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ずっと好き〜まとめ〜完結

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まいやん卒業記念に書いた作品です ぷらいべったーからの移行です
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2024年1月の記事一覧

ずっと好き〜プロローグ〜

ずっと好き〜プロローグ〜

好きになるのに年齢なんて関係ない

必要なのは貴方の心

そして関係性

私の活きる源は貴方

子供の頃から変わらない貴方への想い

もう我慢しなくていいよね?

俺はいつからか忘れられないでいる

初めて告白されたのは貴女がまだ幼かった頃

そして、その想いに気がついた時に

「私、アイドルになったから...」

その言葉、表情で俺は気持ちに蓋をした

アイドルは恋愛禁止

中途半端な気持ちは貴

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ずっと好き1

ずっと好き1

?「お兄ちゃん大好きーギュッ」

突然抱きついて可愛い発言をしたのは一回り離れた従妹の麻衣

麻パ「すまんな○○」

○「いえいえ、麻衣は妹みたいなもんですから嬉しいですよ」

麻マ「いいんじゃない?○○なら?」

麻パ「ママはなんでそんなに...」

麻マ「変な虫より安全でしょ?」

○「変な虫って...」

麻マ「女の子は男の子が思ってるよりも大人なのよ」

麻パ「麻衣?将来何になりたいんだ

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ずっと好き2

ずっと好き2

将来なりたい事は一回り離れた大好きな従兄のお嫁さん

それはずっと変わらないと思う

ずっと隣に居て、甘えていたい

周りの同級生は、将来あれになりたい、これをやりたいと前を見ている

私は何がしたいんだろう...

ずっと模索して気がつくと高校生3年生

その時に見つけた

乃木坂46オーディション

親に相談すると

父「この世界は厳しいぞ?」

母「中途半端じゃないならやってみれば?」

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ずっと好き3

ずっと好き3

毎日があっという間に過ぎていく

特に東京という都市は時間の流れが他よりも速く感じる

麻衣がいる乃木坂46の冠番組をすることがない時に見る

元気そうでよかったと安堵するし、頑張ってる姿に元気を貰っていた

ある日、職場で俺に後輩が出来た

他の部署からの異動で来たらしい

上「○○君」

○「はい?」

上「今日から新しく来た子なんだが、指導係頼めないか?」

○「...俺で良ければ...」

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ずっと好き4

ずっと好き4

握手会に戻った私はいつもの様にした

でも一時中断したからか、大丈夫?とか無理しないでねとか...

1番会いたかった人の顔を見て泣いたとは言える訳もなく

ありがとうとかごめんねとかしか言えなかった

握手会が終わり、楽屋へ戻ろうとするとマネージャーさんが声をかけてきた

マ「白石、今野さんが呼んでるよ?」

麻「えっ?わかりました...」

マネージャーに言われた場所へ行くと聞き覚えのある声.

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ずっと好き5

ずっと好き5

握手会以降、俺は仕事に勤しんでいた

後輩の岩田君も独り立ちし始め、彼もバタバタとしていた

あの時、麻衣との関係を話したがいつも通りのテンションで接してもくれた

岩「あ、○○さん」

○「んー?」

岩「今日終わったら時間あります?」

○「あるよ?」

岩「上手いもんじゃの店見つけたんですよ」

○「もんじゃかー」

岩「なんかあるんすか?」

○「作ったことないんだよね...」

岩「大丈

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ずっと好き6

ずっと好き6

私は今、グラビアの撮影をしている

もちろん1人ではなく、もう1人は西野七瀬でドラマの主人公

グラビアの撮影後はインタビューもやるらしい

撮影が終わり、インタビューまで休憩の時、ふと携帯を見ると...

ななみんからのメール...

麻「えっ?」

マ「白石どうした?」

麻「い、いえ...」

警戒することも無くマネージャーの前でお兄ちゃんと撮った画像のトップ画にしてしまう

マ「あれ?この

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ずっと好き7

ずっと好き7

麻衣が来た後はずっとベッタリくっついてくる

そしてもう1人横の人もさりげなく...

食べにくい...

そして突然の彼女になる立候補...

麻衣も負けずと食いついてくるが、時間も時間という事でお開き

麻衣達はタクシーで、俺達はのんびりと電車で帰宅した

そして、数ヶ月後のとある休みの日

日用品の買い出しの為出かけているとふと目に入った花屋

花を見ていると

?「すみません、通してもらえ

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ずっと好き8

ずっと好き8

ある日の休日、私は1人で行きつけの花屋さんで部屋に飾る花を見ていた

深「うーん...」

あまりこれという花がなく店を出ると爽やかな男性が立っていた

深「すみません、通してもらえますか?」

○「ごめんなさい」

声も優しいし、なんか顔もかっこいい
名前を聞くと○○さんというらしい

こちらの名前も言うと従妹さんと同じ名前で麻衣...

その人と別れた翌日

深「ねぇねぇななみん」

橋「どう

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ずっと好き9

ずっと好き9

ある日、まいまいと仕事が一緒になり、話は恋の話に自然となった

白「まいまい?最近幸せオーラ出てるね?なんかあったの?」

深「あったよ?お花屋さんで」

白「なになに?」

深「素敵な人に会ったの」

白「素敵な人?」

深「うん、○○さんていう年上の人かな?」

白「えっ…?」

深「まいやん?」

白「と、特徴は?」

深「ど、どうしたのまいやん?」

白「いいから教えて?」

まいまいは私

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ずっと好き10

ずっと好き10

ライブチケットの送り主は深川麻衣さんだったことが麻衣とのやり取りでわかった

麻衣も来て欲しいという事で行くことにした

初めての乃木坂のライブは圧巻だった

ファンの人がメンバーを大声で叫んだり、掛け声かけたり...

そして深川麻衣というアイドルのラストステージは綺麗だった

卒業は新たなスタートラインって誰かが言ってた通り、アイドルという箱から大空に羽ばたく1話の鳥のように前を見据えた人は輝

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ずっと好き11

ずっと好き11

まいまいの卒業ライブが終わり、楽屋を見渡すと2人の姿がなかった

橋「さゆりん?」

松「ん〜?」

橋「まいまいとまいやん見てない?」

松「見てへんよ?」

橋「ありがとう」

2人を探すべく楽屋から出て歩いていると1つの部屋から聞き覚えのある声が聞こえてきた

深「私の○○さんの事が好きです」

まいまいの告白...

なんだろう...胸が苦しい

深「まいやんも○○さん取られないようにね?

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ずっと好き12

ずっと好き12

奈々未が卒業を発表した

心が痛い、寂しい...

橋「今から3人でご飯行こう」

という事であのドラマの舞台となったあのお店に連れて来られた

隣の席には「予約席」の小さいプレートが置いてある

すると1人の男性が入ってきた

えっ誰?と思った瞬間

麻「お兄ちゃん!!」

○「あ、あれ?麻衣に橋本さん...それと...」

橋「飛鳥って言うの、センターやってるんだ、それと次のシングルで私は乃木

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ずっと好き13

ずっと好き13

飛鳥と奈々未と別れた私は大好きなお兄ちゃんの家にお泊まりすることにした

その理由は奈々未と飛鳥に嫉妬したからなんだけど...

○「麻衣?」

麻「な〜に〜?」

○「橋本さんの卒業が辛いだろ?」

麻「辛いよ...ずっと一緒にいた仲間だもん...」

○「そっか...」

麻「ねぇお兄ちゃん?」

○「ん?」

麻「今日...一緒に寝てもいい?」

○「えっ?麻衣はいくつになったのかな?」

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