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誰でも世界と取引が出来る未来~「マクアケ」と「Indiegogo」の業務提携から~

今回はこちらの記事から学んだことについて、考察していきたいと思います。

テーマは「海外進出」です。

・「マクアケ」「Indiegogo」とは?

マクアケ」は2013年に設立された日本企業で、「Indiegogo」は2007年に設立されたアメリカ企業です。

どちらも、クラウドファンディング事業を中心にしています。
そして、HPを拝見して、どちらも世の中で流行する前の商品がプッシュされていると感じました。各企業が、「Makuake」や「Indiegogo」を、テストマーケティングの場として利用していることが分かります。

実際、IndiegogoのHPには

Indiegogo is where early adopters and innovation seekers find lively, imaginative tech before it hits the mainstream.(HPより抜粋)


と記載されています。

ちなみに、こちらの記事から分かるように、Indiegogoは以前から日本に進出していきたいと考えていたそうです。

・提携から何がうまれるのか

提携は、改めて、海外事業への進出に対するハードルを非常に下げる働きをしそうです。

提携側の視点だと、提携をすることで、お互いの利用者を増加させられます。
つまり、Makuakeにアメリカ人を中心とした利用者、Indiegogoに日本人を中心とした利用者が増加しそうだ、ということです。

サービス利用者の視点だと、クラウドファンディングというテストマーケティングに向いているサービスを、海外でも使いやすくなるということが大きいと思います。
たとえいい商品が出来ても企業規模がないと難しかった海外進出が、よい商品があれば需要がありそうな海外層にアプローチできるようになりそうです。

記事にもあるように「マクアケ」は、これまでも「Wadiz」や「造点新貨」といったサービスと提携することで、海外進出したい人にアプローチをしてきました。
今回はアメリカ企業でしたが、これからも色んな国の企業と提携をすることで、いつか「マクアケを利用すれば、どの国にも商品進出ができる」ようになっているかもしれません。

・決済方法の変化

これは、クラウドファンディングに限った話ではありませんが、決済方法がどんなふうに変化していくのか気になりました。私が注目しているのは、暗号資産です。

例えば、私がアメリカのクラウドファンディングを購入しようとしたとき、決済通貨単位はもちろんドルなはずです。ですが、私は毎日円通貨を使っているので、ドルに1度変換する必要があります。
でも、変換は手間ですし、これが理由で手続きをされない人もいるかもしれません。

ただ、暗号通貨は海外への送金に手間がかかりませんし、手数料も安くなります。
まだ、なじみのない暗号通過ですが、いつか暗号通過のメリットを活かせるサービスで利用されていると思います。

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