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【能登半島地震を乗り越えた女性防災士が語る】線状降水帯の恐怖!雨音や川の音で洪水が分かる!地震で地盤が緩んでいる場所は要注意

能登半島地震から半年以上経つのに、今でもブルーシートの家が数多く見られます。梅雨の季節に良く耳にする線状降水帯について調べてみました。音で分かる洪水の危険も紹介します。

線状降水帯とは?
線状降水帯とは、同じ場所に長時間にわたって強い雨を降らせる気象現象です。この現象が発生すると、短時間で大量の雨が降り、洪水や土砂災害を引き起こす可能性があります。特に、石川県のように地震の影響で地盤が緩んでいる地域では、さらに危険が増します。

音で分かる洪水の危険
洪水の危険を早期に察知するためには、視覚だけでなく、聴覚も重要な役割を果たします。洪水が迫っていることを音で感じ取るためのポイントをまとめました。

【川や用水路の音の変化】
通常、川や用水路の流れの音は一定ですが、豪雨が続くと水量が増し、音が大きくなります。特に注意すべき音の変化は以下の通りです。
・音が急に大きくなる:水量が急増している可能性があります。
・轟音(ごうおん)が聞こえる:流れが急になり、石や木が流れていることを示します。
・水の流れる方向の変化:普段とは異なる方向から音が聞こえる場合、氾濫が始まっている可能性があります。

【雨音の変化】
豪雨が続くと、屋根や地面に当たる雨音にも変化があります。
・雨音が急に強くなる:短時間で大量の雨が降り始めたことを示します。
・ザーザーという音が続く:線状降水帯による集中豪雨の可能性があります。

【 地面や建物の音】
洪水が迫っている場合、地面や建物からも異常な音が聞こえることがあります。
・地面が揺れるような音:水が地下に浸透し、地盤が不安定になっているかもしれません。
・建物のきしむ音:水圧で建物に負荷がかかり、きしみ始めることがあります。

線状降水帯による豪雨は予測が難しく、急激に危険が増すことがあります。視覚だけでなく、聴覚も使って周囲の変化を感じ取り、早めの避難を心掛けましょう。特に、ブルーシートで覆われた家々は地盤が不安定な場合が多いため、注意が必要です。安全を第一に考え、適切な防災対策をとるように心がけましょう。

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