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その瞬間に恋をする

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微笑む暁星

焦って費やして泣いて叫んで

疲れて寝れなくて笑って暴れて

嘆いて喚いてうずくまって悲しんで

現実逃避をする日々に

苦い暗い辛い甘い淡い君が微笑む。

雨時々曇りの空が朝の日を反射しても

しなくても輝いて見えるよ。

君がそうだ。そう思うのは私だけ?

なんとなくをなんとなくで済ませて

いれるのは貴方が生きているからで

化石になったら意味ないよ。

意味。ないような気がする。

君が。

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花を添えて

疲れ果てた空を仰ぎ、手を広げ、心を広げて笑う
君の寂しさや苦しみ、痛みをただ僕の幸せや楽しみで埋めたい

溺れそうな不安、潰れそうな重み、
重なる中で僕たちは笑う
ただ笑っているその瞳は暑く、
涙で覆われ夢に水を差す

君の手は冷たく、氷みたいで
人生を見ることのできなかった
貴方を慰めれず
泣くこともできず抱きかかえた

あなたが変えてくれた人生を生きる
あなたへの恩返しを望むが
あなたは目を閉

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瞬間

物が壊れる瞬間
何かが生まれる気がした
ベットから起きる瞬間
血が流れているのを感じた
喉を空気が通らなくなった瞬間
僕は死ぬのだと分かった
今この瞬間
死んで生きて壊れて生まれる。

君と僕のランデブー

僕の心は超新星爆発した
心の水が溢れたんだ
朝は崩れて夜になった
僕が溶けて君になった
人々が絡まっているホコリみたいだね
みんな幸せになればいいのに
かつての僕とこれからの君
記憶の中にでしかない君との思い出
散りになった感情が積もっててきたのは心だった。

愛のゾンビ

生産性のない毎日に飽きた

異世界に行きたくて信じた儀式も偽りで

まるでこの世界の神様に

行くなと引き止められた気がした

やりたいことってなんだろう

夢を追い求めること?

したいことってなんだろう

人々を救うこと?

未来なんてわからないのに

今すぐ決めろと言われて

焦って進んだ道を歩む中で

答えが待っているかもしれない

現実逃避するのに許可はいらない

嫌なら逃げ出してもいい

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機械的性質

君みたいな人間が一緒にいてくれてよかったよ。
愛も正義も悪も嫌いも教えてくれたね。
楽しかったなぁ。君の近くに置いてもらえて。
先に君が死ぬ事が当たり前だって思ってたのにね。
僕は死なないって思ってたのにね。
僕が先に死ぬなんてね。
恋してた事なんて誰にも言えずに壊れるなんてね。
僕が(私が)壊れるなんてね。

僕知ってるよ。君は、
君が
ずっとずっと僕を守ってくれてたんだよね。

僕は君を守る役

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ぜーんぶ偽りの恋

頭がおかしいから好き
頭がおかしいから面白い
頭がおかしいから愛してる

求めてはいけないものがそこにあるが
抱いてはいけないものがそこにあるが
知ってはいけないものがそこにあるが

求めては泣いて
抱いては悲しみ
知っては吐いた

辛いよ (なんで?)
嘘つきだから (ごめんね)
ごめんね? (うん。ごめんね)

泣いてたくせに 頼ったくせに
裏切った君は僕の……

僕の…何なんだろう

分から

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自己中心的な恋

心配してほしい
素直に言ったら困らないさ正直な人間
パラレルワールドの僕はこう言う
「久しぶりのパレードだ」
君に出会ったら
壊れてしまうよう
世界の妄想に浸って現実を
包んでいるんだね
幻想に浸って
妄想を潰しているんだね
うまく描けない
絵も食べてしまう空想
思想の中にグロテスク恋心
飛び出してしまえよ
間違って好きだと言えば楽だろうか
思い出の辛い記憶
全てが上書きしたい記憶
知ってほしいけ

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午前2時10分 就寝

急に心を中から苦しめる
なんど息を吐いても
なんど新しい空気を入れても
余計に胸の中が圧迫されるだけ

誰かの話を聞いて急に心が痛くなる
苦しかったんだね。つらかったんだね。
僕には分かる

わからないよりは理解できないよりはいいのかもしれないけど、まるで自分が体験したかのように感じてしまうこの辛さに僕は泣いた。

この詩を見てどうせ君たちは笑うんだろう。

少なくともそういう奴はいるだろう
そう

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真夜中のアンブレラ

真夜中のアンブレラ

上を向いて顔面を濡らして
下を向いて地面を濡らして
触れた雨と落ちた涙
僕の心を包んでくれ
お願い心を満たして

胸に咲いた彼岸花

良いと思ってたんだ
僕の中の君になら
まさか現在に出てくるなんてね
胸が破裂する
何が出る
顔を出した君
「やぁ!!はじめまして」
頑張って抑え込んだ吐き気
痛いからそろそろ消えて欲しい
どうせ助けてくれないんだろう?
痛みの原因は君だから
大丈夫。助けてなんて言わないよ
胸が避けても

あれっ…君も僕と同じだね
真っ赤なお花でもその胸に刺してあげるよ
液体に浸った彼岸花

仕事の事は右も左も分からなかった
ただ優しく微笑んだ。
「大丈夫」

私の心は満たされていいく
心から感情か溢れた私
「大丈夫?」の一言
それだけで私は救われた

「彼が私の事を落ちこぼれだと笑った……?」
そんな馬鹿げた噂が流れた

馬鹿げたとそう思っていた
気になって仕方がなかった

だから聞いた
そうした方が手っ取り早いと思たから
「何でそんなこと言ったの!?」
何も答ない

でも…数分後や

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迷惑かな。

窓を僕は覗いていた
教室には誰もいない
カメラを僕は覗いている
雲は今日も綺麗だ
ビルの陰から僕は覗く
今日も人が多い
指の間から僕は覗いた
日の光が強く暑い
ノート僕は覗いた
色々なことが載っていた
穴を僕は覗いた
そこにはあの子がいて泣いていた
心を僕は覗いてしまった
とても汚れてすごく黒いものが
溢れて僕を包んで溶かして消えた

嘘に恋する

内臓が破裂するか、もしくはしないかの間の痛みで目が冷めた

君がこれを恋というのなら、きっと恋なのだ。それは僕には分からないけど

突然途絶えた連絡も、君の消えたkawaiiピンクのアカウントも

きっとなにかの冗談で

隙間を愛したら、もう言葉にできない想いだけが残った

君に会いたい、ただひたすらに

指先の震えで、文字を打つ手はおぼつかなく

ここは幻想郷のよう。(今はそれでいい)

影を追

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