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20211130 秋に読まれたもの

朝、きょうも外は暗い。空気は冷たく、窓にびっしりとついた結露に、いつのまにか秋が終わりを迎えていたことを告げられる。お白湯を飲みながら、冷えきった足をあたため、きのうからの続きの『ペンギンの憂鬱』が炬燵で読まれた。すっかりと読書に没頭していると、外は随分と明るく、電気の必要さえなくなっていた。

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