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短歌

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57577のふるえ
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2023年12月の記事一覧

連作短歌2:「今ここだけが四季」

連作短歌2:「今ここだけが四季」

「日焼けだけ痛む夏のことどう思う?」空全部眠る汗だけが光る

「かたつむりずっと家がついてまわる」エアコンはまだ使えない まだ

「花火って音を出す針みたいだね」きみの痛みきみだけの傷

「花弁だけかがやく花だけあってほしい」ヒトだけが持つ鮮やかな欲

「ひびきれが映える指!ほら一等星!」ハンドクリームは手だけを癒す

「飽きがこないのが秋なわけがないでしょう」焼き芋銀杏いちょうの並木

「死体に

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日記27:「短歌を詠んでみる」

日記27:「短歌を詠んでみる」

昨晩から唐突に短歌を詠んでいる。
細かい決まりごとをまったく知らず、どころか細かくない部分もそもそも知らない可能性もある。私が把握しているのは57577のリズムで組んで季語は必要ないという、これが四国ゲームだったら速攻で爆発していること請け合いだというレベルだ。注釈すると、四国ゲームとは西尾維新の長編小説である「伝説シリーズ」に登場する出来事で、魔法少女が究極魔法を求めて行われる実験である。なにを

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連作短歌1:「ワンナイト・ムーン・ナイト」

連作短歌1:「ワンナイト・ムーン・ナイト」

月に逢う月を見ている月が指すうなばらの背の道 ほらさざなみ

ああ砂浜きみが記させた足跡が私のもとから遠のいて

あおぐろの水面に利き足浸したらどこまでもゆけるどこまでもゆこう

離島とは離れた島と書いて離島 夜空とつま先ふちがにじんで

サン・アンド・ムーンと子どもが口にした 笑顔のまるみはあたまのうえに

宇宙ならどこまでもいける気がしても地球はどこまでも球球球

しらなみがぶくぶくふくれて弾

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