編入予備校を使うメリット①

編入対策において予備校を使うメリットの1つ目は、情報収集に役立つということです。

編入は一般受験と比べて圧倒的に情報が限られています。しかし、編入予備校は過去の受講生や大学関係者から集めた情報を多く持っています。それらは、受験生にとって宝の山です。特に過去問や合格者の再現答案等、なかなか目にすることができない情報に触れることができます。編入対策として予備校に通う最大のメリットはこの点にあると思ってください。

一方で、編入予備校の授業には正直過度に期待しない方がいいです。これは、編入予備校の講師がショボいとか、そういうことではありません。
※こういう記事を読むと、すぐ「宇賀神は編入予備校は意味がないと言った。」とか、「編入予備校の講師の悪口を言っている。」とか言われたり、ネットに書き込みをされたりするのですが、まさに読解力不足で編入試験合格の要素無しと判断される典型例だと思ってください。
そうではなく、そもそも編入試験の範囲は膨大で、予備校の講義でカバーできる範囲には限界があるということです。もし、編入予備校の講義で主な大学の編入試験範囲をカバーしようとすると、法学の場合、志望校にもよりますが1回コマ90分の講義350コマくらい必要なのではないかと思います。
講義だけでこのコマ数ですよ。ここに演習の時間を確保したり、予習復習の時間を考えたりすると無限に時間が必要です。ほとんどの編入受験生にとって準備期間は半年から1年です。
その期間にこれだけの内容を講義で吸収しようとすると効率が悪すぎます。
だから編入予備校の講義ではエッセンスしか話せません。良い編入講師ほど、そういった講義になります。

編入予備校を使うメリットの1つ目は情報収集に役立つということ。これは覚えておいてください。

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