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ゲーム業界4名による質疑応答(一問一答)/一般職から転職されたねじおさんの場合

ゲームプロデューサー、うきょうです。

今回は、先日行ったゲーム業界で活躍するクリエイター4名によるオンライン座談会の内容を切り出して一問一答形式でお届けしたいと思います。

ご質問があれば、お気軽にコメント欄へのご記入、またはTwitterのDMにいただければ回答させていただきます。

アーカイブ音声(全編)はこちらから視聴可能です。

●質問:ねじおさんがゲーム業界に就職された流れ。経緯

(音声ではVol1.の21分頃〜)

Q:ねじおさんはもともとゲーム業界を目指していなかったとおっしゃっていましたが、どういう経由でゲーム業界に入られたのですか? やっていたこととか、役立ったことっていうのは具体的にどんな感じだったのかなと。

ねじおさん:
そうですね。いわゆる普通の人だったんです。ゲームをバリバリやっているとか、今で言う、eスポーツに出るほどすごいとか、そういうことが全然なくて。本当に普通に遊んでたので、クリエイター側になるなどは全く考えていませんでした。

大学時、新卒でのゲーム業界は1社も受けていませんでした。唯一近いところでは、オモチャの会社を受けたぐらいですね。

ゆえに大学卒業後は普通の仕事をしたのですが、なまじ芸術大学を出ていたので、働きながらも「何かクリエイティブなことしたいな」と考えていたところから、クリエイティブな仕事を探したのがきっかけです。


Q:どういう形やきっかけでゲーム業界に入社されたのですか?

ねじおさん:
例のロボットアニメがたまたま好きだったのですが、たまたま受けた会社が、そのロボットアニメのゲームが詳しい人を探していました。

そこで、入社してからはあれよあれよで仕事をすることになったのがきっかけです。


Q:ちなみにどの職種で転職が決まりましたか?

◆ねじおさん:
いわゆるソーシャルゲームの運用プランナーです。作品は運用フェーズに入ってる案件で、イベントシーンとかシナリオをスクリプトの設計をやっていました。

会話内容が原作と合っているのかとか、ファンにとっても受け入れられるものかとか。そういうことを考えたり見たり作ったりするお仕事から入りました。

Q:元々好きなタイトルの知識を求められてたというか、それがマッチングして、入られた感じ?

◆ねじおさん:
プランナーなんて職は経験したことないのですが、いきなりそこの現場に入ることになった感じでしたね。

何て言うんですかね、未経験でクリエイティブな仕事ってすごいハードルが高くて、最初は全然(書類が)通らなかったんですよね。他の業界も含めて、はい。

その中でたまたまぶつかったのがゲームだった。私ははそういうパターンでした。

●オンライン座談会に参加した方紹介

◆派手カイトさん
ゲーム業界は今7年目。コンシューマタイトルの作品がメインでやっています。もともとプランナーで入りまして、直近のタイトルではディレクター補佐、仕様設計、企画提案、収録までいろいろやっています。比較的プロジェクトは大きいですが、開発規模や小さめなので、幅広く担当させていただいております。

(補足:超有名タイトルを多く手掛けており、業界通でもあります。)

◆仕様さん。
@shiyoumasayume
https://note.com/shiyoudesu

ゲームプランナーです都内の会社で働いてます。
簡単な来歴で言うと、僕経済学部を出てゲーム会社に入りまして、そこからコンシューマータイトルで、「フワッとしたイメージを具体的なゲームデザインを起こす仕事」などをやっています。まだまだペーペーなんですけど、自分が面白いと思うものを作って、それを人からも面白いって言われるように頑張っていきたいなと思いますし、毎日ゲーム開発をやっています。よろしくお願いします。

(補足:超有名タイトルも手掛けており、若いながらも言語化も視点もすばらしい方です。個人開発もやられていたりと精力的に活動されています)


◆ねじおさん
@nejionote
https://note.com/negikojyo

経営等ゲーム会社で人事という立場なんですけど、採用ばっかりやってるわけではなくて、中の問題解決とか、トラブル対応とか、雑用ですw私自身は芸術大学を卒業していて、全然違う職種に行ってゲーム業界を目指していなかった人間で、割と珍しい経歴になってます。そこから企画職として潜り込んで、あれれよとこんなポジションになったという感じです。
メイン業務は他の人がやらないこと全部みたいな、そんな感じです。でも情シスさんほど、ヘルプデスクができるわけでもなく、開発の皆さんほどゲームが作れるわけでもなく、なので、雑用ですw

(補足:こうはおっしゃっていますが大規模企業で人事だけでなく幅広いことに知見が広い方です。ゲーム業界を目指されている方はnoteは必読です)

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