虫を殺せる人でなく、虫も殺せない人が怖いの。

 虫も殺せないような人がって言われる時はあったんだけど、

 実は虫も殺せない人が怖い。

 加減を知らないから。

 前世代の家族なら兄弟姉妹がいたからその中で加減を覚えていくけど、

 割と現世代は子供1人だったりするから。

 それでも1人っ子でも覚える子はいるよ。

 ただ、それらが関係無いとしたら、今は前世代と比べて、

 命と触れ合う機会が少ない。

 自然と触れ合う機会が少ないのが影響してるかも。

 その場合、家庭菜園をオススメ。

 虫と触れ合える機会があるから。

 命と触れ合える機会が有るという事。

 虫には悪いけど、

 やっぱり駆除する時は来るわけで、

 その時に虫の命を奪う事になるんだけど、

 命を奪うって気持ち悪い。

 潰れた姿を見てとかでなく、

 なんか命を奪うってそのものが凄く気持ち悪い。

 と同時に自分が生きてる者の命を奪えるという事を学べる。

 子供の頃、クロコガネって虫がいて、捕まえて手の中に入れて誰かに見せようと持っていったら、

 その時には手の中で死んでた。

 特別強く握ったわけでもない。

 むしろ軽く軽く握ってた。

 その時に知ったよね、不快感と同時に、

 思った以上に自分には人には簡単に命を奪えてしまう能力がある事に。

 そういう経験がないと加減を知らないから人を殺してしまう所までいく。

 そして自分の身体が命を殺せる能力を持っている事を子供は知らない、大人でも知らない人多いけどね。

 だから、屋上から買い物カートを落下させる学生さんいるんでしょ?

 凶器に何を使ったという話でない。

 まずは自分の身体が人を殺せる能力がある事を知ってほしい。

 カートを落とす力がある事に。

 その時点で、落下させる力がある、それそのものが凶器であると気付いてほしい。

 いっつも子供による殺傷事件が起こると、まず凶器が問題視され凶器が叩かれるけど、凶器以前の問題だから。

 凶器は割と問題でない。

 真因は別のとこに。

 身体そのものが人の命を奪えてしまう事を知ってほしい。

 その辺知らないと今って簡単に言葉の行き違いで誤解が発生して恨み持ったり恨み買ったりするから、

 すぐ殺傷事件発生したりするよ。

 特に感情の抑え効かない・感情の感覚に敏感な年頃の若年層殺傷事件は。

 大人の場合は脳の老いからくる感情の制限の効かなさだけどね。

 子供同士の殺傷事件起きると、子供の精神の未熟さみたいな事言われるけど、

 今の子供そこまで未熟じゃないでしょ?

 前時代の大人が子供の時の方が情報得られる分野限られているから精神は未熟だったと思うよ。

 だから、こういう事件あった時に子供は精神未熟ですっていう報道はしないでほしい。

 子供の格を下げてしまうから。

 とりあえず、命を奪うって気持ち悪い。

 だからこそ、命に感謝。

 食べ物等で命を頂く事があるからね。

 野菜にしても動物にしても。

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