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街歩きや旅行が大好きなバルセロナ在住者によるバルセロナガイドと旅の情報。世界69カ国を歩き、何でもとにかく訪れてみるのがモットー。おすすめスポットやグルメ情報から、文化、歴史、お得な情報まで幅広くお伝えします。全ての記事は「マガジン」でカテゴリー分けしています。

マガジン

  • バルセロナ郊外のお出かけスポット

    バルセロナ近郊のお出かけスポットを紹介します。

  • 世界遺産を歩く!

    世界遺産の旅行記をまとめてみました。

  • バルセロナのお祭り・イベント

    バルセロナ在住者によるバルセロナ・ガイド。バルセロナとその近郊のお祭りやイベントをまとめました。伝統的なお祭りから、コンベンション、グルメフェスまで幅広くご紹介します。

  • バルセロナ市内の観光スポット

    バルセロナ市内の王道観光スポットからガイドブックに載っていないあまり知られていないスポットまでご紹介します。

  • バルセロナで楽しむ多国籍料理♪

    様々な国の人が住むバルセロナ。特に中南米系の移民が多く美味しい中南米のレストランが多いです。そんなバルセロナの多国籍料理店をまとめてみました。

最近の記事

タラゴナ郊外、素朴でキュートなアルタフヤの町あるき

世界遺産に登録されているスペイン・タラゴナのローマ遺跡群の一つ、ローマ時代のヴィラがあるアルタフヤ(Altafulla)。バルセロナからは普通電車で1時間20~30分ほど、タラゴナからはわずか10分ほどです。前回はアルタフヤにある世界遺産のローマ時代のヴィラについて書きました。 世界遺産の遺跡を見学したあとはアルタフヤのまち歩きです。 昔ながらの漁師の町の雰囲気まずはローマ遺跡からすぐの海岸線を歩いてみました。まだシーズン前なので空いていますが、短期レンタルのアパート物件

    • 世界遺産、ローマ皇帝も滞在したタラゴナ近郊のヴィラ

      世界遺産に登録されているスペイン・タラゴナのローマ遺跡群。タラゴナにイースターの行列を見学に行った時に簡単に紹介しました。 タラゴナ遺跡群は全部で14の遺跡から構成されており、市の中心にあるものが多いですが、市の外れや郊外にもいくつか分散しています。町はずれにある通称「悪魔の橋」と呼ばれる水道橋には前回訪れています。 水道橋に感動したので、他のまだ訪れていない遺跡も見学してみようと、タラゴナからバルセロナ方面に10キロほど行ったところにある地中海沿の町、アルタフヤ(Alt

      • 城壁が見事!オスタルリックの中世祭へ

        バルセロナから近郊電車で北東に1時間弱ほど行ったところにあるオスタルリック(Hostarlic)という小さな町。 毎年イースターの週末に中世祭が開催されるそうで、イースターは商店なども休業が多くバルセロナであまりすることがないので、今回訪れてみることにしました。 中世祭はカタルーニャ州内の様々な町で開催されるので過去にいくつか訪れています。どこも屋台はほぼ一緒なので1-2回行けばたくさんかなという感じなのですが、オスタルリックの町にはお城があり、中世祭期間中は無料開放して

        • ガウディのカサ・カルベットをディナーを食べながら優雅に堪能

          建築家アントニ・ガウディといえば、サグラダ・ファミリア、カサ・ミラ、カサ・バトリョ、グエル公園などの有名な建築がありますが、彼の初期の作品で意外と知られていないのが、カサ・カルベット(Casa Calvet)。 ガウディ建築のカサ・カルベットとはカタルーニャ広場からも近くアクセスは抜群。ただ、意外と人通りが少なくわざわざ見に行く人もあまりいないよう。 素晴らしい建物ですが、バルセロナのこのエリアにはこのような装飾の建物が結構あるので、ガウディ作と言われないとそのまま通り過

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        • バルセロナ郊外のお出かけスポット
          9本
        • 世界遺産を歩く!
          30本
        • バルセロナのお祭り・イベント
          14本
        • バルセロナで楽しむ多国籍料理♪
          4本
        • バルセロナ市内の観光スポット
          5本
        • イタリア旅行
          38本

        記事

          タラゴナのローマ時代の世界遺産「悪魔の橋」へ

          イースターの行列のために訪れたバルセロナから南に100キロほど行ったところにあるタラゴナ。 折角行くからには行列だけでなく他にもと思い、町の外れの世界遺産のローマ時代の遺跡、ラス・ファレラス水道橋に行ってみることにしました。 世界遺産のタラゴナ古代遺跡群タラゴナは、紀元前218年からローマ帝国の支配下となり、イベリア半島で最も古く、かつ最大のローマ帝国の都市だったとされています。 西ゴート族が476年に占領するまでの間、ローマ帝国の重要な拠点として繁栄しました。 ロー

          タラゴナのローマ時代の世界遺産「悪魔の橋」へ

          世界遺産、タラゴナのイースター行列

          スペインではキリストがエルサレムに入場したパーム・サンデーからその1週間後のイースター・サンデーまではSemana Santaと呼ばれる聖週間で様々な宗教行事が開催されます。 特にイエス・キリストが処刑された日であるグッド・フライデー(viernes santo、聖金曜日)は一番大きな行列が行われる町が多いようで、スペインでは特にアンダルシア州の行列が有名です。 宗教関連の行事はバルセロナでは規模が小さいため、今年はバルセロナから南に100キロほどのところにあるタラゴナの

          世界遺産、タラゴナのイースター行列

          世界遺産、ガウディのカサ・バトリョでクラシック・コンサート

          バルセロナのガウディの建築物と言えば、サグラダ・ファミリアやグエル公園などがありますが、カサ・バトリョも便利な立地とそのお菓子の家のようなキュートな外観から訪れる人も多いと思います。 いつも建物の前は観光客で大混雑です。今回はそのカサ・バトリョを訪れた話。 カサ・バトリョとはカサ・バトリョは元々あった建物を繊維産業で富をなしたジョセップ・バトリョが1903年に購入。現在もそうですが、当時もグラシア通り沿いはトレンディなエリアだったとのことで、建物自体は気に入らなかったもの

          世界遺産、ガウディのカサ・バトリョでクラシック・コンサート

          もうすぐ無くなるブルガリア・ルーマニア間の国境越え

          ルーマニアとの国境近くのブルガリアのルセでまったり一泊した後は、ルーマニアのブカレストまでの列車の旅。距離的には80キロ弱と近いのですが、国境審査などのため3時間ほどの旅です。 ブルガリアとルーマニアは2024年の3月31日にシェンゲン協定に正式に加盟することとなるため、両国間の国境審査は無くなります。その前の貴重な陸路での国境越えです。今後便利にはなりますが、国境を超えるドキドキが少なくなってしまうのは淋しい気がします。 ガランとした重厚なルセの鉄道駅 ルセの鉄道駅は市

          もうすぐ無くなるブルガリア・ルーマニア間の国境越え

          バルセロナやロンドンにもあるブルガリアのファミレス・チェーン、Happyへ!

          今回で2回目のブルガリア。以前も首都ソフィアなどで気になった「Happy」というファミレス風のチェーン。ただ普通のファミレスと異なるのが大々的にお寿司がメニューにあること!メニューを見てかなり衝撃的だったのを覚えています。 今回、ブルガリア料理は今まで旅して来た国々の料理と似たものが多いこともあり、ブルガリア最後の町ルセで特に食べたいブルガリア料理もなかったので、初めてこのHappyに行ってみることにしました。 実はこのHappy、バルセロナのスペイン広場にあります。国外

          バルセロナやロンドンにもあるブルガリアのファミレス・チェーン、Happyへ!

          ルーマニアとの国境の町ルセでまったり

          元々バルセロナからフェリーを駆使してイタリア、ギリシャ、トルコへと旅するのが目的でしたが、イスタンブールからブルガリアのソフィアまでの夜行列車に乗りたいとブルガリアまでやってきました。そして、私はまだルーマニアに行ったことがなかった(パートナーは首都のブカレストのみ)ので、次はルーマニアに行くことに。 問題はブルガリアとルーマニアの鉄道は高速鉄道はなく、普通列車でとってもスロー。そう遠くない距離でも結構な時間がかかります。 いくつかルートの候補があったのですが、ブルガリア

          ルーマニアとの国境の町ルセでまったり

          フレスコ画に感動!世界遺産のリラ修道院とボヤナ教会

          以前ブルガリアを訪れたとき、世界遺産であるリラの修道院に行きたかったのですが、公共交通機関の便が悪く、時間もあまりなかったので断念。その時行かなかったことに後で後悔したので、今度こそは!と思い行ってきました。 リラの修道院は現地ツアーが便利首都ソフィアからの公共交通機関はバスが1日1本で、滞在できる時間はおよそ2時間。2時間で十分だろうか?バスが遅れたらどうしよう?と思い英語の現地ツアーを調べると結構安い! バスは往復10ユーロほど(1,600円)に対して、ツアーは20ユ

          フレスコ画に感動!世界遺産のリラ修道院とボヤナ教会

          2度目のブルガリア・ソフィアはまったりと

          イスタンブールから夜行列車で到着したブルガリアの首都ソフィア。 ソフィアは今回で2回目。前回は東欧を旅行したときに最後に立ち寄ったところで、その時は旅の疲れでが溜まっていたのでのんびりと過ごしました。 夜行で到着したソフィアの駅は、共産圏時代に建てられたと思われ、がらーんとしていてその大きさの割には利用者は意外と少ないよう。 駅構内に展示されているSLがキュート。 駅前のモニュメントも共産圏時代の名残のよう。 地下道にドラえもん!「FELON 」(犯罪者)って?

          2度目のブルガリア・ソフィアはまったりと

          バーガーキングで真っ白な中華バーガーを食べてみた!

          バーガーキング(BK)の変わり種メニューといえば、日本の黒いバーガーなどを思い浮かべます。 海外のBKのキャンペーン・メニューと比べてみると日本のBKが「ビックリ」のダントツ。そんな日本のBKにインスパイアされたのか、ここスペインでも「びっくり」バーガーが出現しました。 その名もドラゴン・ダブル・チーズバーガーとドラゴン・クリスピー・チキン。 何と「カンフー・パンダ4」の映画の公開を記念したタイアップで、中華風バーガー。パンダのように白いバンズはスペインでBaoと呼ばれ

          バーガーキングで真っ白な中華バーガーを食べてみた!

          海外で進化する日本のGYOZA

          欧米に限ったことではないであろう海外での餃子の人気。ここスペインでも餃子は随分定着してきていて、その人気をここで紹介します。 スペインの中国と韓国の餃子中華料理や韓国料理でも餃子はありますが、中国の餃子は中国では同じく饺子と書いて発音はチャオズ、韓国の餃子は恐らく饅頭と同じ語源のマンドゥ。 ところが、ここスペインの中華料理店や韓国料理店でもメニューには日本語の発音で「GYOZA」と書かれていることが多いです。 日本の餃子は中国の餃子が由来なのにも関わらず、日本の餃子がス

          海外で進化する日本のGYOZA

          バルセロナでイスタンブールが本店のトルコ料理店、Ali Ocakbaşıへ

          去年の秋に街を歩いていてオープニングのことを知ったAli Ocakbaşı。トルコのイスタンブールに何店か店を構えるモダンな雰囲気のグリル専門店。バルセロナは海外店ではアムステルダムに続いて二軒目だそう。 バルセロナはトルコのケバブ屋はたくさんあるものの、本格的なトルコ料理のお店がほとんどなく残念に思っていたところのオープニング。 数ヶ月くらい前から行きたいと思っていましたが、レビューをある程度読んでからと思い最近行ってきました。 モダンな雰囲気で、ライトにかかった白い

          バルセロナでイスタンブールが本店のトルコ料理店、Ali Ocakbaşıへ

          ジブリのマジカルな世界が再現された、ロンドンの「となりのトトロ」舞台公演

          イギリスのロイヤル・シェイクスピア・カンパニー(RSC)と言えば、数々の著名な俳優を輩出している劇団。その名の通りシェイクスピアの作品が主ですが、2022年に「となりのトトロ」の舞台公演をロンドンで開始し、現在の2023-2024シーズンは2シーズン目。ずっと見たいと思っていて、今回のイギリス滞在でやっと叶いました。(ネタバレになるので公演の内容あまり詳細には書いていませんが、確実に見に行くという人は読まないほうがいいかもしれません。) 「となりのトトロ」のチケット入手20

          ジブリのマジカルな世界が再現された、ロンドンの「となりのトトロ」舞台公演