創作漫画ZINE制作日誌|4日目|下書きに色を塗ってしまうという力業

こんばんは、mihoroです。
気付いたら大分時間が経ってしまいました。
正直今までどんなことを書いたのかさっぱり覚えていません…勢いって怖いですね。

それでは早速始めたいと思います。

前回「次回は下書きをして線画起こします~」と言っていたんですが、見事にそこで躓きました。
そしてその失敗が思ったよりショックで、なかなか前に進めないでいました。
転んだまま起き上がれずに倒れたままでいたと言いますか…。
とりあえず1枚線画を起こして試しに塗ってみたんですが、まあ納得がいかなくて。
疑心暗鬼になってしまったまま2枚目の線画を起こして塗りに入ったら、案の定失敗しまして。
絵描きあるあるだと思うんですが下書きの線が一番良く思えてくるんですよね。
綺麗に整えられた線も確かに綺麗で良いんですが、もっと素直で気楽で自由なラフだったり下書きが一番良く思えて来る。
わたしの場合、昔からそれをずっと感じていて。
最近ドローイングを描くようになって、それが明白になったので、ドローイングばかり描いていました。
線画を起こすと線は整うんだけど、どうも味がなくなる気がしてしまって。
そこで考えました。
ん?それなら下書きをそのまま原稿にしてしまえば良いのでは?
そんなナイスアイデアを思い付いてしまったことによって、線画を起こす手間も省けて一石二鳥。
…と、思ったんですが。


面倒くさがりのわたしは後半のページになるにつれて下書きをネームレベルのアタリだけで描いているコマがありまして…これは結局きちんと書き直さないといけません。
線画を起こす際に必要な苦手なトレースはせずに済みましたが、アタリから描き上げるのもそれはそれで大変です。
でも下書きのまま進めちゃうとかもありかな、と。
最近雑というか、絵を完成させるにはある程度手を抜くことも必要なのかもしれないと新たに思えて来ました。
昔は思い通りに完璧にこなさないと気持ちが悪かったんですが、ラフさも必要というか、それでも別にいいのかと自分を許せたような気がします。
最近海外の作家さんの動画をよく見るようになったことで、もっと自由でもいいんだと思えたのかもしれません。

そんな感じで、やっとなんとか再スタートが出来ました。
明日は下書きを魅せる線に整えながら塗りも並行してやっていけたらいいなと思っています。


その後はスキャンして面付けしてプリントアウトして製本です。
挫折しかけたことに加え、いろいろ忙しくバタバタしてしまったこともプラスして中断してしまっていましたが、この制作日誌があったから諦めずに前に進めたんだと思います。
毎回読んで下さっている方も、今回はじめて読んだよって方も本当にありがとうございます。
わたしは今こんなことをやっているんだってことが誰かに伝えられていたら、それだけでうれしいです。
引き続きまた続けて行くので、あと数回だとは思いますが読んでもらえたらしあわせです。

それでは5日目に続きます。
またお会いしましょう。またね。

mihoro

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