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南の子供が夜いくところ を読んで

いやぁまいった。恒川光太郎、なぜにこんな魅惑的な文をかけるのか

レビューをのせているサイトでは「らしくない」だの、「読むのに時間がかかった」「さっぱりしない」といったような口コミが見られたが
んなことはない。

ある女性を軸に、その人にかかわるひとたちの短編集なんだけど
つながってないようでつながっていて、それでいて
つながってるようでつながってない。

普段読んでいた恒川光太郎作品はほんとにこのひとの文章ったら、、、
えっちなんだから!って感じだったんだけど
今回はあれ?南の島にいったのはわたしだった? 
迷い混んだのは、私?
と感じる、というか、感じた!

すべてミステリらしい終わりかたで、
不思議で迷子にさせられる。そんな作品。

個人的には小鬼と🥑の話が好きでした
世界にとり憑かれる話、あるようでないよね~

作者の脳みそを解剖してみたい!
そんな読書感想文でした

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