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【能登半島地震を乗り越えた女性防災士が語る】被災者のおしゃべり会に参加した!住居や仕事、お金の悩み、リアルな現実

先日、能登半島地震を経験した被災者たちが集まるおしゃべり会に参加しました。この会は、悩み相談というよりは、被災者同士や親戚が被災した方、仕事で輪島と関係する方などが集まり、共に経験を共有し、話すことで心を軽くする目的で開かれました。

「住宅が半壊したが、全壊した方がよかった」「火災があった朝市の場所に立っているとむなしくなった」「輪島に行くまでが大変」などの声があったほか、経済的困難に直面している人々の話が多く聞かれました。特に、地震保険に加入していなかった家庭の苦労や、罹災証明の発行が遅れていることによる困難など、リアルな現状が語られました。復興に向けての若者の創造的なアイデアも求められ、何ができるかを模索する声が多く上がりました。

参加者の中には、久しぶりに再会した輪島出身の方々もおり、彼らが笑顔でお互いの近況を語り合っている様子は、この困難な時期においても、人々がお互いをどれだけ大切に思っているかを象徴しているようでした。おしゃべり会は、ただ話をするだけでなく、絆を再確認し、支え合う力となる場となりました。

災害は予測不可能で突然に私たちの生活を脅かしますが、人々がお互いに支え合い、共に頑張ろうとする姿勢は、どんな困難にも立ち向かう力を与えてくれるのです。今後もこのような交流の場が被災地の復興支援だけでなく、心の支えにもなることを願っています。

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