ありたい自分像

 何かを叶えたいと思う時、こうなりたい、あれをやりたい、と思うことはもちろんですが、「ありたい自分像」をしっかり持つことが大切だと思います。

「なりたい」ものを説明するには、歌手、警察官、弁護士、教師など、世間一般的に説明のつく職業や肩書きを挙げるといいと思います。

「やりたい」は、技術を磨くことや、趣味、遊び、何でもいいですし、なりたい職業などとイコールの人もいるかもしれません。

単に瞬間的にやりたい趣味や、職業自体に強い憧れを持っていてゴールとする場合は、一心不乱にそれをやればいいので、叶えられる可能性が高いと思います。

 ただ、「なりたい」「やりたい」ことを固い軸に据えてしまうと、今の環境で見ている世界を基準に考えていくことになります。

限定された世界の中で選ぶしかない状況になれば、叶わないと思って諦めてしまうこともあるかもしれません。

 そこで「ありたい自分像」を強く持つことが突破口になることがあります。
個人だけでなく団体やサービスにも通じるかと思います。

「ありたい自分像」は時代や自分の環境や立場が変わっても左右されない普遍的なもので、ポリシーとかビジョンとか言ったりもします。

 たとえば「なりたい職業=歌手」をゴールにした場合、「ありたい自分像」は果たして歌手でなければ得られないのでしょうか?

僕の「ありたい自分像」は、
・自分で事業を営んでいる
・老若男女に満遍なく知ってもらえている
・社会に必要とされる
・新しい価値を生み出す
・特技を生かして各地で仕事をしている
ざっくりですがそんな存在です。

それから「やりたい仕事」を考えると、
・音楽
・社会教育
・国際交流
・地域貢献
・子育て、障害者支援
などになります。

では何に「なりたい」のか?
歌手は、多くの「なりたい」ものの一つで、「ありたい自分像」「やりたい仕事」を考えると、必ずしも歌手だけで叶えられるものではないことに気づきます。
・MC
・ライター
・タレント
・プランナー
・講師
・NPO法人代表理事
など、肩書きをつけようと思えば他にもあります。

昔は「全部やる人」とか答えていましたが、いい大人なので、便宜上考えつく肩書きはつけることにしました。

どれも僕の「ありたい自分像」に近づくには欠かせないものなので、いただいたお仕事に失礼のないよう努めています。

 「なりたい」ものは必ずしも一つである必要はなく、環境や時代の変化に応じてアップデートして良いと思います。

大幅にブレなければ、目先のことも先々のこともリンクして考えられるので「ありたい自分像」を描くのはオススメです。

できれば友達ではなく、信頼できる先輩や異業種の方と話しながらの方が、面白い視点が見つかると思います。

==============

宇田川ガリバー哲男

身体のハンディキャップを乗り越えてメジャーデビューを経験したアーティスト。日本アーティスト協会の代表理事として、アーティストの職業化を推進中。Umami+(ウマミタス)名義でクリエイティブワークも手がける。

お仕事のご依頼・ご相談はこちらまで。

udagawa@umamitasu.com

新曲「生まれてきてくれてありがとう/宇田川ガリバー哲男」生演奏動画http://youtu.be/5YQf2ye-3l4

==============

◆日本アーティスト協会 http://jaa.strikingly.com

◆Umami+ http://udagawa.wixsite.com/umamitas

◆note メインのブログです。

「社会起業アーティスト道」https://note.mu/udagulliver

◆ITmedia オルタナティブブログで執筆中。

「こじつけ力 ―闘う現代アーティスト論―」http://blogs.itmedia.co.jp/udagulliver/

◆twitter https://twitter.com/UDAGULLIVER

◆Facebook https://www.facebook.com/udagulliver

◆instagram https://www.instagram.com/udagulliver/

投げ銭を頂けると一層活動のモチベーションが上がります! 音楽や文筆の創作資金としてご支援をお願いいたします★