働くママをサポートしていく
高校受験の学習支援を一年間して強く思ったこと。
それは、働くママがどれだけのマルチタスクをこなしているかということ。
働くママは、仕事が終わってからもやることがたくさんある。
私は一週間に一回、主にJ君の学校からの配布物整理や宿題の進行管理するため、J君宅に通っていた。
J君の許可を得てカバンを開け、保護者が見る配布物を優先順位をつけて、内容を要約・準備し、説明するのを待った。
だけど、J君ママは聞く時間がない。
帰ってきたら、食事の準備やPTA仕事、そしてこれが難敵、次男からのママへの報告アピール。(私にわざと対抗してるとさえ思える😅)
身内の私でさえ、話しかけずらいオーラを出しまくっている。
長男のJ君が忙しいママや6歳年下の二男を思いやって(半分メンドクサさもあり)配布物を先送りにするのも理解できる。
そこで、私はグループLINEなど文明の利器を駆使して、ママ&パパに配布物や宿題などの情報共有を続けた。(私が一番配布物を熟読した自信あり❣)
これは、学習塾や家庭教師では、やってくれないと思う。
だけど、受験って学力よりも、子どもと親のコミュニケーションを試されてるんじゃないかと思うことが多々あった。
30年前と比較すると、テストの点数よりどれだけ計画的に主体的に学習を進められるかが重視されている。
J君は記憶力・計算力は秀でているのに、成績が芳しくないのは、忘れ物や遅刻のせいなのだ。だから、保護者がちょっと手助けすれば成績は格段に上がる。
実際に、二年生終わりで5段階オール3だった成績が、受験直前には、理科‣数学など合計5ポイントもあがった。(これは本当に安心材料だった)
学習支援というサービスだったけど、私はJ君に勉強をほとんど教えなかった。なぜなら私がそばにいる時彼はほとんど、昼寝していたから。
それでも、塾に通ったり、土日・夜遅くに学校の試験勉強をしていたので、成績が上がったのだと思う。
これは手前みそだけど、私が学習支援に入っていなければ、J君ママの感情はもっとアップダウンが激しくてJ君は勉強効率が下がっていたと思う。
J君ママは家が散らかっていると、イライラして配布物の説明を聞く前にJ君に「片づけて!!」と叫ぶので、私は毎回、事前に食器洗いや洗濯物整理・片づけをやっていた。(J君が昼寝しているのでそれを代わりにやった)
私もJ君ママだったら、仕事で疲れて帰ってきて子どもの制服やランドセルが脱ぎ散らかっていたら、そして、当人たちはゲームやテレビ前でダラダラしていたら怒鳴ると思うから気持ちは分かる。
でも、受験生がいる家庭という目線からみると、これは非常にもったいない。(ちなみにJ君パパは料理したり洗濯したり勉強見てあげたりしてるので、ママはかなり恵まれてる部類)
これまでは、J君の学習支援だったけど、これからは、実態に合わせて働くママ支援サポートと支援先を変更していく。
私も以前はフルタイムで働いていたから、人手不足な組織で働くことがどれだけ大変か理解しているつもり。
身近なところから役に立ちたい。
そして、働くママの支援をすることで得た気づきを必要な人に情報共有していきたい。
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愛だけがある。
全ての存在の根本に愛がある。
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