「理解」することへの深い「理解」
みなさんこんにちは、ウエマツです。
今回は最近読んだ本でとても良かった本があるので、
そちらの紹介をさせていただきます。
本はコチラ
著者、野林徳行さん
「とことん観察マーケティング」
2013年の書籍になるので
今から購入しようと思うと古本になってしまうのですが、
とても勉強になる本だったので紹介させていただきます。
マーケティングの本質とは
本の中でも度々言われていますが、
マーケティングの本質は
「愛」です。
自分でもこの文章を書いていてクサすぎて笑えてきます♪
でも、ここに全てが集約されているように思うし、
これを無くして数字だけを追うマーケティングってなんか寂しいように感じるだけでなく、
愛の無いマーケティングは誰も幸せにしないと思っています。
ただ、「愛」だけだと抽象的すぎるので
自分なりの解釈で言語化すると、
「理解」
になるのかと思いました。
・商品、サービスへの理解
・作り手の思いへの理解
・買い手への理解
・市場や、世界の動きへの理解
などなど、
深い理解無くして社会との接続も無い！
その全ての原動力が「愛」というわけです。
なぜ愛なのか
その意味が集約されている文章を本編から抜粋して紹介します。
『第5章 マーケティングにおいて大事にしたい8つのこと』
225P
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「愛」があると思いが通じる。
「愛」があるとアイデアがあふれる。
やはりマーケティングの本質にあるのは愛なのです。
そして「愛」を臆面もなく語れるためには、
「誰にも負けない努力」
「相手やお客さまを知りたい欲求」
が、なければならないのです。
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この文章に全てが詰まっているように思います。
これだけ見ると当たり前のことを言っている
と、思う方もいるかと思います。
ですが、
あたり前のことを、
マネできないレベルまで深掘りし、
それを継続し続けるからプロなのであり、
そこが変態レベルまで研ぎ澄まされているのがトッププロなのです。
マーケティングの正解というのは場面場面で変わると思いますが、
本質はブレないもの。
この本から読み取った本質とは、
『愛を持った深い理解』
あえて私の言葉に置き換えると、
『「理解」することへの深い「理解」』
なのかと思いました。
ここに軸をおいてやっていくと、
いろいろな意味で、豊かになれる戦略が生まれてくると思います。
先ほど紹介した文章はこの本の中でも本当に最後の方で出てきます。
最初から読み進めてきてこの文章に出会うと
なぜ「愛」、なぜ「理解」かが、小気味いい程に腹落ちします。
そして、マーケティングの本質が「愛」ということを深く理解できることでしょう。
おわり
以上がこの本
「とことん観察マーケティング」
の紹介になります。
いろいろ書きたいことが多すぎて無限に書けてしまいそうなので、
今回はこれくらいにしておきます。
デジタル技術が発達して、
世界中の人と簡単に繋がれるようになり、
モノやサービスを売るということが多様化してきています。
仮想空間（メタバース）がさらに発達していけば
あたり前のように仮想空間内でバナナの叩き売り（ライブコマース）のようなものが展開され
ブロックチェーンを使って支払いをする。
このようなことがあたり前になる時代も目の前に来ている。
それに合わせて、
様々なマーケティングの発想や、技術も生まれてくるでしょう。
それでも、
インターネット空間の先には人がいて
商品やサービスを作っているのも人です。
モノやサービスが溢れている今だからこそ
「愛」を持って作り
「愛」を持って届ける
これを丁寧にやることの意味を今一度考えさせてもらいました。
私自身、モノ作りをする一人の人間として「愛」を持って
丁寧な仕事をしていきたいと思います。
最後に、
この本が少しでも多くの方に届くことを願っています。
以上、ウエマツでした〜
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