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「地域がより輝くために。挑戦者を応援し、支え合う場をつくりたい」〜TaMaRiBa立ち上げメンバーの想いvol.03 日本IBM 古長 由里子さん〜

2022年9月に始動したTaMaRiBa。
その発足の裏側には、立ち上げメンバーの一人一人があたためてきた、強い想いや願いがありました。

5名の立ち上げ人の方々に、
その想いを語っていただく連載
「TaMaRiBa 立ち上げメンバーの想い」
今回は、第三弾。

ご執筆者は、IBMのコンサルティング事業本部で「Future Design Lab.」をご担当されている古長 由里子さんです。

はじめに

IBM Future Design Lab.の古長です。

自分が生まれ育った街に貢献したい、仕事や観光で立ち寄ったあの地域の課題を解決したい、想いを持った人々のアイデアと力を繋げて協働し、うねりを作り、一つずつ解決できれば、世の中はもっと明るくなるはず。

挑戦者を応援し続け、頼り合い支え合う環境が作れれば、日本に希望が取り戻せる、そんな想いからTaMaRiBaは始まりました。

メディア x テクノロジー

時代を切り取り広く伝える力を持つメディア代表のテレビ東京、テクノロジーで未来をデザインするIBM。そして、続々と賛同いただいているパートナー企業や自治体の参画により、ワクワクする新しいオープン・イノベーションの舞台が整いつつあります。ここから一つでも、世界を変えるアイデアが形になることを願って、メンバーの輪が広がることを楽しみにしています。

社会と共に〜よき企業市民であれ

IBMでは、創業当時から「Be a good corporate citizen」という教えがあり、企業として利益を追求するだけでなく、所属する地域社会や国、世界をより良くすることに責任を持つことを大切な思想としています。事業の傍ら、ボランティア活動や学びを奨励する文化が根付いており、様々なコミュニティに参加し活動する社員も多くいます。
今回のTaMaRiBaにも、エンジニア、デザイナー、アーキテクトやクリエイターなど、さっそく多くの仲間が参加を表明してくれていて嬉しい限りです。

オフラインミーティングの様子

本物の共創を目指して

私自身、産学官で推進する地域創生プロジェクトや「IBM BlueHub」 
というスタートアップ企業との共創プログラムを運営してきた経験から、社会課題に向き合い当事者としてチャレンジし続ける素晴らしい起業家や、企業同士のコラボで社会をアップデートする実例に数多く出会ってきました。

数年前と比べ、スタートアップへの投資や支援が量・質ともに格段に上がってきたのはとても素晴らしいと思います。

一方で、それらの活動やビジネスアイデアが、一過性のイベントで取り上げられるに留まったり、実証実験で終わってしまい、継続できずにもったいないと感じたことも多々ありました。スタートアップと大企業、自治体、それぞれの立場とゴール、スピード感が噛み合わず、物別れに終わることも依然珍しくありません。

今回のTaMaRiBa設立にあたっては、熱量溢れる発起メンバー達と、決して放ったらかしにせず、継続に向けて努力することを誓いました。失敗を讃え、仲間を繋げていければ、次の大きな挑戦にきっとつながる、成功するまで頑張れる。そんな実験の場、対話の場を皆さんと盛り上げていきたいと思っています。

9月のキックオフイベント以来、具体的な分科会も立ち上がり、本格的に始動しました。自治体や参加団体からの課題や活動テーマも明確になり、未来の担い手である大学生や高校生を巻き込む計画も進んでいて楽しみです。

参加しているメンバーが思いっきり楽しめて、本音で語り合える、未来の誰かの役に立つ、TaMaRiBaの進化にご期待ください。そしてぜひご参加ください!

プロフィール

日本IBM
IBM コンサルティング事業本部
IBM Future Design Lab. パートナー
古長 由里子

IBMコンサルティング事業にて、「IBM Future Design Lab.」をリード。課題解決者との交流を軸に、テクノロジーと信頼でより良い未来を拓く共創活動を推進する。

地域に根差したオープン・イノベーションに興味があり、出会いやご縁を大切に各所に遠征・出没

福岡県北九州市出身


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