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ワーホリ、留学で絶対後悔しないでほしい!今こそ準備のチャンスだよ!ってお話。そして意外に大事なのって・・・

お疲れ様です!ぴぃと申します。

オーストラリア在住6年目、保育士をしながら日本語を教えたり、英語も教えたり、最近はYouTubeも始めたりとやりたいことだらけのアラサー女子です。

今回の記事でお伝えしたいことは、

ワーホリ、留学前にすべきこと!

動画で見たい方はどうぞこちらへ!


とにかくワーホリも留学も、近年ハードルがどんどん下がってきています。

誰でも簡単に海外行ける!お金がなくても現地で働ける!ワーホリで英語喋れるようになろう!英語ゼロからの語学留学!!

それはね、うたい文句にはいいことばかり書いてあります。ワーホリ、留学のお手伝いをされている方々は、皆さんを勇気づけ、サポートすることでお金をもらっていますから、どこまでもポジティブなお話をしてお金を使って皆さんに海外に行っていただくのがお仕事です。

しかーし!!!

現実はそんなに甘くない!!

ワーホリであろうと留学であろうと、

貯金ゼロ、英語ゼロで行くと

ひと握りしかいない本当にラッキーな人やものっすごい語学の才能がある人以外確実に

時間、お金を無駄にします。

で、多くの場合は精神もズタボロになるおまけ付き。

まぁよくて、ちょっとだけブロークンイングリッシュを覚えて現地でお友達を作って楽しい時間を過ごす。で、そのブロークンイングリッシュですら帰国後すぐ忘れる。

で、終わります。

いや別にいいですが・・・

なかには20代、日本で一生懸命突っ走ってきた。でもなんか疲れてしまった・・・貯金もあるし1年外国で心と体を休めたい。という方もいらっしゃいます。そんな方はどうぞ!オーストラリア(特にゴールドコースト)へいらしてください!日本語で生きられます。(いい意味でね!)

ビーチと山だらけでスロウなナチュラルライフも満喫できますしナイトライフも楽しめます。今回の記事、この先は読んで頂かなくて大丈夫です。

それ以外のワーホリ、留学希望の方々、長くなりますが読んでください。

なぜって、ほとんどの人は10代後半~30代前半の1年間、もしくはそれ以上の人生にとって大事な期間を使い、それまで日本で培ってきた経験や、日本でその期間得られたかもしれないチャンスを全て放り投げて海外生活をするわけです。

無駄にして欲しくない。

なにかその後の人生に役立つスキル、経験を得て帰って頂きたい。

と、老婆心ながら思うわけです。

そこで動くに動けないコロナ下の今だからこそしっかり準備が出来るはず!

ワーホリ、留学に来る前に絶対にすべき事を本日はお話しいたします。

まずなにより初めにすべき事

明確かな目標設定

これは何かと言いますと…

まぁ目標を設定する。という事です。

終了。

って、みんなしますよねきっとこれ。

今回お伝えしたいのは、ただただ漠然と英語喋れるようになりたい。海外生活楽しみたい。じゃ足りないという事で、明確にというのがポイントになってきます。

典型的な例は"海外に行く"ということを大目標としてしまっているケース。

海外への思いが強すぎるのかとにかく海外に行くということをゴールにしてしまったため、現地にたどり着いた瞬間目標を失ってしまい、何をしたら良いかわからず周りに流されてなんとなく楽しいけどそれだけであっという間に1年。という方々を多く見てきました。

ワーホリ、留学の場合海外へ行く。はゴールではなく、スタートです。

では、それを防ぐための明確な目標設定とはなにか。

まずは期間に分けて目標を設定して頂きたい。その期間とは、

渡航前/渡航中/帰国後

この3つ。

特に帰国後の目標設定、これが見落としがちで、且つめちゃくちゃ大事です。ワーホリ、留学で海外へ渡る人の7〜8割はいつか帰国します。そして、基本的に帰国後の人生の方がそれまでより何倍も長いからです。

目標設定の仕方。まずは渡航中、帰国後、どちらかから目標設定を始めてください。

必要項目はスキル、経験、そして英語力です。

スキルとはいわゆる資格、技術取得のこと。

私で言えばここは現地の保育士資格を取ること。でした。

もちろんこれがバリスタの資格であっても、サーフィン技術の向上であっても、コミュニケーション能力を付ける。でもなんなら色んな国籍の友達を作る。でもなんでもOKです。

渡航中を先にするのであればこの資格を取りたいそして帰国後このように役立てたい。帰国後が先であればこのような仕事や活動をしたいからこの資格を取っておきたい、技術を得ておきたい。と言うような設定になります。

帰国後にインターナショナルなビジネスを始めたい。 だから渡航中の目標は海外で人脈を作るため色んな国籍の友達作りたい。

バリスタの資格をとってコーヒーの勉強をしたい。それを活かしたいので帰国後世界のコーヒーを日本の人に伝えるバリスタ系YouTubeを始めたい。

といった要領です。

経験は、その言葉通り、どんなことをしたいか。ということです。スキルと絡んでくるケースも多いかと思います。こちらに関しては渡航中を中心とした目標設定になる人もいるでしょうし、帰国後に繋がってくる私のような方もいるかとおもいます。

私の場合は帰国後にインターナショナルプリスクールで働く。という目標があったため、

資格を得た後現地の保育園で働き帰国後の就職に活かす。というのが経験の目標でした。

これも当然なんでもよくて例えばオーストラリアの自然を楽しみたいからラウンドトリップをしたい。農業大国オーストラリアでファームワークをしてみたい。これも立派な目標です。

メルボルンに住んでいる人の中にはメルボルン中のコーヒーを飲み尽くす!を目標にしている人もいましたし、

帰国後に現地で出会った友達に会いに世界各国を旅行したい。なんて言うのも素敵ですよね。帰国後の目標を必ずしも仕事に繋げる必要はなく、その後の人生を楽しくするため。というのも立派な目標です。

そして最後の項目が、これらの二項目を踏まえた上での

"英語力"の目標設定です。

こちらも細かくしていくことが大事です。

まず言いたいことは、海外生活の目標のひとつが、必ずしも英語力の取得である必要はないということです。

ここでして頂きたいのは自分が帰国後に日本に持ち帰りたりスキル、経験を得るためにどのレベルの、どのような英語力が得たいか。という設定です。

例えば私は保育士の資格を取り、英語で働きたいわけなので当然日常会話以上、そして読み書きのスキルも欲しかったですし、多国籍の人達と働く時に言い負けない英語でのコミュニケーション能力も欲しいと思っていました。まぁ中々に高い目標です。

しかしながら、例えばゴールドコーストで毎日とにかくサーフィン漬けの生活をして技術を向上し、将来プロサーファーになる足がかりにしたい。というのが目標の人はどうでしょう?

生活のため現地の日本食レストランでアルバイトが出来たり、他国籍のサーファーと情報を交換できるレベルの日常会話があれば充分かも知れません。そうなると読み書きよりも、サーフィン用語を中心としたリスニング、スピーキング、そしてコミュニケーションに重きを置いた目標設定になって来ます。

高すぎて届かない目標を立てて挫折するより、期間を考えた上で高めだけど努力すればどうにか届く設定をした方が結果的に達成しやすいですし、英語の勉強を効率よく必要最低限にとどめることで本来の目的によりフォーカスすることが出来ます。

またこの項目でもうひとつ気を付けて頂きたいのが、帰国後就職等のためTOEICでこのポイントが必要。という場合以外はTOEICなど試験のポイントは目標にしない方がよいということです。

今回細かくは述べませんがTOEICで測れる英語力と、実際コミュニケーションツールとして英語を使う技術は異なるケースがあるためです。(TOEIC批判ではありません。念の為。)

なので、目標設定としては会話力はこのレベル。読み書きはこのレベル。であったり、こういった状況で英語を使えるコミュニケーション力が欲しい。等の目標設定をしてみてください。

と、ここまでは渡航中、帰国後の目標設定についてお話しましたが、

ここからが1番。といっていいほど大事なステップです。それは

これらの目標を現実のものにする為の

渡航前の目標設定、そして明確な目標設定に基づいた計画作り。

でございます。

もうお気づきかと思いますが3つに分けた期間、これは当然リンクしてきます。帰国後の目標を明確にする事でそれに向けて渡航中頑張れるし、渡航中に得たスキルや経験が帰国後の人生を輝かせます。

という事は。

渡航前、これがこのふたつの期間を下支えするとんでもなく大事な期間であることは言わずもがなです。

目標設定の項目は至ってシンプルです。

英語の勉強

そして、お金。

そう。これ。貯金。これに尽きます。

まず英語。

ちょっと毒舌になってしまいますが

あまーーーーーーーい

いやまじほんともうバナナをシロップに付けて1晩寝かせてからチョコレートアイスクリームに乗っけて砂糖大さじ30杯まぶして食べるくらい

あますぎるーーーーーーーーーーーー

って叫びたくなるようなワーホリさん、たくさん見てきました。

冒頭でもお伝えしましたが、英語ゼロで英語圏にら来ても、なんなら1とか2くらいできても、1年やそこらで英語がしっかり喋れるようになんてなりません。少なくとも95パーセントの人は。英語をほとんど喋れない状態で日本を出て、1年後に帰国したら英語の先生になりたい。という方々にも複数名お会いしてきました。まず日本で語学の大学に入学してある程度勉強されてからいらっしゃるべきだと思います。

当然10代で現地の中学、高校に入るというのであれば話は別ですが、ワーホリで数ヶ月語学学校に行って伸びる英語のスキルは残念ながらたかが知れている。というのが現実です。

急に吠えましたが、要はこちらで英語を使いたいのであれば、日本である程度は勉強してくるべき。であるということです。英語の勉強の仕方に関しては今回細かくはお伝えしませんが、

中学の英語の教科書を読み返すだけでも、オンライン英会話をやってみるでもよいです。相手がゆっくり喋っている時に何を言ってるかがなんとなくでも想像できたり、単語を繋げてでもいいから自分の言いたいことが相手に伝えられるレベルまでは全ての方が日本で最低やってきた方が良いと思います。この段階までであれば日本で大してお金をかけずに学べる範囲だと思います。

海外に来て何十万円もかけてThis is a pen.を学ぶのはあまりにもコスパが悪すぎますし時間も無駄です。

ちなみに私はとにかく現地で英語の勉強にお金も時間もかけたくなかったですし、すぐに保育の勉強を英語で開始する必要があったので日本で英語の勉強は終わらせる。位の意気込みで英会話教室に通っていました。そのおかげで日常会話がなんとなく出来るレベルで渡航する事が出来ましたが、それでも初めはマクドナルドでの注文すらビビっていましたし、保育実習では保育スキルに関してはかっていただいているにも関わらず英語が出来なすぎることで怒られたりもし、特に初めの1年間は苦労の連続でした。

熱くなってしまったのでクールダウンし、次の項目、貯金。についてお話します。

留学の方はさほどこちらは心配していませんがワーホリ、ことにオーストラリアとなってくると、働くことが出来る!しかも最低時給が高い!だから貯金がなくても大丈夫!というお話を聞く方も多いかと思います。

現実をどこまでお話していいか分かりませんがこの言葉、鵜呑みにしないでください。

まず仕事が見つかる保証なんでどこにもないということがひとつ。

見つかったとしてその職場がどのくらいの時間をくれるか分からないということがまたひとつ。

そして・・・残念ながらその最低時給が現実のものでは無いケースもある。ということもなきしにしも・・・

まぁそれは置いておいたとして、これら全てが運良く揃ったとしても、多くの方々のワーホリの目標は働いてお金を稼ぐことでは無いと思います。

せっかく目の前にビーチがあって海に飛び込みたくても生活のために仕事詰めではそれをすることは出来ません。生活のベースがバイト先ではせっかく海外に来ても人間関係もできる経験も限られてしまいます。

オーストラリア全土をラウンドトリップする予定が、予算が足りずに隣の州への弾丸旅行になってしまうかもしれません。

バイトが忙しくてバイト以外のことを何も出来ない、友達がバイト仲間のみなので一緒に休みを取ることが出来ず休日はいつも1人。バイトの後にクラブに飲みに行くのが唯一の楽しみ。なんて言うのが結構ワーホリあるあるだったりします。まぁみなさん楽しそうではありますが・・・

これ、日本で出来ません?

これまた、海外に時間とお金をかけてやってきてやることじゃないなって思ったりします。

せっかく大事な時間を使ってやってきた海外で、得られるはずだったスキルや経験を、予算が足りないことで棒に振ってしまうのはもったいないです。

目標に沿ってある程度お金を貯めておけばこれらは防ぐことができます。

最低限必要な額はざっくり

渡航費、VISA代

3ヶ月分の生活費

学費

目標を達成するために必要な頭金

これを調べて出来ればこれプラスアルファで貯めて言った方が良いです。

到着して3ヶ月分間仕事をしないということはあまりないかとは思いますが仕事についてもすぐに生活できる額稼げるとは限りません。

学費は多くの方は語学学校になるかと思います。先程たかがしれている。とはお伝えしたものの、多国籍感を養ったり友達を作るため、そしてもちろん英語学習のために最低2ヶ月通った方が良いと思います。あるとないとでは海外生活のスタートがかなりかわってきます。

ここまでの目標設定ができたら、あとはこの目標にタイムフレームを付け、どの様なペースでどのようなステップを踏んで達成していくかの計画を作っていき、それ通りに実行して行けばOKです。

あら簡単!

そんなわけはないですね。

計画通りに行かないのが人生です。

なのにも関わらずこんなに細かい目標設定、計画作りがなぜ必要なのか、

私自身は目標を立て、それをどのように達成し、どのように達成出来ず、どのように変更して行って今に至るのか。

長くなりましたので次回お話ししたいと思います。

文責 ぴぃ














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