見出し画像

バイリンガルニュース  宇宙開発 550-599

599 02.22.2024
2-木製人工衛星

(京都大学大学院·JAXA·NASA·村田功二 2024年夏に木製の小型人工衛星CubeSatのLignoSat2を地球周回軌道に投入予定:10cm角キューブ型で、Magnoliaホオノキを主に使用した外面構造→2020年にISS international space stationに打ち上げたMagnolia·Birchダケカンバ·Cherryヤマザクラの木材サンプルは温度変化·宇宙線·太陽エネルギー粒子など極端な環境に290日晒されたが、大きな劣化なし 通常の人工衛星は大気圏再突入時、金属が微粒子になり残るが、木材は燃え尽きて気化)
木製人工衛星→ep444(3)
太陽風→ep110(1)+255(6)+265(6)+281(6)+401(3)+429(4)+554(3)+589(1)


596 02.01.2024
1-SLIMちゃん

(JAXA 2024年1月20日に月探査機SLIM smart lander for investigating moonがShioliクレーターに着陸成功→日本はソ·米·中·印に次いで5番目に月面への軟着陸を果たし、世界で初のピンポイント着陸を達成→遠隔で測定するテレメトリデータから着陸時に逆立ちの可能性があったが、着陸直前に放出したLEV-2 lunar excursion vehicle-2ローバーSORA-Qの撮影した画像で逆立ちの状態が確認され、90度以上回転していたことも判明→初のデータ送信後に遠隔で電源を落とし、現在は太陽光で充電中)


593 01.11.2024
3-新型ロケットエンジン

(NASA·ThomasTeasley マーシャル宇宙飛行センターでRDRE rotating detonation rocket engine回転デトネーションエンジンのテストに成功:通常の点火室で推進剤を燃焼させるロケットエンジンとは異なり、RDREはリング状のチャネルで連続的な爆発を起こし、音速よりも速い排気衝撃波で推力を発生可能→軽量推進システムの実現が進み、NASAのMoonToMarsビジョンにとって重要な進展)
MoonToMars→ep513(3)


585 11.16.2023
3-宇宙生殖

(SpacebornUnited社·EgbertEdelbroek 火星での自然妊娠·出産を目指し、宇宙でのセックスに関して研究→卵子と精子を混ぜ、地球への再突入に耐えられるように冷凍する装置のプロトタイプを開発→2024年にはマウスの胚を打ち上げ、5−6年以内にヒトの精子と卵子へと進化させる計画)


575 08.24.2023
3-ISRO月着陸

(印ISRO indian space research organisation 2023年7月14日月面探査機Chandrayaan3をLVM3-M4ロケットで打ち上げ、重量626kgのランダーVikram·26 kgのローバーPragyamで構成されたミッションを進行中→2023年8月23日月面着陸予定→成功すれば、印は米·ソ·中に次いで4番目に月面に着陸した国となる予定 2019年9月Chandrayaan2はガイダンスソフトウェアの不具合が発生し墜落 2023年8月21日露月探査機Luna25が月に接近→エンジンの停止に失敗→月面に衝突 ソ連時代の1976年Luna24ミッションでの月のCrisium海からのサンプル採取成功)

4-火星最小人数
(GeorgeMason大学 火星コロニーの設営にはたった22人の人員が必要であることが可能性:北極探検·潜水艦·歩兵隊·ISS international space stationのデータを使用し、agent basedモデル作成→一般的性格ごとの対応能力·地球からの食料輸送に影響を与える事故·火星の食料供給に影響を与える災害など、現実的な要素を考慮に入れ、最小で10人から最大で170人までのグループを想定し、28日間の火星コロニーシミュレーション実施→22人が実行可能な最小のチームサイズであること発見→鉱物採掘場運営に必要な初期の人口規模·性格タイプ·スキルレベルの変数を考慮した様々なシナリオについて考察提供可能)


574 08.17.2023
4-重力低加速崩壊

(Sejong大学 標準重力が低加速度で崩壊する証拠を得たと発表:地球から650光年内に位置するワイド連星26500個のデータを分析→連星の加速度がESA european space agencyのGaia宇宙望遠鏡のデータからIsaacNewton·AlbertEinsteinの予測より30−40%高いことを観測→ModehaiMilgromが40年前提唱したMOND理論 modified Newtonian dynamicsの予測と一致)
Gaia→ep347(6)+438(2)


567 06.29.2023
2-火星模倣

(NASA CHAPEA crew health and performance exploration analogミッション1を始動し、火星の環境を模倣した施設で宇宙飛行士要件をクリアしたクルー4人が378日間隔離生活開始:建物は3Dプリンタで広さ158㎡の建設。2024年7月7日まで滞在予定。男女2名ずつからなるクルーは生物学者·構造エンジニア·救急医·微生物学者で構成。火星での生活を模擬し、資源制約·居住空間の制約に加え、宇宙食·通信障害·環境ストレス·緊急事態に直面する予定)


566 06.22.2023
1-宇宙脳拡大

(フロリダ大学 宇宙飛行士30人の脳を分析し、6ヶ月以上宇宙に滞在した者は脳室が有意に拡大し、完全に回復するまでには少なくとも3年かかること発見:脳室は脳を保護し、栄養を供給し、老廃物を排除する役割を担う脳脊髄液で満たされた空洞部分→重力のない宇宙環境では、脳脊髄液が脳の上部に移動することで、頭蓋骨の中で脳全体が上に押し上げられ、これに伴い脳室が拡張→宇宙に滞在して2週間程度では見られないが、6ヶ月後に最も大きくなり、その後横ばいになる傾向)


560 05.11.2023
4-宇宙液体海

(天王星の月27個のうち大きい月のMirandaを除くAriel・Umbriel・Titania・Oberonには氷の地殻の下に塩化物·アンモニア·塩分を豊富に含んでいる液体の海が存在する可能性→Titania・Oberonには生命が維持できる十分な温度の海も存在する可能性:探査機Voyager2のデータと最近のミッションの情報を統合→天王星の大きい月が放射性崩壊による内部熱を保持できるほど十分な断熱性を持っていること発見)
Flagship missions→ep47(6)+111(1)+181(1)+184(4)+192(6)+238(6)+261(4)+334(3)+389(3)+435(3)+439(3)+449(4)+451(4)+458(3)+471(4)


558 04.27.2023
4-StarshipRUD

(SpaceX社 2023年4月20日StarshipSuperHeavyの試験的打ち上げ実施→打ち上げ時にエンジンの故障が発生し、30基のうち3基が作動せず、高度上昇中にさらに3基が故障→HPU hydraulic power unit油圧パワーユニットの破損により中央エンジンの制御が喪失→ピッチオーバーを開始したが制御不能→落下開始→ブースターエンジン・stageエンジン分離不作動→打ち上げから3分14秒後にFTS flight termination system飛行終了システムを起動→燃料タンクに穴を開けてRUD rapid unscheduled disassembly=爆発 打ち上げ時発射台の下に大きなクレーターができ、コンクリートの破片が周囲に飛び散り、タンクファーム·近くの設備に損害が発生→噴煙により数キロ離れた場所で雨·微粒子が降り注ぐ事態が発生)
Starship→ep232(5)+285(6)+332(1)+342(2)+377(6)+416(3)+475(1)+541(3)+557(4)


557 04.20.2023
4-スターシップ

(SpaceX社 初めて、Starshipを軌道飛行させる計画を2023年4月20日実施予定:Starshipは人類史上最大のロケットで、高さ120m·幅9m·SaturnVロケットを60%大きくしたサイズ。迅速な再利用を可能にする設計により、軌道上までのペイロードコストが1kgあたり1万ドルから100ドルに削減可能。100人の人間を1度に火星まで輸送可能で、NASAのArtemis計画の月へのHLS human landing system有人着陸システムとしても選定 SpaceXのElonMuskは成功への期待値を適切に調節するようにとコメント 4月17日の打ち上げは加圧バルブの凍結で中止)
Starship→ep232(5)+285(6)+332(1)+342(2)+377(6)+416(3)+475(1)+541(3)
Artemis計画→ep139(5)+192(6)+354(5)+419(3)+433(4)+475(1)+481(2)+487(3)+538(3)+551(4)
ElonMusk火星計画→ep232(5)+270(4)+285(6)+342(2)+377(6)+416(3)


554 03.30.2023
3-月面大量水

(TheChineseAcademyOfSciences TheKeyLaboratoryOfEarthAndPlanetaryPhysics 月面に存在する微細なガラスビーズに数千億トンに及ぶ大量の水が含まれている可能性:Chang’e5嫦娥5号が採取したサンプルからの分析→月面のガラスビーズには3億-2700億トンの水が蓄えられていると推定→水分がガラスビーズに取り込まれるまでの時間は1−15年で、太陽風由来の水が急速にガラスビーズ内に蓄積されている可能性 月面ガラスビーズ:隕石の衝突によって、月面の塵が宇宙空間に放出され、冷えてガラス化 月面水循環:隕石の衝突によって、ガラスビーズ内の水分が放出され、太陽風により水が新たに蓄積され、月面下のガラスビーズに水が蓄積)
月の水→ep22(5)+205(1)+275(4)+487(3)
Chang’e5→ep528(4)
中国宇宙開発→ep7(5)+47(1)+83(4)+174(6)+221(1)+336(4)+339(4)+395(3)+449(4)+461(1)+519(4)+528(4)
太陽風→ep110(1)+255(6)+265(6)+281(6)+401(3)+429(4)


551 03.09.2023
3-H3ロケット打ち上げ

(JAXA 種子島宇宙センターからH3ロケットの打ち上げ→飛行開始から約5分27秒後に2段目エンジンが点火せず、飛行終了システムが作動→H3ロケット+自然災害観測・ミサイル検知など安全保障用人工衛星ALOS3 advanced land observing satellete3は破壊→残骸はフィリピン東部の海に落下→JAXAは謝罪し、今後の問題解決と信頼回復を約束 2023年2月17日H3Aロケット主エンジン制御機器電源停止→打ち上げ中止)

4-月のタイムゾーン
(ESA european space agency NASA月面インターネット構築様式プロジェクトLunaNet一環としてESA·複数の宇宙機関が共同で月のタイムゾーンを設定中→将来的に宇宙飛行士がLunarGatewayStation·月面に滞在する際、通信·ナビゲーションに必要→異なるナビゲーションシステムの相互運用性を確保するため、国際的な地上基準座標系と同様に、セレノセントリック基準座標系を開発する必要→しかし、月では地球と比較して時間の進み方が56マイクロ秒/日早い相対論的効果があるため、座標系開発困難)
LunarGatewayStation→ep354(5)
Artemis計画→ep139(5)+192(6)+354(5)+419(3)+433(4)+475(1)+481(2)+487(3)+538(3)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?