Nada🐋

旅と自然を愛する人間

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最近の記事

どうやっても死ぬんじゃけぇ

心置きなく話せる先輩と雑談をしていた時のこと。 行きたい場所、やりたいことを話していたら、その人は言った。 「どうやっても死ぬんじゃけぇ。高貴な人間だろうがみんな死に向かって向かっとるんじゃけぇ」 私はバカみたいに元気が出た。そうか、みんな死ぬんだよな。 だから、やりたいことはやった方がいいし、誰かの思い出で行った気になってる場合じゃないよな、とも思った。 ポジティブなんだかネガティブなんだかよく分からないけど、「いつかはどうやっても死ぬんじゃけえ、まぁやってみるか精神」を持

    • 宇多田ヒカルさんを語りたい

      寒くなっていくのが嬉しい。 感覚が研ぎ澄まされていくこの感じ。考え事をたくさんしたくなる。 先日、コロナになって自宅療養をしていた。8日間のお休みをもらった。半分ぐらいはしんどかったけど、でも悪くない時間だった。 昔好きだったアニメを見返したり、絵を描いたり、音楽を聴いて過ごしたり…。 特に、宇多田ヒカルさんの曲をたくさん聴いていた。 Netflixにあるライブセッションの映像がとても良かった。最新アルバム「BADモード」の曲たちが中心だけど、彼女が昔「Utada」名義で

      • 最近のいろいろ

        🌺ありがとうハイビスカス 一番好きな花はハイビスカス。どう考えても一番かわいいと思う。 この間、実家に置いてたハイビスカスが咲いた。それも、たまたま実家に帰った次の日の朝。たった一輪。 ピンク色の立派な花が咲いててめっちゃ嬉しかった。ありがとう〜〜〜って愛でまくった 🔷ターコイズ 3ヶ月ぶりぐらいに美容師に行った。 1年前ぐらいに切ってもらったところに久々に行ってみた。 今まで長く行ってたところがあったのだけど、なんか違うなぁと思うようになってきた。シャンプー中に陰謀論じみ

        • 「ひとつであることを思い出すんだよ」

          休日だった今日、私は11時間ぐらい寝てました。 最近寝不足気味だったので、それを全部帳消しにする勢いで笑 眠っている間、よく夢を見ます。 夢ってだいたいシュールじゃないですか。だから面白がってメモするくせがあって、それを続けていたら何となく内容を覚えていられるようになってきました。 タイトルの言葉は、今朝の夢の中で誰かに言われた言葉です。原文そのまま。 声が聴こえたというより、文字が出てきた感じ。 どんな夢だったかというと、私と何人かの仲間がいて、たぶん地球だと思うのです

        どうやっても死ぬんじゃけぇ

          「 間 」

          最近引っ越しをした。 前の部屋が気に食わなくなったからだ。 建物自体の問題ではなくて、その部屋を飾り付け、暮らしてきた私の心の在り方。 壁を、たくさんの写真でうめていた。 色とりどりで、ちぐはぐなカーペットや家具たち。 買いすぎた服と本。 いろんなものがとっ散らかっていて、いつも雑然としていた。いろんなことに集中できなかった。情報過多な部屋だったと思う。 でも、私はそれに安心して、ある種溺れていたと思う。そんな部屋は、少しずつ私からエネルギーを奪っていたんじゃないかなと。

          「 間 」

          Less is More

          どんな出来事も、そこに善悪は無いんだと考え始めた。 ただ起きているだけで、誰かを喜ばせようとも悲しませようともしていない。 そこに意味付けをするのは、受け取り手の意図があってのことだと思う。 人間だから、起こったことに対して嬉しかったり悲しかったり、怒りを覚えたりするのは当然だ。 ただ、沸き起こってきた感情を味わった先に、「じゃあ自分はどうしたいか」という問いかけがあっていいんじゃないかと思う。 新型コロナウイルスが世界中で猛威を奮っているが、私は、ある種の「スキャン」が

          Less is More

          ふたご座流星群撮影記

          今朝、ふたご座流星群を撮影しに行った。 夕方で仕事を終えて機材や暖かい服、飲み物などを準備して仮眠を取り、0時ごろ家を出発。 北の方にある山へ向かった。 片道約1時間半。1時間は高速道路だが、降りてからは30分ほどの暗い山道。凍結によるスリップと、野生動物との遭遇に気をつけながら慎重に運転した。 1時半ごろ到着。 駐車場には誰もいなかった。 真っ暗で、無音の空間にひとりぼっち。 その山は、ツキノワグマの目撃情報が結構ある山なので緊張した。 そして、気温は0度。風は全く無か

          ふたご座流星群撮影記

          Contrast

          海に行ったら元気になった かれこれ1ヶ月も海に行ってなかったことに気付く それまで、こんなにも心と身体が海を欲していることに気付かなかった 心がカラッカラになってた 何もしたくなくて、何かが淀んでいて、色んな不安が大きくなってた 海を見ると安心する 足場の悪い場所で、突然現れた手すりにすがるような気持ちになった あるいは、充電がほとんどない電子機器を充電器に繋いだ時のような安心感 裸足になって砂に足を軽く埋める 手を後ろについて胸を反らせ、深呼吸 マスクは外してしまおう

          クマさんからのメッセージ

          山あいの田舎道を友達と歩いていると、遠くからたくさんの人の叫び声がした キャーーー!クマが来る!!! 黒くてまあまあ大きめのクマがこっちへ向かってくる みんなパニックだ そばにあったジャングルジムに登って逃げたけど、下りて走って逃げようとした時にあっさり追いつかれた 私は右脚を掴まれた なんとか引き剥がそうと、両腕でめいいっぱいクマの背中を押す 助けてー!って叫ぶけど助けは来ない だめだ、食べられる 良くて車いす生活 でも、もう人生終わりだと本気で思った そこで目が覚めた

          クマさんからのメッセージ

          作家名 Nadaの由来

          人について説明する時、その人をその人たらしめる要素は何かと考える。 国籍、人種、性別、性格などなど。そして仕事(何をして生きているか)と名前は、人を印象付ける上で大きなウェイトを占めると思う。 私は会社員をやりながら趣味でも作品を作っているのだが、最近、本名をどこまで使うかというボーダーラインについて悩んでいた。 どこまでが会社員の私で、どこからが趣味の領域の私なのだろう、と。 さまざまな事情で、本名のままオープンに活動を続けたら、いつか本業に支障をきたしかねない。 仕事

          作家名 Nadaの由来

          思いや体験をシェアすること

          学生の頃、ペンとノートは旅の必需品の一つだった。その日の出来事ひとつひとつを記録しようと、寝る前に書き殴った。フィンランドで見たオーロラの素晴らしさ、台湾でのヒッチハイク、上海のスーパーの店員さんの大あくびなど、感動の思い出から何気ない日常のワンシーンまで、覚えていることは何でも書いてた。 社会人になって、紙に書く時間が格段に減った。仕事で取るメモは除いて。思いや体験を文字に起こして整理するという時間もそれに伴って減った。 よほど印象に残った言葉や体験はスマホにメモするけど

          思いや体験をシェアすること