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雑文集

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固定観念に囚われないように書いていきます。
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#小説

小説における電話のシーン

小説における電話のシーン

 小説における電話のシーンが好きだ。

 特にこれといった理由はないのだけど、多分、電話をするという行為がキャラクターに対してより生活感を賦与している気がするからだろうか。
 ある種のリアリティが感じられるのだろう。

 だから、小説を読んでいる時も自分が小説を書く時も、電話のシーンはなんかいいなあと思い、少しワクワクする。

↓これまでにnoteに投稿した小説に出てきた、電話のシーンの例

①別

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小説の登場人物を覚えやすくする方法

小説の登場人物を覚えやすくする方法

 小説を読んでいて、「この登場人物誰だっけ?」となることはないだろうか。

 小説は、映画やドラマ、漫画、アニメといった媒体と比較して登場人物が覚えづらい媒体だと思う。

 情報は文字だけに限られ、登場人物を把握するには作者の文章力のみならず、読者の想像力も要求される。

 登場人物があまり出てこない作品なら特に問題ないと思うが、これが警察小説などのように数多くの登場人物が出てくる作品ならば、彼ら

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これまで自分の作品に登場したクリーチャーの数々

これまで自分の作品に登場したクリーチャーの数々

 noteにはこれまで50作くらい作品を投稿していて、その中で非現実的な存在もそれなりに登場している。

 自分はそれを便宜的にクリーチャーと呼んでいるのだが、そんないくつかのユニークなクリーチャーたちを、この記事では紹介してみたいと思う。

座礁人形

 市松人形の姿をした怪物。
 普段は海中に生息しており、海辺に近づいた人間を集団で一斉に襲う習性がある。

 座礁人形の体格は人間の児童と同程度

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海外小説を読んで思うこと

海外小説を読んで思うこと

 普段から自分は海外小説をよく好んで読んでいるのだけど、海外の小説と日本の小説とでは大きく異なる点が存在する。

 それは翻訳の有無だ。海外小説は翻訳家が訳した文章を通して、読書に提供されている。
 つまり、日本の小説と違ってただ内容が面白いかどうかだけじゃなくて、翻訳の質だったり訳のされ方が自分に合うかどうかがポイントになってくる。

 こんな偉そうなことを初っ端から書いてしまったけれど、僕は翻

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