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理系院卒が実感した「会社で活きたスキル3選」


大学院を修了しました。

2024年3月どうにかこうにか大学院(工学系)を修了できました。

学部と院をあわせて6年間同じ大学に通っていたわけですが、思い返すと一瞬のような長かったような。
一浪+6年私立で親には本当にお金をかけてもらったので、これは無駄にできないなと。これから頑張らねばなりません。

さて、いまは4月からの全体研修(400人超え!)の終えたタイミングです。
キリが良いということで、「研修を通して活きた大学院のスキル」をまとめたいと思います。

以下、簡単なプロフィールです。


■私について
年齢:25歳 男性
専攻:通信分野、アンテナの設計・シミュレーション
特技:声が大きい。好き嫌いがない。

■会社について
所属会社:日系通信企業
配属部署:ネットワーク系(基地局の運用保守とかするみたい)


活きたスキル1:発表力


大学院の研修室では毎週、進捗報告がありました。
PowerPointで進捗のスライドを作り、それを元に研修室メンバー+教授に発表します。

その中で養われたコツや経験は、研修のGWなどでも褒めてもらえました。
例えば…

■スライドについて
・目次を作る
・データ/根拠を示す
・見やすいレイアウト
・1スライド1メッセージ

■発表について
・1文を短くする
・接続詞を意識する
・結論/大枠から話す
・大きな声でハキハキ話す(とっても大事!)

などなど…(もっとあるよな…大丈夫か自分…)

こういうコツって、ある程度の場数がないと言語化できるくらいまで意識することが難しいと思います。

それに意識したってなかな上手にできるわけじゃないんですよね。

まだまだ勉強中ではありますが、だからこそ大学院の頃から勉強を始められたことは幸いでした。


活きたスキル2:論理的思考力


論理的思考力って抽象的すぎて結局なんなのかよくわからないと思います。

僕もよくわかっていないのですが、無理やり一言で言えば
「目的に対して適切な手段を選択する力」なのかなって。

例えば、「会社が盛り上がる新サービスを考えよう!」というGWがあったとします。
そうすると「Aっていうサービズどうかな!」「既存のBをこうしようよ!」って、つい具体の話から入っちゃいませんか?(僕は入っちゃいがちです)

でも、「新サービスで会社を盛り上げる」ことと、「サービスAをリリースする」ことって、実は結構ギャップがあるんですよね。

サービスAをリリースする

Aを利用した人が会社のファンになってくれる

他のサービスB,Cも使ってくれる

会社が盛り上がる(売り上げが上がる)

みたいな。

このフローの間でも、実は沢山の考えるコツが必要です。

・ゴールまでのロジックを1つずつ認識できているか。
・目的を考えず手近な手段に飛びついてないか。
・「大きな目的」(会社を盛り上げる)のための「小さな目的」(ファンを増やす)を設定できているか。
・そもそも、「会社が盛り上がる」=「売上が上がる」というゴール設定は正しいのか。

ゴールまでの沢山のステップを認識して、言語化して、共有して、実行する。

こういう「ゴールまでの計画力」みたいなものが論理的思考力なのかなって思いました。


活きたスキル3:みんなで頑張る力


僕が一番実感したのがこれです。
大学院では研究を自走することが求められますが、同時に「後輩と一緒に研究室みんなで頑張るリーダーシップ」が求められました。

これって、会社とすごく似ています。

個性が違うメンバーの長所をあわせて、ゴールに向かって頑張る。

ゴールに向かって「進める」じゃないですよ。

「頑張る」です。

リーダーとして、メンバーが頑張りたいと思えるような姿勢を示すこと。

自らの行動で、言葉で、メンバーを引っ張って巻き込むこと。

もちろん、これがうまくできないこともあります。
うまくできないことのほうが多いです。

それでも、自分がチームの中で貢献したい役割を意識して挑戦しつづける。

この姿勢こそが、僕が大学院で最も学んだことなのかもしれません。



なんだか書いてたら活きたスキルなのか、活かしたいスキルなのか
こんがらかった文章になってしまったような気がします。

「学校で学んだことは仕事で活きていない」

こういう言葉を聞くことも多いです。
たしかに、知識面で活きることは少ないです。

でも、

・つらい中でも研究室メンバーで頑張った経験

・うまく行かなくても挑戦し続ける姿勢

こういったものは、今後の人生でも必ず自分を支えてくれると実感しています。


今の気持ちを忘れずに、これからも頑張っていきたいです。

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