なんと蒼き空なことよ

思わず　空に　呟いた…

久々に鮎漁師
昼餉の落鮎を　獲りに出かけた。

川は　生き物であると
いつも　思う…

雨の前に　川見に出かけた

この雨で　子持ち鮎達が落ちるだろと

一晩中　降り続いた雨
濁流に　なっていた….

しばらく　無理かなと….

夕刻前
川見に出かけた

今朝の濁流が　笹濁りになっていた

ウエットスーツに着替え
漁場を回る

珍しく　鮒(フナ)がかかり　シラハエ三昧

鮎は　一匹も　獲れない…
濁流に　流されてしまったのか？

どうやら　明日は　晴れそうだ

朝　目覚めれて….

漁場を回る

重たい　投網を　投げてみる

大きな大きな　子持ち落鮎が...一匹

それに　しても

“なんと　蒼き空なことよ”

川の神さまは昼餉の大きな落鮎を　
数匹　分けてくれた

さっきまで　蒼き空　清き川で
泳いでいた　大きな落鮎

“生を頂き　生を繋ぐ”

太古から　やってる事は　なんら
変わらない....

ギランバレーに恋をして
スパルタリハビリ
鮎漁師　浮世雲