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【能登半島地震を乗り越えた女性防災士が語る】地震保険(建物)のリアル!体験して分かった厳しい現実~⑥地震保険と共済って何が違うの?

コンビニで、見ず知らずのばあちゃんから「うちはタテコウに入っていたから助かった」と聞かされました。タテコウとはJAの建物更生共済のことらしい。地震保険と何が違うの?と思ったので調べてみました。

建物更生共済(建更共済)は、農業協同組合(JA)が提供する共済制度の一つです。建更は、地震だけでなく、火災や台風などの自然災害によって被害を受けた建物を修理または再建するための費用を補償するものです。主に、JAに加入している農家や地域住民が対象となります。

建物更生共済(建更共済)と地震保険の主な違いは以下の通りです。

運営主体
建物更生共済は、JA(農業協同組合)が運営しています。
地震保険は、政府と民間保険会社が共同で運営しています。

対象となる災害
建物更生共済:地震、火災や台風などの自然災害による損害がカバーされます。
地震保険:地震、噴火、またはこれらに伴う津波による損害のみを補償します。火災保険とセットで加入する必要があります。

加入対象者
建物更生共済:主にJAに加入している農家や地域住民。
地震保険:一般住宅の所有者や賃貸住宅の入居者など、より広い範囲の人々。

補償内容
建物更生共済:建物の修理や再建に必要な費用が補償されますが、補償範囲や額は共済によって異なる場合があります。
地震保険:建物や家財の損害に対する補償があり、補償内容や保険金額は保険契約によって定められています。

保険料(掛金)
建物更生共済:比較的低価格で、地域や建物の種類によって異なります。
地震保険:地域や建物の構造、補償額などによって保険料が異なりますが、一般的には建物更生共済より高額です。

最新の建更は、石塀や駐車場も補償範囲になっているらしいです。関心のある方はぜひ調べてみてください。


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