真理

文化と食事と飲酒が好きです。美術館に行った感想や好きな事や日々感じる事などなど、ゆるく…

真理

文化と食事と飲酒が好きです。美術館に行った感想や好きな事や日々感じる事などなど、ゆるく書いていきます。

最近の記事

久しぶりの更新。 今日は本当に家から出ずに、Netflixに上がっている北野監督の首を観た。 観ながらの感想を箇条書き。 人が簡単に殺されてる。3分に一人は死んでる。 農民は小汚いし、上位階級の侍のみ小綺麗。 女性ほぼ出ず。ちゃんと出ていたといえる柴田理恵さんのいい感じのおばちゃん感が出てる演技が印象に残った。 北野監督、ブレない。だからこそ、恐怖。 自然に次誰殺そうかなぁ〜って考えてるの誰も信じてないなというのが伝わって、隣にいたくない。西島さん演じる明智光秀がまともに

    • 空海展

      行ってきました。 奈良国立博物館の空海展。 まず、正直人そんなおらんだろうと気楽に行ったら、チケット買うのに並んでる(いや、調べろよって話か)。日本人もだけど、中国系の方が多い。後、仏門に入られてる方。 全体的な感想として、予習なしで行ったので、解説読んでも難しい。で今回ありがたい事に鑑賞ワークシートの解説がとても分かりやすかったので、そっちばっかり読んでた。キャラクターも可愛い! 今回、胎蔵界・金剛界の両界曼荼羅のそれぞれの細かい解説があって、成程!っと思いながら鑑賞。な

      • シン・東洋陶磁

        本日はこちら、東洋陶磁美術館の『シン・東洋陶磁』 リューアル後の初展覧会。 今回は所蔵の名品を紹介していく感じでした。 まず、エントランスが前より広々してる!トイレがめちゃ綺麗、そして広い。 展示が12に分かれてて(作品一覧もらってくれば良かった)、一部屋目の展示が現代の作品と当時の作品を同じケースで展示してて、その展示がお互いの作品の良さを殺さず活かしあっていたのが見ごたえがあって良かった。 国宝の油滴天目が広々とした空間にポツンと置かれてたので、見放題。油滴の地の黒と輝

        • KYOTOGRAPHIEの川内倫子 潮田登久子

          毎年楽しみにしてるKYOTOGRAPHE。 今年は川内倫子さんと潮田登久子さんの2人展。 川内さんは去年の滋賀県立美術館以来2回目。潮田さんはお初。 潮田さんの冷蔵庫の外観と扉を開けて撮った作品群。見ながら、冷蔵庫って外観以上に中身にその人・家族が出るよな。家もそうだけど、冷蔵庫ってその人・家族の縮図の一つだよなぁ〜と思いながら鑑賞。 この写真のモノは私の日記帳。 モノには様々な知識や気持ちがこびりついている。の文を読んだ時に、母の事を思い出した。 私の母はあまり物を捨

          没後100年 富岡鉄斎

          後期後半に行ってきた、京都近代美術館『没後100年 富岡鉄斎』展 文人画よく分からんけど、行ってみようと思い行ってきました。栖鳳とほぼ同時代の方なので、より双方の解像度が深まるかと思い。日曜美術館の鉄斎展で前情報仕入れていざ展示。 まず、鉄斎の肖像画・写真を見た第一印象、『仙人』。世俗感がない。部屋が本に埋もれてて、小汚い(失礼だな) 作品にはほぼ漢文が書かれてて、読もうと思っても読めない。読めたとしても意味が三分の一も分からない。ここだけ注目すると、意味わからん終了と

          没後100年 富岡鉄斎

          カット・ブリーチ・カラー

          絶賛、ブリーチかカラー中。 社会人になって早約15年。職種柄髪は染めてなかったけど、ここ一二ヶ月の仕事での理不尽と無意識での女性軽視せいの苛立ちが酷く、転職して事務職になったし髪染めても良くない⁈と思い、インナーカラーで金髪にしよと思い即行動。 紙染めるの自体が約15年振りなので、工程の多さと待機中の自分の姿と匂いに驚く。後、髪が熱を持ってる。 缶コーヒー出して貰ったけど、頭を上げて飲んで良いのかがわからないので飲みきれない。 で、どんどん頭が前に落ちていく。 やりたい事

          カット・ブリーチ・カラー

          虎に翼、面白い!明日のお父さんがどう出るか?!

          虎に翼、面白い!明日のお父さんがどう出るか?!

          蘭花譜と大山崎山荘。

          本日はこちら、蘭花譜と大山崎山荘@アサヒビール大山崎山荘美術館。 ポスターみて気になって、良い天気に誘われて来ました。 まず、美術館までの坂道がきつい。でもその分美術館からの景色と庭が綺麗。 展示室が山荘の各部屋で、山荘の各部屋でさニッカウイスキーの創立者の紹介など。確か、朝ドラになってたよな〜 作品は保護のため、地下の展示室にほぼ一堂に展示されてて、本館と少し距離があるから行くまでにワクワクする。 展示室にほぼ一堂に展示される蘭の木版画。迫力あり。一点一点が見ごたえあり

          蘭花譜と大山崎山荘。

          自己紹介。

          はじめまして、真理と申します。 アラサー・女性の会社員です。 noteに登録だけして、何もしてなくて早約3年。一念発起して始めます。自己紹介で書いたけど、行った展覧会や好きな事や日々思う事を書いていきます。 好きな物事をまとめました。 趣味→美術館巡り、読書、散歩 好きな作家等→琳派、近世日本画(栖鳳や松園等)、石内都、片山真理 好きな食べ物→鯖、なす、麻婆豆腐、卵、とうもろこし🌽(料理ではなく材料ばっか) 好きな音楽→GRAPEVINE、くるり、スピッツ、椎名林檎

          自己紹介。

          福田平八郎展

          円空から続いてこちら、中之島美術館の福田平八郎展。前情報なしで観に行ったら、私の好きな感じだった。 初期の写実的な作品から、晩期の単純化された作品まで、幅広く楽しめた。 全体的な印象だけど、線が柔らかくて、写実的。それが作品の柔らかな優しい雰囲気に繋がっていると思った。まず、最初期のアヒルと野薔薇の絵がその特徴を顕著に表していた。 晩期の作品にしても、単純化出来るって事は物をよく知らないとどこを省いて良いのか分からないから、だからこそ写生して物をよく知る事が重要だと思った。

          福田平八郎展

          円空ー旅して、彫って、祈ってー

          本日はまずこちら、あべのハルカス美術館の『円空ー旅して、彫って、祈ってー』 円空ってちゃんと観た事ないよな〜っと思い、会期ギリギリに滑り込み。 まず、テレビで観るのと全然違う!実物を観ると、仏そのものを力強さを強く感じる。その理由を考えた時に彫ってる木そのものを活かして、木の生命力も合わさっているから力強さを感じた。彫りの線は少ない分、太く力強い。この2点が私が力強さを感じた理由。 仏像って木を活かすっても綺麗にしてから活かしてる感じだけど、円空は木が持ってる荒々しさまで活

          円空ー旅して、彫って、祈ってー