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サポートを遠慮なく受け取り、「家族」を拡大していくということ。

我が家の台所で、私の作った甘酒ブルーベリー豆乳スムージを食べながら、ごはんを作っているのは、私ではなくて、mari-DELIのまりちゃん。

私は、ごはんを作るのは好きだ。でもまだ体の回復ができていなくて、台所に立つのが億劫。毎日、毎日はできなかったり、翼がいるから、翼と遊んだり、出かけたりする方が楽しい。出かけた先の偶然の出会いやハプニングで、ことが起きるのも楽しい。

掃除をするのも好きだし、洗濯も好きだけど、コンスタントに一定のリズムでルーティンでやるのは、苦手。

翼は私しか家にいないといつも私にくっついてきて、かわいいけど、全然自分のペースで集中するモードに入りにくい。

やりたい時に、やりたいことを、やりたいペースで、自由に何もかもやりたい。

こうやって文章を書いたり、写真を撮ったり、誰かの話を聞いたり、誰かと話をしたりっていうのも好きだけど、それも全て自分のペースでやりたい。

そんな私が、全ての家事育児と私として純粋にやりたい活動を、旦那さんのいない日中に全てやるのは、無理。キャパオーバー。

でもね、そもそも全部自分でやろうとするなんてさ、リーズナブルじゃないと思わない?労力としてね。

と思うのは、きっと私が家事力がないから。

でもね、その分、他の力が、私にはある。

自分の適性のあること、好きなこと、得意なこと、モチベーションの上がることにエネルギーを注ぎ、そこで専門性を磨き、効率よく経済的な循環をうみだそうと思ったら、他のことは、他のスペシャリストにアウトソーシングするのが一番だと思うんだよ。

特にうちの場合は、お互いの実家も遠くて、育児のアウトソーシング(おじいちゃんおばあちゃんに頼るという意味)は難しい。一時保育とかファミサポも使ってるけど、限界あるね。東京だと一時保育の相場は1時間1000円前後。福島だったら8時間預けて2000円とかなのに!東京人口集中しすぎ。
(それはここに仕事が集中しているとみんなが思っているから。)

そうしたら、いろいろなアウトソーシングを組み合わせていって、自分たちの肉体的、心理的負荷を減らして行こう!

その上で、自分たちの専門分野に集中していける土台を固めて行こう。

ということの第一歩で、まりちゃんのごはんに甘えてみることに。

今回、作ってくれたのは、ポテトサラダ、重ね煮の和え物、そしてタミパンケーキ。

彼女が産後ママ向けにごはんを作るという活動、サービス、しごとをしているのは知っていて、また何度かごはん会などでそのお手製のごはんをいただいたこともあったのだけど、実際におうちにきてもらったのは今回が初めて。

彼女が8月で唯一空いていたこの日は、奇しくも翼の1歳の誕生日の翌日。私の実家家族総勢15人で過ごした超賑やかな誕生日、その後の日常へのシフト行事の意味も込めて、このタイミングで決定。

翼は、人のエネルギーに正直に反応する。まりちゃんには、はじめこそ警戒したけれど、すぐに大好きになり、私が嫉妬するほどに仲良しに。

彼女のサービスに料金設定は、なくて、お金でも、ごはんを作ってもらった人の得意なことでも、ものでも、なんでもいいということ。この日は、「ごはんを作ってもらいながらおしゃべりをして、ごはんを食べながらおしゃべりをする」というのがメインの目的。まりちゃん的には、「ランチを食べる」感覚でごはんを作ってくれた。

エプロンに始まり、様々な料理グッツや材料を、笑顔とともに我が家に持ち込んだまりちゃん。内容の濃いトークを繰り広げながら、その人生から得たいのちのエッセンスをちりばめながら、作られていくお料理たち。

おかずが出来上がったら、私は先にごはんをいただきつつ、おしゃべりも続けつつ、まりちゃんは今度は、翼の誕生日祝いにタミパンケーキの準備に入る。

出来上がって、タミパンというお鍋のふたを開けた瞬間!
このジュワジュワ感とともに広がる、美味しい甘いにおいがたまらない。お砂糖使ってないのに、ほんのり甘くて、味わい深い。ケーキに限らず、まりちゃんのごはんは、少量でもエネルギーがぎゅっと詰まっていて、食べた後は本当に体が軽くなる。

ケーキを焼くところまで進んだら、二人で去年私が仕込んだ梅酒を真昼間から開けて、本当に本当に美味しくて、楽しくて、心地よい、お昼ごはんをいただきました。

まりちゃんが作ってくれたおかず2品の他に、我が家の玄米ごはん、実家からもらった梨、自然派クラブ生協の納豆、漬物、そして梅酒ロック♪
美味しかったし楽しかったなぁ。

誰かが、自分の家のキッチンに立って、おしゃべりしながらごはんを作ってくれるって、なんて幸せなんだろう!
そして、それを一緒に食べて談笑できる、お酒まで飲んじゃうって本当に嬉しい。

重ね煮の和え物は離乳食の味わいにぴったり。タミパンケーキもパクパク。本当に美味しいものは、赤ちゃんも吸い寄せられる。

我が家でも重ね煮はよく作るんだけれど、まりちゃんの作ってくれたシンプルなものが、ものすごく甘い。彼女は、玉ねぎと人参の甘みをお砂糖の代わりに多用しているとのこと。

本当に見た目は普通の可愛らしい女の子、という印象のまりちゃん。しかし、今回話をじっくりしたら、出るわ、出るわ、驚愕の人生経験。ほんわかした人って思っていたし、女性性開花をキーワードにした出会いだったけれど、彼女、もともとものすごい男性性(実行力、具現化力)のある人で、しかもそれとなくコツコツ実績を積みまくっている。地に足がついていて体の感覚を生かしつつ、天に通じているって、書くと簡単だけどなかなか難しい。

なんでも道を極めると、達人になるのだろうけれど、身近に、同じ母親の立場でこんな人に出会えたのは、私にとって嬉しい財産。

私ができることって、なんだろうなぁと思うけれど、写真と文章を評価してもらえることが多いので、いろいろなサポートを受けた、そのレポートを、このような形でシェアしていくことが、これからの子育てもとい子育ち、ひいては地球づくりに役立つのではないかと思い、書いてみました。

まりちゃん、本当にありがとう!また9月にも来てもらえるのが楽しみ。
我が家のキッチンに立つ、4人目のパートナー(わたし、旦那さん、わたしの母に次ぐ)として、緩やかな新時代の家族の兆しを感じた1日でした。

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下の写真は、今春、マウイ島で撮影したまりちゃんと息子くん。
この時よりもさらに綺麗に、パワフルになっています。
東京の国立国分寺周辺にお住まいのママは、ぜひ彼女のごはんを知って欲しいな。そして、苦手なことは積極的にアウトソーシングして、逆に自分の得意なことを、誰かに提供することで、繋がっていく愛の経済、一緒にまわしていきましょう♪

まりちゃんのブログ:https://ameblo.jp/marmarinn/


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