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クリエイティブが大事だと思うマーケターは多いけど、マーケティングが大事だと思うクリエイターは少ない
Web制作 → CRM → カスタマーサクセスの各組織の責任者をしてきました。タイトルに書いてあるようにクリエイティブが大事だと思うマーケターは多いけど、マーケティングが大事だと思うクリエイターは少ないと感じてます。
クリエイティブの役割、マーケティングの役割
クリエイティブとマーケティングどちらも大事ですが役割が違います。
マーケティング:方向を定める
クリエイティブ:遠くに行く力(距離・速さ)
だと思っています。
![クリエイティブ](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/16340566/picture_pc_f99a6c3be0394161eca91e6db80122bb.png?width=1200)
上記は正しいマーケティングで方向が合っていて、課題までたどり着くクリエイティブ力がある状態です。下記はマーケティングもしくはクリエイティブどちらかが間違ている・足りていない状態です。
![クリエイティブ02](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/16340589/picture_pc_ed8bda553f154760b329c7d6809c97e2.png)
マーケティングが間違っていれば正しい方向に向かわないので課題にたどりつけず解決されません。クリエイティブの力が足りない場合も課題までたどり着かないため課題解決できません。
課題解決にはマーケティングとクリエイティブどちらも大事になります。
クリエイティブ力は必須
マーケティングとクリエイティブどちらが重要かというとクリエイティブです。
十分なクリエイティブがある場合、下手な鉄砲かず打ちゃ当たる作戦で、いつかは確実に課題は解決できます。
正しいマーケティングができたとしても良いクリエイティブがなければ確実に課題解決まで届きません。ゴールが見えてるけどたどり着かないみたいなことになる。
だから多くのマーケターはクリエイティブが大事であることに気づいている(悔しい思いをしている)のではないかと思う。
逆にクリエーターは、偶然だとしても課題までたどり着く(いつかはたどり着く)ことを経験するので、マーケティングの大切さに気づきにくいのかもしれない。
マーケティングとクリエイティブの相関図
![](https://assets.st-note.com/img/1641520146877-YZlyceVy4v.jpg?width=1200)
マーケティングで決めた目的・方向に向かうようにクリエイティブを繋げる役割がディレクションだと思ってます。つまりディレクターは両方の知識があるほうが望ましい。
マーケティング × クリエイティブ
どちらか一方ではなく、どちらもできる人材は希少価値が高いと思います。
僕は、両方経験しています。たいしたクリエイティブ力は持っていないですが、それでも得する機会は多いです。
個人的な感覚でいうと仕事である程度使えるスキルを身に着けるまでに必要な時間はマーケティングスキル(知識)よりクリエイティブスキル(技術)のほうが長い気がします。
長いだけでなく、密度濃く一定期間集中しないとクリエイティブスキルは身につかないと思っています。あとはそもそもクリエイティブが好きじゃないと身につかないかも。
つまりクリエイティブスキルはマーケティングスキルを身につけるよりも難易度が高い(希少価値が高い)。
「クリエイティブ → マーケティング」の順でスキルを身につけるほうが逆の「マーケティング → クリエイティブ」のよりは楽だと個人的には思っています。
クリエイターはマーケティングスキル(知識)を身につければ強いのになぁと思っていますが、多くのクリエイターがマーケティングの重要性を感じていない気がしています。Web業界だけかもしれないけど。
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