宇賀神京弥(UGAJIN Kyouya) Twitter:@ugajin_kyouya

【U.K.小論文面接アカデミー】小論文と面接対策のプロ講師。編入対策を念頭に置いた記事…

宇賀神京弥(UGAJIN Kyouya) Twitter:@ugajin_kyouya

【U.K.小論文面接アカデミー】小論文と面接対策のプロ講師。編入対策を念頭に置いた記事が中心ですが、大学受験・大学院入試・公務員試験等にも使える勉強法、志望理由書の書き方、編入学試験情報について発信します。#大学受験 #編入 #小論文 #面接 #志望理由書 #オンライン編入学院

最近の記事

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編入学試験に向けて出願ラッシュの時期です。

かなりお久しぶりです。 タイトルの通りです。大学から募集要項が次々と発表されています。受験予定の大学の要項はすぐにチェックしてください。オンライン上で確認できる場合は今すぐ、現物を入手しないといけない場合もあるのでその場合はすぐに郵送等の手配をしてください。 例年、まだ締め切りまで時間があるからとギリギリまで放置する受験生がいるようです。しかし、出願書類を集めるのに意外と時間がかかることもあります。特に、在学証明書や成績証明について、在籍校の様式では不可で、受験予定大学所定

    • 大学での「実践的な学び」

      「実戦的な学び」を一つのウリにしている大学を最近では多く見かけます。 編入受験生の中でも、こうした「実践的な学び」という謳い文句に惹かれて当該大学を目指す人も多いように思います。志望理由書にも、当該大学を志望した理由としてその点を強調する受験生もいます。 では、ここでいう「実践的な学び」とは何をさしているのでしょうか。 分野にもよりますが、受験生は「実習」を数多く取り入れたカリキュラムを提供しているところに魅力を感じているのではないでしょうか。 しかし、(少なくとも難関と

      • 論文答案における「具体例」の位置づけ

        編入試験に限らず、論文試験の答案ではよく「具体例を示せ」と言われます。ところが、なぜ答案に具体例を示す必要があるのかという点について説明している指導者は少ないように思います。説明していても、受験生にその意図が届いていないこともあるでしょう。 ではん、なぜ論文答案で「具体例」を示す必要があるのでしょうか。 その理由はいくつかありますが、一番の理由は、何かを説明するときに、ただ覚えて書いているのではなくわかった上で書いているということを説明していることのアピールになるからです。

        • 編入学試験における年齢による不利

          ときどき、「編入学試験では年齢による差別はありますか?」といった趣旨の質問を受けます。「差別」と言えるかどうかはさておき、年齢が高いと不利になることはあるか、というとらえ方で回答します。 結論から言うと、基本的に年齢が高いからといった理由だけで不利に扱われることはないと考えています。もちろん、大学によっては年齢を考慮していることはあるかもしれませんが…。あるいは、2年次編入では大学1年生であること(あるいはそれに準ずること)を出願資格として明記しているところはあります。

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        編入学試験に向けて出願ラッシュの時期です。

          オンライン編入学院の記事

          オンライン編入学院のnoteが更新されています。 下記のリンクからアクセスしてみてください。 講師陣Q&A U.Kさん編|オンライン編入学院|note

          小論文とその他の教科との違いは?Part2

          かなり間があいてしまいました。すみません。 小論文とその他の教科との違いについてです。 Part1は 編入科目(例えば小論文)と大学入試の科目学習の違い|宇賀神京弥(UGAJIN Kyouya) Twitter:@ugajin_kyouya|note ↑こちらからどうぞ。 たとえば、以下のよう問題が出たときはどうでしょう。 問題:子どもの貧困について論ぜよ。 この場合、まず「貧困」とは何かについて説明した上でとりわけ「子ども」の貧困とは何かについても説明をすることにな

          小論文とその他の教科との違いは?Part2

          編入志望者必見!オンライン編入学院HPがリニューアルされています。

          編入受験を検討している受験生必見! 私も関わっているオンライン編入学院のHPが大幅にリニューアルされています。編入受験生はぜひ下記のリンクから飛んでみるとよいと思います。 オンライン編入学院 (hennyu-online.com)

          編入志望者必見!オンライン編入学院HPがリニューアルされています。

          オンライン編入学院のnoteぜひ読んでみてください。

          最近、更新が滞っていますね。 オンライン編入学院のnote、ぜひ読んでみてください。これから優秀なスタッフがどんどん充実させてくれると思います。 編入志望の受験生にとって有意義な情報満載になると思っています。 オンライン編入学院|note

          オンライン編入学院のnoteぜひ読んでみてください。

          編入科目(例えば小論文)と大学入試の科目学習の違い

          小論文とその他の教科(英語・数学・世界史など)との違いをひとことでいうと、受験生がやるべきことの違いです。つまり、受験生は 教科:問いに答える 小論文:問いを定めて答える ことを求められているということです。 英語などの教科では「問いに答える」ことが求められているのに対して、小論文では ①問いを定めて②答えるというように、「問いを定める」という教科では求められないことが求められます。 よく、「受験は暗記だ!」と言われます。この言説の是非はともかく、英語や世界史だけでなく数

          編入科目(例えば小論文)と大学入試の科目学習の違い

          学部ごとに必要な勉強が全然違います。

          タイトルを読んで、「そんなの当たり前では?」と思われたかもしれません。法学部を受験するなら法律を、経済学部を受験するなら経済を勉強しないといけないということは何となくそんな気がするという人は多いかもしれません。 ここで言う全然違うというのは少し違います。 法学部の場合、法律そのものに関する知識を問われることがある(神戸大学・筑波大学・北海道大学など)一方で、法律そのものに関する知識を問われることはないこともあります(香川大学など)。法学部なのに法律を勉強しなくていいの?と思

          学部ごとに必要な勉強が全然違います。

          予備校を利用する場合の注意点

          以前、予備校の講義ではどうしても足りない部分があることを書きました。 編入予備校の講義では足りない部分をどうやってカバーすればよいのか。 今回はその方法について書いていきます。 それは、自学自習です。つまり、自分で教科書を買ってきて読むんです。 たとえば、法学部を受験する場合、多くの大学で ・法学概論 ・憲法 が必要になります。また、大学によっては ・民法 という法律の知識も必要になります。さらに、筑波大学や北海道大学では ・刑法 という法律も必要になります。しかも、大学によ

          読解の重要性

          U.K.です。 今回は読解の重要性について書いていきます。 「小論文」の問題の中には、小論文の問題というよりも現代文の読解問題であることも多いです。「下線部aとあるが、筆者はなぜこのように考えたのか」とか、「下線部bとはどういうことか」といった問題が典型です。小論文は本来自身の考えを根拠とともに論理的に述べることを求められるものです(詳細は今後書きます)。にもかかわらず、このような読解問題が出題されるのはなぜなのでしょ うか。 答えは、出題者が受験者の読解力に疑問を持って

          安易な一般化には注意

          安易に「〇〇すべきだ!」、「△△はやめておいた方がよい。」などと一般化している言説には要注意です。きちんと具体的な場面に応じた対応を提案してくれる指導者を見極めることも、予備校選びには必要なことです。

          結局のところ、編入に予備校は必要なのか

          編入にあたって予備校を利用するメリットについては前回と前々回に述べたところです。では編入に予備校は必要なのか。これについては、人によるとしかいえないでしょう。Twitterをはじめとするネット上では独学で合格したという人もいるようです。私の知人にも、独学で編入した人もいます。 しかし、編入は一般入試と比べ圧倒的に情報量が少ないことも事実です。すでに述べたような予備校の強み、メリット、費用面等のデメリットを考慮して予備校を利用するか否かを決めることになると思います。 ここで

          結局のところ、編入に予備校は必要なのか

          編入予備校を使うメリット②

          2 モチベーション維持のため もう一つは、モチベーションの維持のためです。 同じ目標を持っている人と机を並べて同じ授業を受けているからこそやる気になる、やる気が継続するということもあると思います。画面上で講義を受けていてもどうしても眠くなる、スマホをさわってしまうといった人もいると思います。 その点、予備校では良い悪いは別として「人と比べる」ことができる環境です。 他人と比べて自分がどの程度進んでいるのかを把握することもできますし、同じ目標を持った仲間を見つけることもできます

          編入予備校を使うメリット①

          編入対策において予備校を使うメリットの1つ目は、情報収集に役立つということです。 編入は一般受験と比べて圧倒的に情報が限られています。しかし、編入予備校は過去の受講生や大学関係者から集めた情報を多く持っています。それらは、受験生にとって宝の山です。特に過去問や合格者の再現答案等、なかなか目にすることができない情報に触れることができます。編入対策として予備校に通う最大のメリットはこの点にあると思ってください。 一方で、編入予備校の授業には正直過度に期待しない方がいいです。こ