作品と撮影の距離感は違う(2)
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作品と撮影の距離感は違う(2)

作品と撮影の距離感は違う(1)の続き...

前回は僕のポートレートにおいての見方やテイストの話で、作品すなわち写真という枠組みの作品内のモデルとの距離感(関係性)の話でした。

では、撮影の距離感について。
当然かつ先の話をひっくり返すようですが、結局は“カメラマンとモデル”という関係性という事実は崩せません。

リアルな友人や恋人や家族を撮るなら話は別ですが、原則、撮影という場においては、モデルがいてカメラマンでなりたっている。

だから、撮影の距離感と作品内の距離感と混同してはいけない。

最近、過去にとある巨匠の写真家のモデルを務めた方が、その当時の様子や関係の苦境ついて吐露していましたが。

我々、撮影者は最大限にモデルのケアをまずちゃんとできないといけないなと思います。

たまに、身体が近すぎるとか触るとか、それこそ混同して撮影と関係ないことを迫ってきたという話を耳にすることがあります。

作品を忠実に再現したいからって、相手の心中を汲み取らずに押し進めることは、僕にとってはそれはもう表現でも撮影でもなく、行き過ぎたただの自己陶酔の暴走行為でしかない。

自分が100%モデルのケアができていて、顧客満足度100%!みたいに十分に対応できているかわからないですけど。
ケアと節度のある距離感は全力で努めるべきですよね。

決められたルールがあるから...。
僕は作品内で限りなく距離感を0に。関係性をぶっ壊していきたい。

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写真家|1985年東京生まれ東京在中|写真家 青山裕企 師事|2018年 独立|人物を主に撮影しています。作品撮影のモデル募集中。 hirokikanayama.com