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トルコ旅行

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2023年6月のトルコ旅行。地中海西岸を中心にイスタンブールまで、バルセロナからフェリーを活用し辿り着きました。
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ドラマチックなイスタンブールからソフィアまで夜行列車の旅

最近欧州で人気が出てきているという夜行列車。高速鉄道が普及してからは廃線になった路線も多いですが、ここ数年で復活の兆しを見せています。 そしてトルコと言えば、かつてイスタンブールからパリまでオリエント・エクスプレスが運行されていて、イスタンブールの駅の鉄道博物館や駅併設のオリエントエクスプレス・レストランがありノスタルジックな気分にさせられます。 2017年にトルコのイスタンブールーブルガリアのソフィア間の夜行列車が開通したそうですが、コロナ禍で運休。2022年に運行が再

イスタンブールのバスドライバーの危険な運転

イスタンブールでバスに乗ったときのこと。 あるバス停で停車していて、人が続々と降りている最中。運転手が扉を開けたまま発車。降りる途中だった若い女性が、転倒し外に投げ出され倒れ込みました。 バスはすぐ止まり、バスの運転手は外に出たものの悪びれた様子もなく、数分して転倒した女性が「大丈夫」といっていたようなので、バスはそのまま発車。 そうするとすぐに急ブレーキ。私もパートナーもきちんと手すりに捕まっていなかったので、私は3m先ぐらい先の手すりに肩が激突。パートナー近くの手す

トルコを去る前に食べたかったトルコ料理

今回のトルコ旅行で食べたトルコ料理についての記事は、最初に訪れたフェティエのこちら。 それから、パムッカレでは観光客が多いせいかあまり美味しくなかったり、その後も暑さのせいか夜はお腹が空かなかったり。また、今回はギリシャを周ってからトルコ入りしたため、食文化が似ていて飽きてきたこともあり、中華を食べたり、バーガーを食べたりもしました。 そんなこんなでなかなか食べたいトルコ料理を食べられていなかったのですが、イスタンブールからはブルガリアに移動してしまうので最低限のものは食

人々に愛されるイスタンブールのネコ

ネコ天国、トルコのネコは何度かご紹介してきましたが、今回はイスタンブールのネコたちです。 イスタンブールでは猫の姿が無くてもネコの存在を感じます。 公道にネコ小屋。ネコ型の入口がキュートすぎる! こちらは野良犬用餌販売機のよう。ネコ用もありました。 屋根付きの餌置き場。 そして猫の姿もあちこちに! 貫禄のあるネコたち。 地下鉄の入口にいたネコ。通行人にハムをたっぷりもらっていました。 実は地下鉄の改札にいるというネコを探していたのですが、残念ながら出会うことは

イスタンブールでまんまとハマった手口

日本は大都市、東京であってもつくづく安全な国だと思います。海外で大都市を旅行すると旅行者からだまし取ろうする詐欺師に会うことがあります。その方法はまちまち。 私の住むバルセロナでは、スリ、ひったくり、強奪などが横行しています。 イスタンブールはバルセロナに比べて安全と感じましたが、今回パートナーがまんまと詐欺に引っかかりました。 場所はイスタンブールの旧市街方面からドルマバフチェ宮殿に行く途中の湾沿いの大通り。多くの観光客が歩いている歩行者の多い通りです。歩いていると通

イスタンブール観光の定番、ボスポラス海峡のフェリー

ボスポラス海峡は、マルマラ海と黒海を結ぶ全長30キロの海峡。海峡の西はイスタンブールのヨーロッパ側、東はアジア側です。 このボスポラス海峡のクルーズはどのガイドブックにも載っているイスタンブールおきまり。 30度を超える気温でバテ気味だったので、楽して涼みながら観光できると思い、前回の滞在と同様今回もボスポラス海峡を行く船に乗ってまったりすることにしました。 ボスポラス海峡の町々を巡る船は、市民の足で公共交通機関のため運賃が格安。別途民間や市営のクルーズ船も出ていますが

変わるイスタンブール新市街のまち歩き

イスタンブールの繁華街と言えば新市街。最初に訪れたときも何度か通いました。今回は新市街に滞在したので、ほぼ毎晩訪れました。 モダンなガラタポート海側にガラタポートというかなり大型の商業施設ができていました。アメリカやフランス、日本と言われてもわからないくらいで、バルセロナのショッピングモールよりオシャレ。 250の店舗があり、ペニンシュラホテル、現代アート美術館、クルーズ船のターミナルもあるということ。2021年から徐々に営業を始めたそうです。元々はクルーズ船の入国審査な

イスタンブールのヨーロッパ側からアジア側へ

以前イスタンブールに来たときはアジア側に渡らなかったので今回は渡りたい!と思い行ってみました。 まずは地下鉄で緑のサークルのエリアへ。 地下鉄を出るとヨーロッパ側が一望! ヨーロッパ側の高層ビル群が凄い!前来たときは高層ビルの記憶はほとんどないです。 そこからは地下鉄とバスでぶらぶら。あくまでアジア側の雰囲気を感じたいだけなので特段モスクなどは行きませんでした。奥へ行けば行くほど、スカーフ着用時の女性が増え、コンサバな雰囲気に。同じイスタンブールでも雰囲気が随分異なり

カラフルなイスタンブールのバラット地区街歩き

イスタンブールは2度目なので、今回は行ったことのないエリアにも行きたいと思ていました。ネットで検索してみると、旧市街の西に位置するベラット地区が良さげ。中心からもそう遠くないので行ってみることにしました。 昔からギリシャ人やユダヤ人が多く住むエリアだそう。欧米にありそうなヒッピーっぽいというかボヘミアンな雰囲気です。 カフェなどの雰囲気も良さげ。 カラフルな建物が並びます。 どこもフォトジェニック。 観光客は少なく穴場です。 こちらもカラフル。 丘の上にそびえる

地元民や観光客で賑わうイスタンブールの2大バザールへ

イスタンブールの市場といえば、旧市街にあるグランドバザールとエジプシャン・バザール(スパイス・バザール)。両方とも以前訪れていますが、今回も訪れてみました。 歴史を感じるグランド・バザールグランド・バザールは、1461年にアヤソフィア・モスクの収入源として建てられた歴史のあるバザール。61の屋根ある通りに4,000も商店が店を構え、その面積は3万平方メートルに及ぶそう。1日あたり25万から40万人の人が訪れ、2014年には世界で一番ビジターの多い観光スポットになったそう。

ノスタルジックなオリエント急行終着駅、イスタンブールのシルケジ駅

イスタンブールのシルケジ駅(Sirkeci Garı)は旧市街に位置し、1872年にオリエント急行の終着駅として開業。現在の建物は1880年に建てられ、1886年から2009年までオリエント急行がパリとイスタンブールを結んでいました。 ちょっと残念な現在のシルケジ駅残念ながら現在は地下にホームができ、終着駅の地上のホームから電車は出ていないようで、ホームはスチールの柵で囲まれていました。現在、国際路線はイスタンブールの西、ハルカル(Halkalı)駅からの出発となります。こ

イスタンブールの王道、旧市街の無料観光スポットを歩く

イスタンブールは私は2回目、パートナーは3回目。一緒に来たのは初めてですが、ふたりともイスタンブールはお気に入りの街で、また訪れたいと思っていました。 前回来たときは旧市街のホテルに宿泊し、早朝あちこちのモスクのお祈りでけたたましく起こされる洗礼を受けました。そしてそのエキゾチックな街の雰囲気をすっかり気に入ってしまいました。ただそのときは一人旅で、若い男性から中年男性まで「お茶のもう!」「ご飯食べよう!」「案内してあげる!」としつこくかなり疲れました…今回二人旅だったので

プライド・パレードが禁止されたイスタンブール

イスタンブール到着の日、やたらと多くの警察官や機動隊が街中を警備していました。 海外の要人が来ているのか、何らかのデモが行われているのかと思ったのですが、ネットで調べてみると、プライド・パレードのために厳戒態勢だとのこと。 タクシム広場だけでなくイスティクラル通り周辺一帯やなどかなり広範囲で立ち入り禁止となっていて、ケーブルカーなど周辺を通る公共交通機関も運休。イスティクラル通りと言えば新市街の商店でにぎわうメインストリート。その裏通りも含めてかなりのレストランや商店があ

オスマン帝国の古都ブルサで出会ったネコたち

これまでトルコのネコたちをいろいろ紹介してきました。 オスマン帝国の古都、ブルサもたくさんのネコがいました。そのいくつかをさらっと紹介します。 まずはシーフードレストランが並ぶという通りに行ったとき。行ってみたらすごい客引きでウンザリ。 その通りの一本隣の道を歩くとレストランの入り口の前にネコ小屋が。残念ながらネコはお留守。 先ほどのシーフードレストランの通りの入り口の手前に地味なシーフードレストランがあり、客引きがいない!しかも、ほかのお店より断然安く即決。 シー