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療育で働く理学療法士による、お子さまの柔軟性の向上に繋げるための具体的なアプローチ

前回は、最近のお子さまの柔軟性の低下に伴う、運動機能の落ち込みついてお伝えいたしました。



今回はお子さまの柔軟性の向上に繋げるための具体的なアプローチについてお伝えいたします。



とはいえ、お子さまにストレッチをしてもらう事は簡単ではないと思います。ストレッチは達成感も得られにくいですし、何よりお子さまにとって、面白くありません。。
 


どうすれば、お子さまが楽しめて、継続できるのでしょうか?




もったいぶらずにお伝えしましょう。




私が考えるお子さまも楽しめて、継続しやすいストレッチができる方法は、【お散歩】です!




【お散歩】つまり歩く事は、自然な形で手足の伸び縮みを繰り返し、無理のない範囲でストレッチができるという点が魅力的です。




お散歩の中で、特におすすめしたい方法として、大股で歩くことです。床がタイルなど目印になるものがあるなら「2つ飛ばしで歩ける?」と伝えてみる事や、もし目標がなくても「お母さんとどっちが大きく足を前にできるかな?」など伝えてみてもいいですね。
大股で歩くことで、足首や腰など、身体の様々な部位がストレッチされます。また、手を大きく振って歩くこともおすすめです。手を大きく振る事で、普段あまり動かすことのない手を後ろに伸ばされるので身体を捻る動きに繋がり、より全身をストレッチすることができます。



お散歩は、親子のコミュニケーションにも繋がります。外の景色を見ながら歩くと、丸くなった姿勢を整える事にも繋がりますし、心身ともにリフレッシュされ、気分も上向きになることが期待できます。



そして難しいことでもなく、比較的お手軽にできます。例えば、いつもは自転車や車で行けるところを歩いて行くでも良いですね。継続する事が大切ですので、皆さまの生活環境に合わせて取り入れてみて下さいね。




ぜひ、お子さまも親御様も、身体と心の健康を保つ習慣を身につけてみてください。



これからも皆さまに役立つ情報を発信していきますので、よろしくお願いいたします。

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