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異校種人事交流より⑱Final

こんばんは。本日もお疲れ様です。
前回に引き続き、中学校勤務のメモをしていきます。
今回の記事で、中学校勤務備忘録は最後にしてみます。

毎日激務だからこそ卒業式の涙腺崩壊

学生の頃もそうですが、社会人になってから、
何とも言えない複雑な気持ちになることありますよね。
途中で明らかに間違っていることを指摘したのに流されて、
結果何も起こらず無事に終了したから円満でした。みたいな。


卒業式で涙を流すことはありませんでした。
中学校に派遣された3年間の間に3年生の担任を2回経験し、
卒業式も連続2年経験しました。

どちらも涙があふれるまではいきませんでした。
子どもたちの未来のためにすべてをかけて仕事をしているのに、
いろいろなことがありすぎたからでしょうか。

すべて大人が原因です。
奇跡的なのか、これまで出会った生徒が協力的な生徒が多く、
授業や生徒指導で悩むことはあっても、
困ることはありませんでした。

30代半ばになった今、生徒に怒りを覚えることはほとんどなく、怒りを覚えるのは大人に対してです。
教員という仕事の性質なのか、完璧主義な人が多いのでしょうか。

その「完璧」が主観的すぎるのですが。
教材研究やこれまで自分が行ってきた感覚、
得意範囲の枠内でしか行動しない同年代や先輩は、
どのような気持ちや考えで仕事をしているのか気になります。

ゴールは大学受験なのでしょうか。
ルールを守ることが絶対なのでしょうか。
多様化・国際化している日本の未来を見据えた教育をしているのでしょうか。

自分が何も考えずに安らげるから、
これまでやってきたことをくりかえしているのでしょうか。

大人とかではなく人間として、
何も考えずに誰かに何かを施すことは、無責任だと思います。
一昔前の常識を現代の子どもたちに教育して、
困るのは子どもたちです。

私は、時間も力も心も、
かけられるものをすべてかけているつもりです。
人生のすべてをかけているという意味ではなくて、
仕事をする上でMAXをかけているという意味です。

学生の時から、都合のいい大人が大嫌いでした。
学校の先生が言っていることが、
うまく理解できまないことがありました。
今でも。

子どもと大人という立場なので、
知識や経験が平等でないのは当たり前なのですが、
明らかに公平ではないと感じることも。 

中学校、高校に関わらず、
教育現場にそういった一面が残っているのですかね。
今回の学年の卒業式も、無事に終わりますように。


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