とにかく絶景!シチリア島タオルミーナ
ノートからはシチリア島の一大観光地であるタオルミーナへ向かいます。
タオルミーナは19世紀から高級リゾート地として知られているそう。欧米のサイトの中には「観光客だらけで激混みなので行かない方がいい」と書いてあるサイトもありましたが、日本のサイトだと絶対行くべきと書いてあり微妙に温度差がありました。ここもやはりオーバーツーリズムの波が押し寄せているのは間違いなさそう。
タオルミーナまでの道のり
ノートからはバスを利用し、シラクーサとカターニア経由でタオルミーナに行くことにしました。
カターニアでは次のバスは満席でその次のバスになり30分のロス。5〜6月でそんな感じだと夏場は前もって購入したほうが良さそうです。電車でも行けるとのことでしたが、町の中心は山の上で、駅は山の下。山の上まで直接行くバスにしました。
タオルミーナの鉄道駅に停まった後は、海岸沿いの山を上っていきます。すると車窓からこの景色!
絶景!タオルミーナの展望台
バスターミナルに着いたら、バスから見えた近くの展望台へ。すぐ下にはイソラ・ベッラという小さな島が見えます。陸に繋がっていますが、満潮時には分断されるそう。
そして北側のメッシーナ方面が一望できます。
タオルミーナの町は標高250メートルほどのところにあるそうです。
タオルミーナのギリシャ劇場
旧市街に入り、まずはギリシャ劇場(Teatro Greco)へ。遺跡としては保存状態はまあまあ。
ここの劇場はやはりこの背景!
遺跡から覗くこの海岸線の景色が素晴らしいです。
タオルミーナの町も上から一望できます。
向かいの山の天辺にはお城とそして断崖絶壁のようなところに町が見えます!
遺跡の合間から見える景色。
エトナ山はまだすっぽり雪が被っていました。
タオルミーナのキュートな旧市街
タオルミーナの旧市街はコンパクトですが、街の大きさの割には凄い数の観光客がいました。
今までは少し待てば人が写り込まずに門の入口の写真を撮れたのですが、ここでは無理でした。バスターミナル側のメッシーナ方面にあるメッシーナ門(Porta Messina)。
お土産屋さんなどがズラリ。
タオルミーナのメインストリート、ウンベルト1世通り(Corso Umberto)。クルーズ船が到着すると凄い数の人で通りが埋め尽くされるらしいですが、幸いにもクルーズ船の団体客は見かけませんでした。
脇道は人通りも少なめで、雰囲気が良さげなところも。
町の中心にある4月9日広場(Piazza quattro settembre)。かなり小さい大聖堂があります。
豪華で立派な建物はないですが、どこもミニチュアサイズでとってもキュート。
トラットリアの屋根で見かけたネコ。
ジャンプの瞬間をキャッチしました。お花がキレイで壁のピンクといい、絵になります。
絶景を眺めながら山を下る!
帰りはバスには乗らず、山を歩いて降りて鉄道駅まで行くことにしました。上から見ると鉄道駅が見えます。
下っていくと左手にはずっと海。
途中こんなキュートなフランス語のグラフィティもありました。
結構急なところもあり、これを登ってくる観光客や地元の人も!
とにかく海岸沿いの景色が圧巻のタオルミーナ。次回は電車に乗ってメッシーナへ。そこからフェリーでイタリア本土へ渡ります。
次回はシチリア名物のカノーリを食します。