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「Tik Tok」から本が売れた理由 ~今後求められるアウトプットの質~

今回はこちらの記事について、考察していきたいと思います。

内容は「Tik Tokから生まれたベストセラー」についてです。

・なぜ起きたのか?

今回、注目していきたいのは「なぜTik Tok」だったのかということです。

「SNSは不特定多数の人に見てもらえるサービスであるため、当時はヒットしなかった過去の商品や音楽であっても、投稿されたコンテンツを気に入る人が現れたから。当時はそういった人に発掘されなかったといえる。」
この分析は始めに思いつく分析内容だが、これだけではつまらないので、ここでは「なぜ Tik Tokだったのか」考えていきたいと思います。

・「Tik Tok」の特性からか?

Tik Tokの特性として、
①発信方法が”動画+文字”であること②平均動画時間が短いこと
があげられます。

調べたところによると、Tik Tokの投稿動画平均時間は30秒をきっています。なので、視聴者はYoutubeなどその他動画配信サービスより、1つの動画を手軽に見ることが出来そうです。事実として、ユーザーは1日あたり約160動画を見ています

Youtubeの1人当たりの平均再生時間は12分弱です。視聴者が12分弱で見れる動画数は多くとも10くらいかと推測するので、TikTokは非常に多いといえます。

この動画時間の短さが、記事のような現象を生んだ1因だと思います。
TikTokの投稿時間が短いことで、色んな動画が再生され、結果、注目を集める動画も増えるのです。また、1度注目を集めればさらに視聴者を伸ばせるのでしょう。

ちなみに、マンスリーアスティブユーザー(MAU)は日本で950万人です。

・今後求められるアウトプットの質

今回調べていて、同時に考えたことがありますのでここに載せさせてください。

アウトプットをする理由に、「誰かに見てほしい」「拡散してほしい」「誰かと繋がりたい」という目的を持たれている方はいくらかいらっしゃると思います。
実際、私も目的の1つに「同じ分野に興味がある方と繋がること」をあげています。

そういった目的を達成するためには、今後より求められることがあると考えました。
それは「誰に見てほしいのか」を意識することです。

Twitter,Youtube,TikTok,facebook,LinkedInなど不特定多数に情報を発信する手段が多数存在し、それを利用する方はいわずもがな増えてきています。
今回、TikTokに合わせて色々調べている中でその事実を知りました。使う目的も多様化しているらしいです。

もし発信手段が限られていて、利用人数が少ないなら、多少意識せずとも色んな方に見ていただけるかもしれません。結果として、目的がかなうこともあるでしょう。
ですが、これからはそれでは発信の波に埋もれてしまうばかりになります。なぜなら、読み手からすれば自分が好きだと思える投稿に目を向けるのは当然だからです。

仮に、同じ投稿をするにしても、読み手をイメージしないのと、「20代の都内に住んでいる女性」とターゲットを決めるのでは、投稿にあらゆる差が出るはずです。動画や記事のタイトル、口調などが挙げられます。
自分の意図していた層に見てもらえなかったとしても、またやり直せます。その機会はターゲットをイメージしたから得られたチャンスなのです。プラスに捉えられます。

自分自身これから1つ1つの投稿に、具体的なイメージを持って取り組みたいと思います。

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