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【能登半島地震を乗り越えた女性防災士が語る】新生活に向けてキッチンを安全かつ機能的に保つ!キッチン断捨離で空いたスペースを食料を備蓄

災害時、キッチンは家の中で最も危険な場所になります。ガラス製品、鋭利なナイフ、重い鍋などが、地震の揺れで落下すれば大けがにつながりかねません。今回は、キッチンをより安全かつ機能的に保つためのアイデアをお伝えします。新生活が始まるこの時期だからこそ、キッチン断捨離をしてみませんか。

不要な調理器具の断捨離:
年に数回しか使わない特殊な調理器具や、使っていないカトラリー、出番の少ない食器は、思い切って手放しましょう。100円ショップで購入した食器、ホットサンドメーカー、シリコンスチーマーなどが含まれます。出しっぱなしにしていると、物の落下リスクが高まります。

収納の最適化:
手放した後は、残ったアイテムの整理整頓に取り掛かります。ナイフやフォークなどの鋭利な物は引き出しに収納し、落下防止策を施します。また、頻繁に使用するアイテムは手の届く場所に、それ以外は高いところに収納しましょう。これにより、日常の利便性が向上するだけでなく、災害発生時の危険も減少します。

調味料の整理:
調味料も同様に見直してください。必要なものだけを残し、期限切れやほとんど使わないものは処分します。これにより、キッチンのスペースをより有効に活用でき、調味料を探す時間も節約できます。

食料の備蓄スペースの確保:
断捨離によって空いたスペースは、非常食や飲料水などの備蓄用に利用しましょう。非常時に必要な食料を、安全かつアクセスしやすい場所に保管しておくことは、家族の安全を守る上で非常に重要です。

キッチンの断捨離と整理は、ただスペースを整えるだけでなく、災害時の安全性を向上させるためにも非常に効果的です。物が少なくなると、清掃が簡単になり、衛生的なキッチンを維持しやすくなり、非常時の食料備蓄にも余裕が生まれます。キッチンの断捨離を始め、安全で機能的な暮らしを手に入れましょう。

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