な感覚だと300円くらいの見た目してるもんな…… ということで…… 日本橋のTOKYに行って早速アガベに合いそうな鉢を購入。店員さん、アガベの値段に驚いていたけど鉢の方が高いです。 本当は春になって植え替えた方が良いのだろうけど、思い切って抜いてみた。 新鮮な白い根が
「ダイソーにアガベが売っている」 そんな噂が流れた。 厳密には「Standard Products by DAISO」で、1000円でアガベが売り出されたのでした。 全て“Agave”としか表記がないけど、展開されているのは三種類。 まず目玉は王妃雷神白中斑(Agave isthmensis 'Ohi Raijin')。このサイズだと、相場が3,000円〜4,000円くらい。某園芸店の店主も「1,000円で利益が出るのか」と驚かれていました。 次に笹の雪(Agave
だれかが言ってた。鬼ごっこは、神様に捧げるものなんだって。 ──××ちゃんどこ? ───××××ちゃんいないの? 隠れ鬼は終わらない。あの夏の日から─── ◆ 私たちが住む西荻の町から中央線の線路をこえて善福寺川もこえたあたり。川と青梅街道の間は古いお屋敷や神社なんかもあって、井の頭公園だとちょっと遠い小学生たちにとっては格好の遊び場だった。 区内の遊び場はだいたい球技禁止だから、みんな思い思いに工夫して遊ぶ。花いちもんめ、縄飛び、砂場遊び………いろいろとあるけれども、
■1 「はい!今日は『門』という漢字です。書き順、いきますよー、はーいっ!いーち、にー、さん………」 いつもより先生の声が高い。先生が気にしている教室の後ろには、母親たちが横一線に並んでる。授業参観だ。 母親たちは子どもたちを見ているつもりだけれど、子どもたちも教室の後ろをちらちらと伺っている。こちらから見るとマネキンがズラリと並んでるみたいでちょっとおかしい。 黒板に大きく「門」と書かれる。先生、張り切りすぎで字がちょっと大きすぎる。調子を外した高い声で先生が言った 「え
以下は小説家の曽祖父が遺した原稿です。 今まで気にとめることもありませんでしたが、昨今の「鳩羽つぐ」騒動を見てふと気になり、全文を掲示するものです。 少々古びた表現や、今日相応しくない表現もあると思いますが、原文をできるだけ忠実に示したものとしてお許しください。また走り書きで不鮮明な部分の解釈、個人情報にあたるものを含め、私の一個人上の都合で改変した部分もあります。 騒動について取材されている報道関係者の方、警察の方等には曽祖父の原稿をお見せ致しますのでご一報頂ければと思いま
本が好きだ。読書は好きではない。こんなことを書くと本好きには怒られそうだ。しかし、本の魅力というのは「読む」だけではないだろう。 インターネットで興味深い情報を見つけた。買った本を読まないで積んでおくことを指す、「積ん読」という素晴らしい日本語があるが、この積ん読をしておくだけで特殊な電磁波を受けて脳を活性化させる効果があるというのだ。……これはもちろん冗談だと思うが、オンライン会議の相手の背景が立派な本棚なのを見ると、確かに積まれた本というのはその人の素晴らしい脳味噌
暇でくだらないことを考えてた。 「贅沢な名」という言葉がある。 出典は「千と千尋の神隠し」の湯婆婆のセリフ。 使い勝手がいいからかネットミームにもなってるけれど、本当に「贅沢な名前」とはなんなのだろう。 湯婆婆理論でいくと、「千尋」は贅沢な名前。「千」はそうじゃない。湯婆婆が「千尋」のどこを贅沢と判断したかは分からないけれど、まあ「尋」って字はなんとなくカッコよくて贅沢感があるかもしれない。それか単に「千尋」2文字じゃ贅沢、1文字にしろってことかもしれない。
本日購入した、「パキポディウム ブレビカウレ」が未発根であることに気づく。 発根管理に必要なものの用意もなく、関東は台風の中。翌日には予定もある。さて、どうしたものか。
「次のニュースです。今日、東京都内の美術館で展示準備中の作品が盗難されました。絵画は二十年ほど前にも盗難被害に遭い、一昨年フランス国内で発見、修復を経て展示される予定でした。事件以降、警備を担当していた警備会社勤務の女が行方不明になっており、警察は女が事件に関与しているとみて捜査を進めています」 ―― あの絵、億とかするらしいよ。 ―― えー、絶対金目当てじゃん。もう売られてるんじゃない?警備員って給料少ないのかね。 ―― 知らないけど。売られてたらすぐばれるでしょ
時流を考えて流行り病のことでも書くべきだろうか。しかし私とて楽しくもない文章を書きたくはない。 先日久しぶりに遠出したことから書き始めよう。 東京の感染者数はだいぶ減少した。十分な対策をすれば、県境を跨がない外出ならばしてもいい頃合いだろう。そう思って、友人と南町田に出かけた。 東京中心部から電車で町田市に行くためにはどうしても神奈川県を一度経由しなければならないから、厳密にいえば片道で県境を2回、往復で4回も跨ぐ。まあ、細かいことはいいだろう。 東急田園都市線
マックでフルーツフラッペが出た、ということで地元のマックに行った。 最寄りのマックは行列ができるほど混んでいて、昼時のマックってこんなに混んでるんだ……と思って別の店舗に行ったらそちらも混んでいた。どうしようもない。仕方なく並ぶ。 そこでメニューを見る。 「……いま、アイスっぽいのってこのカルピスなんとかだけですか?」 「?はい」 「……(長考)あ、じゃあダブルチーズバーガーのセットで(逃避)」 フルーツフラッペってないんですか?と聞けるコミュニケーション能
【2022年 7月24日】 おわかりいただけただろうか…… くの字型に曲がっているのがチャームポイントなバオバブであったが、自生地でどういう生え方をしていたのか全く分からない。 特に、拡大した部分は表皮が削れたようになっており、黒い斑点が見られた。 害虫被害などではなく、もともと弱かった部分が湿度などによって患部となって広がっていった、と言うのが正しいだろう。 ぺりっ、、、と、あっさりとめくれてしまった。 木質としては、繊維状になっている。そういえば、バオバブ
そもそも、「渋谷」とは? 一口に渋谷といっても、その範囲は文脈によって様々だ。 まずは、渋谷区。東京23区の一つ。渋谷駅周辺を初めとして、代々木、恵比寿、広尾、笹塚といった有名な街も多い。 次に、渋谷区渋谷。渋谷駅に、駅前の渋谷スクランブルスクエア、渋谷ヒカリエ、渋谷ストリームといった東急による再開発のビル群。少し離れて、全国婦人会館・ちふれビル、渋谷教育学園渋谷中高、渋谷城跡の金王八幡宮。 ただ、渋谷といえば、渋谷。渋谷区渋谷はもちろん、時計回りにざっと桜丘町、
【2022年 7月15日】 デロニクス・デカリー(Delonix decaryi)。珍しい植物である。ネットで調べても情報が少ない。私もこの子を購入するまでは知らなかった。購入経緯については後ほど…… デロニクス・デカリーも一応、塊根植物に分類されるが、同じデロニクス属のデロニクス・プミラに比べれば塊根の形成は超ゆっくりで、コーデックス(塊根植物)ファンの中でもあまり普及はしていない印象。人気がない、と言ってもいいかもしれない。デロニクス属については以下のサイトが分かり
【2022年 7月15日】 『星の王子さま』を読んだ記憶はないけれど、「バオバブ」という名前はどうも人を惹きつける。語感がいい。「タピオカ」の類だ。そして、ずんぐりとしたあの独特なフォルム。 いつか手に入れたいと思っていたら、オザキフラワーパークで見つけた。「く」の字に曲がった愛らしい樹形。たしか6800円だったはず。植物の値段はあまり考えないようにしている。冷静になってはいけない。え、安いほうなんですよ。本当ですよ。……うん。 店員さんになんとなく聞けた情報によれば