壊れるなら壊れてしまえ。ダイヤモンドの中心、小高い山の上で痛みを主張する肩肘を挑発した。先輩が繋いだボールは、土の汚れで茶色く染まっていた。吹奏楽部の華やかな演奏と応援団の図太い声がこだまする。託された想いに応えて、先輩や監督を胴上げしてやる。晴れ舞台が、ボクを少し強気にさせた。 4 朝比奈ケイスケ 2018年12月11日 21:13 【140字小説19】 #小説 #創作 #ショートショート #物語 #野球 #ショートストーリー #青春 #140字小説 #超ショートショート #140字SS 4 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? サポート