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【朝礼】9/9 お金は指で数えましょう

おはようございます。
小売王_マグロ大使です。
今週の朝礼を始めます。
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ずいぶんと涼しくなりました。
日中はやはり気温が30度を超えていますが
猛暑を通り過ぎた後では涼しく感じるから不思議なものです。

今日はレジの話をします。

キャッシュレス決済も日に日に増えていますが、現金支払いはやはりある程度あります。現金の取り扱いはキャッシュレス決済と比較してミスが起こる割合が段違いに高くなります。

受け渡し違い、勘違いなどが起こりやすくなりますから、それを防ぐための取り扱い、そして工程がつまらないように、流れるような一連の動作をバリエーションを込みで覚えておかなければなりません。

「レジなんて誰にでもできる」と思っている方もいるようですが、売り場担当は売り場担当の難しさがあるように、レジにはレジならではのテクニカルな部分や顧客対応のバランス感が必要になります。

単に丁寧にするだけではだめですし、早ければいいってもんでも、お金があってればいいってもんでもありません。スピード感と丁寧な部分のバランス感ですね。

以前お話ししたように、金銭はカルトンで受け渡しをするようにしています。スピードで言ったら直接手渡しした方が早いんです。

ここは、お客様との接触を避けるためという大事な目的が1つあります。
それから、しっかりと金額の確認をするための工程であり、勘違いや言いがかりといったトラブルを避けるための面もあります。

金銭は手と手で直接受け渡すと、金額の確認の機会が失われます。
受け取るお金で言えば、お客様なりに数えたお金を鵜呑みにしなければいけません。

じゃあ500円玉1枚の時は直接受け取っていいのか、などとどうこう言うより、代金を伝えてカルトンを差し出すことで、自然にそこに出していただくという流れを作っていくことが大事です。

お客様がお金を出している数秒の間に、私たちはやることがありますからさっとそれを済ませます。お買い上げテープの貼り付けや買上商品のかごまとめなどですね。

お客様が出されたお金を、先入観を持たずに単純に数えることが一番重要なポイントです。

624円のお会計に対して、「624円あるかな…?」と思いながら数えて「はいちょうどですね」ではなく、単に500、600、620、あと1円玉が4つあって624円。

(…お会計は624円だからちょうどだな、)「624円ちょうどお預かりします」という流れです。

この時には会計の金額を忘れているくらいでもいいのです。あらかじめ金額を思い浮かべて数えていると意識が引っ張られ、数え間違いを起こします。金種の違いにも気づきにくくなります。

10円を2枚出している筈だと思ってみていると10円2枚に見えても、予断無く見ていると、茶色いけど100円だな、というようなことに気付きやすくなります。

また広げた500円玉の下に1円玉が張り付いているというようなこともあります。お客様が出したお金を先入観なしに、1つ1つ手で拾い上げ数えていくことが正しい金銭確認です。

拾い上げたお金を吟味台に再度預け、「624円ちょうどお預かりします」と言いながら「現計」キーを押し、出てきたレシートを「レシートをお返しします」とカルトンに返す。

吟味台とはレジの右上もしくは左上にあるお金を広げるための平らな場所です。わが社のレジでは銀色の金属プレートになっています。一番多い形式です。

お客様がカルトンに出したお金をパッと目で数えて、皿をひっくり返してじゃらっとお金を握り、「ちょうどお預かりします」と言いながらレジドロアに直接金銭を収納するのでは、金銭の確認は全くできていません。

この続きはまた今度お話しします。

今日もお客様が多くいらっしゃいます。
お客様は買い物を楽しみに、もしくは必要なものを手早く買いにいらっしゃいます。

レジはさっとスピーディに打ちながらも必要な確認はポイントを押さえてしっかりと行い、間違いがなく勘違いもないように行いましょう。
さあ今日もまもなく開店です。

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