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《データ分析》から商品設計するときの盲点。平均思考を捨てなさい

よくデータ分析をしていて
このサービスのお客さんは

平均で何歳ぐらい
顧客単価いくらぐらい
利用頻度は何回ぐらい

みたいなデータをとることがあります。

だからといって、
新しい商品やサービスを設計する時、
上記のデータ分析を元にして

平均の年齢向け
平均の単価
利用頻度平均を意識した設計

にしてしまうとだいたい失敗します

これはギルバート・ダニエルズ中尉の検証を
元に参照されたものですが、

「平均的な人なんて
 世の中にいない」ということです。

パイロット4000人の寸法を測って判明した「操作ミスによる墜落事故」が多発した理由とは?(参照記事)
・140項目にもよる調査で製作した
 平均寸法にあわせた機体設計で事故が多発
・平均寸法に合致する人は0

当たり前ですが、
世の中には身長の高い人から低い人がいて
それを合算して人数で割ったら平均身長が出ます。

だからといって平均身長にあわせた
体にジャストフィットするジャケットを作るとします。

が、誰一人ピッタリと着ることが
できないということです。


これは割と商品設計や
サービス設計を行う時もやりがちな盲点
です。

ゆえに、平均的な価格をつけても売れないし
平均的に遊べる仕様を作っても売れないんです。

データ分析をするときも
トップ何%の人の中を解析して
下位何%の人の詳細も見る。

そうしないと中の詳細は
結局詳しくはわからないってことになります。

だから私はよく、周りの商品やサービスにあわせて横並びのように単価を統一したり、商品をありきたりにすることもあまり意味がないと言っているのはそういうことです。

【執筆者:うきょう】
ゲームプロデューサー & 事業プロデューサー。ソフトバンク、LINE、NHNを経て2回目の起業。オンライン、オフライン問わずに幅広い職種でも対応できる事業戦略や商品、集客企画が強み。

実施しているクリエイターズサロンでは、合計面談数は100名以上。ゲーム開発や経営者のみならず、主婦の方が独立して事業を作り出して収益を上げ続けている実績や、田舎の教室ビジネスの収益アップなどの実績も出ています。

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