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【能登半島地震を乗り越えた女性防災士が語る】輪島のおしゃべり会に参加した!輪島出身の大漫画家の知られざる素顔をおばちゃんがポロリ

6月1日で能登半島地震から5カ月が経ちました。避難所にいる方々は1900人ぐらいとなり、復興に向けて一歩一歩進んでいます。石川県内では各地でおしゃべり会が定期的に開催され、奥能登の人をはじめ、大学生やボランティアの人が集まって語り合う場となっています。ストレス発散にはおしゃべりが一番効果的です。

輪島のおしゃべり会での出来事
金沢市で開かれた輪島おしゃべり会では、輪島出身の漫画家・永井豪さんの実家近所に住むという70代女性が、永井さんの裏話を語ってくれました。永井豪さんは「マジンガーZ」「キューティーハニー」「デビルマン」などで知られる日本を代表する漫画家です。

「ハレンチ学園」裏話
永井さんの出世作「ハレンチ学園」は、当時の少年漫画としては過激な表現で物議を醸し、社会現象になった作品です。この漫画をきっかけに、スカートめくりが大流行し、掲載した少年ジャンプの売れ行きが爆発的に良くなったそうです。1970年代に一大ブームとなったものの、地元では「輪島の恥さらし」と呼ばれていたことなど、面白おかしく話してくれました。

永井豪記念館の火災と展示物の無事
輪島市「朝市通り」には永井豪記念館があったのですが、地震の際に起きた大規模な火事で焼失しました。記念館には、永井さんの直筆原稿や原画、フィギュアなど100点余りが展示されていましたが、幸いなことに、これらの展示物は燃えずに現存していることが確認されました。展示物は市によって安全な場所へ移され、保管されています。

輪島のおばちゃんの話を聞くことで、永井豪さんの知られざる一面や、地元の人々の思い出を知ることができました。おしゃべり会は、避難所生活の中での貴重な交流の場となり、参加者の心の支えになっています。

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