結局のところ、編入に予備校は必要なのか

編入にあたって予備校を利用するメリットについては前回と前々回に述べたところです。では編入に予備校は必要なのか。これについては、人によるとしかいえないでしょう。Twitterをはじめとするネット上では独学で合格したという人もいるようです。私の知人にも、独学で編入した人もいます。

しかし、編入は一般入試と比べ圧倒的に情報量が少ないことも事実です。すでに述べたような予備校の強み、メリット、費用面等のデメリットを考慮して予備校を利用するか否かを決めることになると思います。

ここでお勧めしたいのが、オンライン予備校です。
対面予備校の営業には家賃・人件費といった莫大な固定費がかかります。経営系や会計の勉強をしている人にとってはなじみの深い話だと思います。こうした費用は、受験生には何も還元されません。にもかかわらず、受験生が負担する授業料に当然のことながら上乗せされます。予備校の授業の良しあしとは関係なしにどうしても発生する費用です。オンライン上の予備校であれば、家賃はかからないことがほとんどで、人件費も最小限に抑えられています。一方、対面ではないので他の受験生と机を並べて勉強をするとか、自習室を使うといったことはできません。

しかし、最近ではオンライン上での座談会や受験生同士のつながりを作るためのイベントも開催されるなど、これまでオンラインの弱点と言われていたことが少しずつ改善されつつあります。また、自習室も必須とは言えません。自習室に行って「勉強してる感」を得たい人にとっては重要かもしれませんが、参考書と筆記具されあれば勉強できるのです。むしろ、そういう人こそ合格に近い人と言えるでしょう。

以上のことをふまえ、予備校を利用するか否かを決めるとよいと思います。
いずれもう少し詳しく書こうと思います。

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