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自転車日本一周WWOOFの旅(28軒目:熊本県) 〜アグリクエスト/ファームファンタジー(仮)〜

WWOOFを活用し、農家さんをお手伝いしながら農レベルを上げ、自転車で日本一周もしちゃおう & 地元でしか味わえない美味しいものも食べちゃおう & 観光地ではない自転車ならではの風景もお届けしちゃおうのUmiです。

WWOOFでのアグリクエストではなかったけど大満足の屋久島を出て、次の目的地熊本県菊池市へ! 九州本土を通って最短距離で山を越えて行くよりも、距離は長いけど天草を通って行きたかったのでちょっと遠回り。

なぜ天草へ行ってみたかったかというと、歴史でキリシタンについて学んだからだけではなく、宮崎県の高千穂で出会った方がスピリチュアルな方で、天草の過去の出来事を感じて、関連する寺社を巡っているという話を聞き、最近よくスピリチュアルな方々に出会うなぁと思いながらも、面白い方だったのでその方が何を天草で感じたのだろうとちょっと気になっちゃったんです。

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しかし、スピリチュアルな感覚が鈍い私は特に感じるものはなく、サクっと再出発してしまいましたw 

その日は上天草市の大矢野島と九州本土を結ぶ橋の下にある「ハシンシタ」という宿へ。通り道だからというだけで選んだ宿だったのですが、オーナーが釣りが好き過ぎて看護師を辞めて釣り船を始め、そこからたまたま良い物件を見つけて始めた宿がなんと超穴場の釣りスポット。宿泊客なら敷地内からそのまま釣りが楽しめちゃうところでした。

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しかもその日は満潮の時間も夜のちょうど良い時間で、魚が肉眼でウヨウヨと集まっているのが見えました。釣竿も自由に使って良いという気前の良さ。オーナーが釣り方も教えてくれて、素人の私が針を投げて言われた通りに巻いたらいきなり大きなスズキが釣れ、その後も巻き方を変えたりすると面白いように違う種類の魚が釣れる入れ食い状態でした。

人生2回目の入れ食いw 釣れるからといって取りすぎはいたしませんよ!

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ちなみに初の入れ食いは青年海外協力隊時代にパナマで行った船釣り(下の写真)。餌もつけてない針を入れても次々とカツオが釣れましたw でも船酔いが酷くてすぐにダウンし釣り針に餌はつけないのに撒き餌はするという苦い記憶。。

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釣った魚は熊本市内に住んでいる青年海外協力隊時代の友人がたまたまこちらの方へ来る用事があったので差し上げました。そしてようやく目的地へ。

今回お世話になるのは友作農園。私が訪れた6月は色々なものを作っていました。

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小高い丘の上にあるので天気がいいと向こうには島原の雲仙岳が見えます。毎朝ここでUmiラテを飲むのが日課に。

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農作業も家事もこなす園主の友作くん。息子が2人いて、下の子はまだ小さいのでおんぶしながらの作業も。たくましく育っています!

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奥さんももちろん農作業も家事もこなしますが、段ボールで作った燻製器で燻製も作っちゃいます❣️ これは地元のジビエ肉。

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近くでプラムもビワもたくさん採れます❣️

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夏は日中暑いので早朝に起きて作業し昼間はゆっくり。子供にブランコを作りたいということでYouTubeで作り方を見て、竹を切り出してきたり。

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冬用に薪を割ったり。薪割りの時も子供をおんぶしてやっていたので子供はたいそう揺れていましたw それでも寝ているというたくましさw

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雨の日にはここで育てた紫芋やニンジン(もちろん梅やフルーツも)で作ったジャムのラベル貼りなどでのんびり過ごします。

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子供がジャムを食べるとこんな感じになりますw

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収穫した野菜は8の付く日に開かれるひとしずく朝市でも販売しています。

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環境に配慮して葉っぱで包めるものはプラスティックの袋を使わずに販売。

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無農薬、オーガニックで育てた野菜やヴィーガンのスウィーツなどこだわりの物ばかりが出店されていました。ウクレレ教室が開催されたり皆さん楽しくやっています。

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友作農園では野菜の他にタコ焼きも販売。奥さんは高校卒業後、進学も就職もせず暇だったためスノボーをしに毎日のようにスキー場に通っていたら、そのスキー場でタコ焼きを売っているおじさんに「お前毎日来てるけど何してんだ?暇なら明日から手伝え」と強引にスカウトされ、タコ焼きを売ることに。それから店も任されるようになり、繁盛店へ。

その後独立し、地元でたこ焼き店をオープン。それから行列のできるタコ焼き界のアイドルに‼️ 彼女に会いにタコ焼きを買いに来るお客さんも多かったとか。見てくださいこの美しいタコ焼き‼️ そんな超繁盛たこ焼きプリンセスから自給自足に近い生き方に天使ん‼️ いましたねここにも面白い人が‼️ 

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友作くんはなぜ農業を始めたのでしょうか?

「海外でヒッピーカルチャーに触れ地球の偉大さを再確認。地球がずっと元気でいてほしいとおもう反面、このまま資本主義が加速すると経済崩壊から水や食料の奪い合いが始まると感じて、自分の身は自分で守る。家族や友達の食料は作れるようになりたいと思った事で、自給自足しながら衣食住ライフを楽しむ事にしたよ〜🙂 楽しみながら自己防衛😊 今は農的暮らしのワクワクや家庭菜園応援 在来種や固定種の種を繋げることを皆でシェアできたら嬉しいと思ってるよ🥳」

とのことでした。

私の場合は青年海外協力隊派遣時に自給自足で独自の文化の中で暮らす部族の方々に出会って自給自足の強みを目の当たりにしたのが農業に関心を持つきっかけだったので、思いは似ていますね。


この朝市では面白い人たちばかりに会いました。酵素玄米中心の食事だけでボディービルディングメイキングをしている人。医師の免許は持っているのに医者を辞め東洋医学を学び、漢方を求め世界中を旅していた人が最後の地はアマゾンまで行ったけど、人間の病気は外からでは治せないと悟り、そこから自己治癒をするための研究をしていたら仏教の考え方と交わるようになり、今では舞う(踊る)ことで難病を治してしまうという療法を編み出し、すでに多くの方が難病を克服したという見た目が仙人のような不思議な人。その人は70を超える年齢で10歳の息子がおり、今の奥さんも前の奥さんも同じコミュニティー内で暮らしています。この人には世間のルールや常識なんて当てはまらないんだな、人生なんでもありだな、と私自身が非常に励まされました。

そのコミュニティーは阿蘇にあるのですが、東日本大震災を機にこちらに移ってきたそうで、その方々の多くは化学物質過敏症らしく、世間には食べられるものがほとんど売られていないので、無農薬・無化学肥料で作っている野菜を探し求めてこの朝市まで買いに来るのだそう。

そして口に入れただけでも農薬が使われているかどうかわかってしまう方たちが、友作農園の野菜には全く感じないということで、いつも買いに来てくれるそうです。有機栽培をしていても作っている場所によっては土に残留していたり、周りの方々が農薬や化学肥料を使っているとそれが流れてきてしまうこともあるのだそう。友作農園の野菜すごいんです‼️

別の日には私が週5日朝活で行っているUmi Room Fit+講演会を友作くんが地元の人のために企画してくれ、近くの廃校になった体育館を借りて行いました。

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急な告知だったにもかかわらず意外と多くの方に集まっていただき、その中には同じ熊本県でサイハテというエコビレッジで中心的なメンバーとして活躍しているサカイ ユウキくん家族も。友作くんとユウキくんは20代の頃九州をバックパッカー仲間として一緒に旅をしたことがあったり、たまたま同じ時期にオーストラリアも旅をしていたという友人同士。サイハテも面白い場所なので今度伺う予定。ユウキくんはサイハテ村の話もnoteで書いていて面白いのでぜひ読んでみてください!


あっという間の1週間でしたがここでも色々な農法の違いも教えてもらったり、地域の方々とたくさん交流ができたり、この地域気に入っちゃいました❣️ 皆さん自分たちで自分たちが気持ちいいように暮らしている様子が私もすごく心地良かったです!

それぞれの地でそれぞれが想いを持って生きているんですよね。それは皆さんが普段目にする主要なメディアやSNSなどにはあまり出てこないかもしれませんが、確実に存在して、それぞれのやり方で豊かに暮らしてるんですよね。日本のメディアやSNSの情報ばかりに囚われず、色々な社会や地域、考え方に触れて自分なりの暮らしをするのって本当に素敵でかっこいい✨ どこででも幸せに生きていけるはずなのにそうでない世界・価値観に留まっているのはもったいないです。

皆さんの色々な生き方のお役に立てればと思うのでぜひシェアなどで他の方々にも共有していただきたいです! このような素敵な生き方がこれからの日本や地球のためになります!



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