見出し画像

バイリンガルニュース  宇宙 400-449

445 01.14.2021
3-CES2021

(家電製品展示会CES2021 consumer electronics show2021 Zoom開催:VanguardIndustries社がふわふわのスナネズミのようなAIペットMofinを発表。GM社が飛ぶ車のコンセプトCadillacHaloを公開。Volvo社がボートドッキングアシスト技術を発表。Samsung社はソーラーパネル搭載のTVリモコンを発表)

4-細菌体内時計
(Denmark工科大学・LudwigMaximilians大学·MarthaMerrow 土·植物に普遍的に存在する枯草菌Bacillus subtilisが体内時計を持つことを発見:光合成細菌に生物発光酵素を追加し、12時間ごとに光·暗闇にさらし、ytvA·KinCの2つの遺伝子の活性を観察→ytvAの活動が明暗サイクルと同期していること·両遺伝子が温度変化にも同期していること確認→非光合成細菌が時間の概念を持ち、体内時計のメカニズムを理解する手掛かりなる可能性)
体内時計→ep14(2)+197(5)+210(3)


441 12.10.2020
4-火星の地下生命

(Rutgers大学·LujendraOjha 火星に生命が存在する場合、地下の可能性:現在の火星の表面は生命にとって過酷な環境でありながら、過去には水が豊富に存在した痕跡があるが、初期の太陽系では太陽が弱く、水が流れる温度を提供できなかった可能性→火星が高い地熱を持っていた場合、Faint Young Sun paradox暗く若い太陽パラドックスが解決される可能性→氷の熱物理的進化をモデル化→火星が約40億年前に磁場を失ったNoachian時代においても、地下深くで地中熱によって液体の水が存在した可能性)
火星の水→ep4(3)+181(1)+255(6)+265(6)+322(4)+431(4)+439(3)


440 12.03.2020
4-知的生命タイミング

(地球上での知的生命の進化に関する統計モデルの分析→知的生命の出現は通常、惑星の寿命よりも長い時間を要する可能性:自然発生·真核生物の発生·有性生殖の出現·言語と知性の出現といった生命の歴史における重大移行イベントの発生しやすさを評価→特定の移行イベントは何度も独立して発生する一方で、真核生物の発生など一度きりのイベントもあること判明→人間のような知的生命体の出現は極めて低い可能性があり、進化を加速させる偶然の出来事がない限り、短期間で発生することは困難)


439 11.26.2020
3-火星三連発

(Jackson州立大学・Cornell大学・Hawaii大学・NASA JPL jet propulsion laboratory 火星探査機Curiosityが火星のGaleクレーターで40億年前に発生した巨大な洪水の証拠を発見:検出した堆積物は、火星に小惑星の衝突があり、それによって氷が溶け、大規模な洪水が発生した可能性を示唆)
Curiosity→ep181(1)+334(3)
Flagship missions→ep47(6)+111(1)+181(1)+184(4)+192(6)+238(6)+261(4)+334(3)+389(3)+435(3)
火星の水→ep4(3)+181(1)+255(6)+265(6)+322(4)+431(4)

(Florida工科大学 火星の土を模倣した3つの異なる種類の土でレタス·Arabidopsis thalianaシロイヌナズナの栽培を実験→最初の2つの土はハワイ·モハベ砂漠の土から作成され、農作が可能→一方で火星で発見された化学成分を用いた合成的な第3の土では栽培失敗→映画TheMartianで描かれているように、火星の土を使用した農業は容易ではない可能性)

(Western大学 1か月にわたる火星でのストレス生活シミュレーションAMADEE-18が実施:被験者には自身·チームメートの正直さ·謙虚さ·情動性·外向性·オープンさ·感じの良さ·まじめさなど性格特性を評価→まじめさが最も望ましい特性とされ、義務を遵守し熱意をもって仕事に取り組むことが重視→一方でsocial loafingが最も望ましくない特性とされ、他者に負担をかけずに仕事を減らす傾向が不評)
性格特性→ep143(3)+281(5)


438 11.19.2020
2-居住可能惑星

(NASA 天の川銀河内だけでも地表に水が存在し、生命が育む可能性のある惑星最低でも3億個ある可能性→恒星が岩石から成り、水を保持できる惑星を持つ恒星の割合を保守的に見積もっても7%、平均的には50%、楽観的には75%:従来の研究では恒星からの距離を基に惑星の温度で判断し恒星の温度·惑星が吸収する光の種類は度外視→今回はKepler宇宙望遠鏡·ESA european space agency Gaia宇宙望遠鏡データ分析→一定時間内に惑星に降り注ぐ恒星のエネルギーの総量を加味し、地表に液体の水を保有できる表面温度か判断)
Kepler宇宙望遠鏡→ep84(4)+184(1·4)
Discovery計画→ep84(4)+184(1·4)+248(4)+342(4)+435(3)
Gaia→ep347(6)


435 10.29.2020
3-純鉄小惑星

(TexasSouthWest研究所 Hubble宇宙望遠鏡は、火星・木星間にある小惑星帯に位置する原始小惑星16Psycheが純鉄のスペクトルと一致する紫外線反射率を示すことを観測→16Psycheに存在する金属が1000京ドルの価値がある可能性→NASA·アリゾナ州立大学·NASA JPL jet propulsion laboratoryは2022年に探査機Psycheを打ち上げ、2026年には到着後、詳細な分析を行う予定)
Hubble宇宙望遠鏡→ep47(6)+184(4)+238(6)
Flagship missions→ep47(6)+111(1)+181(1)+184(4)+192(6)+238(6)+261(4)+334(3)+389(3)
Psyche·16Psyche→ep248(4)
Discovery計画→ep84(4)+184(1·4)+248(4)+342(4)


431 10.01.2020
4-火星の塩水湖

(ESA european space agency 2012−2019年の観測データ134件に基づいて、火星軌道上にいるESAの宇宙船MarsExpressに搭載されたMARSIS mars advanced radar for subsurface and ionosphere soundingが火星の南極の氷の下にある4つの塩水湖を発見:湖は複雑な自然体系UltimiScopuliを持ち、広さ75000平方km、深さ1.5km、最大の湖は幅30km。水は高塩分の過塩素酸マグネシウムの塩水と推定)
火星の水→ep4(3)+181(1)+255(6)+265(6)+322(4)


429 09.17.2020
1-金星クマムシ

(欧州南天天文台 金星の雲中にphosphineホスフィン発見→地球上で生命体の代謝/人工的生成によってのみ発生する物質。小さく凝縮された状態で存在し、非生物的生成の可能性を計算しても、観測されている量の1万分の1のみ→金星に生命体が存在する可能性 金星の雲は高温な地表に比べて適温であるが、硫酸で構成され、地球の同様な環境では生命体は未確認)
クマムシ→ep196(2)+274(6)+374(4)

3-起源周期表
(Hertfordshire大学・小林千晶 宇宙の各安定元素の発生に関する第一原理化学分析→時間·環境の関数として元素の成り立ちを予測した周期表を作成→星の進化に関する現行理解に基づくと、期待値よりも少ない重元素が生成されること判明→r-processと呼ばれる元素合成が、従来よりも多く発生している可能性→モデルと実際の観測の比較で、銀が過剰生産され、金が過少生産されていることを指摘し、新しいタイプの恒星の爆発/核反応の発見が必要)

4-タイタニック新説
(MilaZinkova 1912年のタイタニック号沈没の夜に見られた強力なオーロラが、太陽フレアによってコンパスの歪みと電波干渉を引き起こし、タイタニックの沈没とその後の救助活動に影響を与えた可能性→カルパチア号の記録からも、穏やかな天候であったにも関わらずオーロラの光が観測)
太陽風→ep110(1)+255(6)+265(6)+281(6)+401(3)


423 07.30.2020
3-VRに誰かいる

(オークランド大学 超自然現象への信念の調査のため、大学生107人がVRの森の中を探索するゲームを体験→誰かもしくは何かが存在すると感じる90%→いないはずの存在を誤って認識する現象と相関が見られたのは、ビッグフット·幽霊·エイリアンなど超自然的な存在を信じるかどうかではなく、風水を信じているかどうかと判明)


422 07.23.2020
3-マイクラ地球

(Pennsylvania大学・Budapest工科経済大学・Debrecen大学 地球の地殻は一般的に立方体の形状をしている可能性:断片化現象の数学モデルを開発→何千もの岩のデータを分析→岩が砕ける際にその破片が平均的に立方体の形になること確認 紀元前5世紀Platoは地球・空気・火・水・宇宙で世界が構成されていると提唱し、それぞれに幾何学割り当て→地球には六面体/立方体構成を割り当て)


420 07.09.2020
4-肉眼彗星

(彗星C/2020F3、通称NEOWISE near earth object widefield infrared survey explorerは、NEOWISE宇宙望遠鏡によって2020年3月27日に発見→7月3日には太陽に大接近→7月23日には地球から1億300万kmの距離内に接近する予定で、今後2週間の間、北半球から肉眼で見ることができる予定→1997年のHaleBopp以来、北半球で見ることができる初めての彗星)


415 06.04.2020
3-クオーク物質

(フィンランド 中性子星の核部分で新しい物資Quark matterクオーク物質を発見:2017年のLIGO laser interferometer gravitational-wave observatory·Virgoのデータ分析→中性子星合体による重力波から潮汐変形可能性の上限を解明→中性子星の衝突で半径13 km、太陽2個分の質量を導出→巨大な中性子星の核部分は、星全体の直径の半分以上で、極めて高い密度により崩壊しクオーク物質になる可能性 普通物質:陽子・中性子で構成された原子核+負電子→一方で中性子星:陽子·中性子が密着し1つの大きな原子核のような構造)
重力波→ep200(6)+320(6)+332(4)
LIGO laser interferometer gravitational-wave observatory→ep200(6)+320(6)


413 05.21.2020
3-DMTエルフ

(JohnsHopkins大学 DMT dimethyltryptamineを摂取したことのある人をFacebook·Reddit·薬物関連のオンライン掲示板上で募集し、2561人を対象に調査→エイリアン·その他の存在からメッセージを受け取る69%で、接触相手は、存在60%・ガイド43%・精神39%・ヘルパー34%などと回答。DMTを摂取する前に無神論者であった人の半分以上が、摂取後に無神論者ではなくなったと回答 DMT:植物·動物の体内で自然に発生する化学物質で、アマゾンの部族の儀式ではDMT含むAyahuascaアヤワスカを摂取)
DMT dimethyltryptamine→ep318(3)+369(5)

4-巨大カンガルー
(古代豪州の人類が6万年−4万年前に、巨大オオトカゲ·大型ウォンバット·カンガルーなどの体重44kg以上大型動物megafaunaと共存していた可能性 megafauna:4万年前の更新世末期に永久凍土Tundraが消失するとともにユーラシア大陸・北米大陸・豪州大陸で絶滅→原因として気候変動・人間狩猟・病気・隕石衝突→今回は気候変動·火災の増加により、絶滅した可能性が示唆)


410 04.30.2020
4-宇宙の南北

(NewSouthWales大学·JohnWebb チリの超大型望遠鏡VLT very large telescopeのデータを利用し、宇宙が北と南に方位を持つ双極子の構造である可能性を提示→その構造に従って微細構造定数の変化をマッピング可能:130億年前のクエーサーの赤方偏移を観測→AIを用いて従来困難だった乱れ·熱の分析→遠くを見るほど電磁気が徐々に増加し、反対方向に向かっては徐々に減少している様子を確認)


408 04.16.2020
4-オウムアムアの形

(中国科学院·UCSantaCruz コンピュータシミュレーションを用いて、2017年に発見された全長1km·幅167mの棒状の星間物体Oumuamuaオウムアムアの奇妙な形成過程が予測→Oumuamuaが母星との接近時に潮汐力によって破壊され、星間空間に放出される可能性→現在毎秒26.33kmの速度で太陽系を離脱)
Oumuamua→ep292(3)+339(1)


402 03.05.2020
4-第二の月

(Arizona大学 地球に一時的な第二の月2020 CD3をMountLemmon天文台で発見:直径1.9m−3.5mの大きさと推定。軌道の分析によれば、この物体は2016年/2017年に地球に捕らえられた可能性。楕円軌道上を47日周期で周回→観測史上2度目の発見で、来月には地球の軌道を離れる見通し)


401 02.27.2020
3-黒点クジラ

(JesseGranger 1985−2018年の31年間のGray whaleコククジラの座礁データを分析→太陽の活動が活発な日にクジラの座礁が増加していることが判明:従来説では太陽嵐による地球の磁場の変動が原因と考えられていたが、新たな研究では太陽電波周波数の影響が座礁の主因である可能性→周波数の雑音がクジラの感覚器官を妨害し、クジラが迷子になる可能性 毎年動物2000以上が座礁し、1918年にはPilot whaleゴンドウクジラ1000匹がチャタム島に座礁し、最大記録)
太陽風→ep110(1)+255(6)+265(6)+281(6)


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?