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シン・東洋陶磁

本日はこちら、東洋陶磁美術館の『シン・東洋陶磁』
リューアル後の初展覧会。
今回は所蔵の名品を紹介していく感じでした。
まず、エントランスが前より広々してる!トイレがめちゃ綺麗、そして広い。
展示が12に分かれてて(作品一覧もらってくれば良かった)、一部屋目の展示が現代の作品と当時の作品を同じケースで展示してて、その展示がお互いの作品の良さを殺さず活かしあっていたのが見ごたえがあって良かった。

国宝の油滴天目が広々とした空間にポツンと置かれてたので、見放題。油滴の地の黒と輝く油滴がめちゃ綺麗。側面も光沢のある黒が輝いてて綺麗。
木葉天目もゆっくり見れて、木葉の肌色に近い茶色と地のマットスミみたいな黒のコントラスト格好良かった。
油滴の光沢のある黒も木葉のマットスミみたいな黒もどっちも好きだなぁ〜

青磁と白磁ががっつり見れたのが眼福で、コレクションの幅が感じられる展示。
がっつり絵柄があるものよりかは、形そのもので、花などを表しているのが好き。

最近、特に白磁・青磁・水墨画は儚く淡い感じなのが好きなんだと、再実感。

で、凄いなと衝撃を受けたのは、作品解説!
作品名などを書いてあるのは当たり前なんだけど、展示で見えない底の部分や反対部分の写真を合わせて載せてるの!そこも見たいっていう気持ちが満たされるし、気が利いてる!

東洋陶磁はフラッシュ無しで撮影OK

展示も5個セットの作品の場合は1個だけ底を見せている展示で、底も見たいっていう気持ちを満足させてもらった。



そして、新キャラがいたよ。
名前はモコちゃん。虎か猫かよく分からんけど、可愛い。館内の色んな所にいるので、是非見て欲しい。

もこちゃんは館内で活躍



【この一作】青磁陽刻 菊花文 碗

本物は写真と比べ物にならない位綺麗

私の好きな要素が詰まっている作品。
中央だけ少しだけ色が濃くて、外側になるほど色が淡くなる。色のグラデーションが綺麗だし、菊文がゴテゴテしてなくてシンプル。
これで、お酒飲みたい。


【図録】
今回の展示では作ってませんでした。

陶磁の展示を見るたびに勉強したいけど、出来てないな〜と思ってしまう。
最近、備前焼とかの土の力強さも少しだけ分かるようになってきた。


追記、香雪美術館の北斎展覗いてみたら、入場規制してて断念。

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