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3月2日(土)夕食 鶏肉のトマトクリーム煮

昨年12月15日に作った鶏もも肉のクリーム煮。
それにトマトを足してみました。

ただトマトも一緒に入れて煮込むのだと面白くないので、トマトの旨味を引き出すような方法で作ってみます。
さて、どんな仕上がりになるのか楽しみです。

(材料1人分)
鶏もも肉 1枚
玉ねぎ 1個
人参 1本
ニンニク 1片
マッシュルーム 6個
プチトマト 5個

塩 鶏肉の重さの2%
オリーブオイル 適量(大さじ1くらい)

白ワイン 150ml
水 適当
生クリーム 100ml
レモン汁 小さじ1くらい

薄力粉 15g
無塩バター 15g

パセリ 適量
白胡椒 適量

鶏もも肉を2枚にして2人分の材料だとちょうど良い感じでした


1 玉ねぎは角切り、人参は輪切り、マッシュルームは半分、ニンニクとパセリはみじん切り、プチトマトは横半分に切る

2 鶏もも肉は余分な皮と脂肪や筋を取って3~4等分にカット

掃除前の鶏もも肉


掃除後はこんな感じ
残った筋を切断するように包丁で切り込みを入れてます


鶏肉は4つに切り分けました

3 鶏もも肉に塩をしてフライパンにオリーブオイルを入れて中火で皮面にこんがり焼き色が付くまで焼く
裏面は色が変わるくらいまで焼いたら別皿に取り出す

動かさずじっくり焼き色を付けていく
皮がパリッとするくらい
裏はこんな感じで

4 そのまま玉ねぎに軽く塩をしてしんなりするくらい炒め人参、マッシュルーム、ニンニクを加えて軽く炒める

これ旨味(スュック)
スュックがあるから顆粒コンソメやブイヨンは要りません
塩をして炒めると


玉ねぎから出た水分でスュックが取れて、玉ねぎに旨味が移ります


人参マッシュルームにも軽く塩をする
材料を加えたらその都度塩をして下味を付ける

5 白ワインを加えて鍋底の旨味をこそげながらアルコール分を飛ばす


白ワインを加えたら


鍋底をこそいでスュックを全部剥がす

6 水と鶏もも肉を加えて沸騰したら弱火にして20~25分煮込む


水を入れて


鶏肉を戻したら休ませている間に出た肉汁も入れる

7 別のフライパンにオリーブオイル大さじ1/2くらいを入れて中火で加熱しトマトの断面を下にして焼き色をつける


オリーブオイル入れて


ここでもあまり動かさずに焼き色を付ける
トマトに水分があるので油がハネます


水分が飛んで糖分が加熱されるので
キャラメリゼした甘い香りがします


皮面はあまり焼かなくても大丈夫です

8 焼いたトマトを鶏肉のフライパンに入れ、トマトを焼いたフライパンに水を入れてデグラッセして鶏肉のフライパンに加える


トマトも加えて


トマトの旨味もデグラッセする


これも入れます

9 鶏もも肉を取り出して生クリームとレモン汁を加えて煮詰める

どのくらい煮詰めるかはソースの量をどのくらいにするかで決めます

10 火を消して薄力粉と溶かしバターを混ぜたルゥでとろみをつけ、再加熱して沸騰させる

電子レンジでバターを溶かして


薄力粉を入れ


よく混ぜたらルゥの完成

11 鶏もも肉を戻してソースに絡める

ここは鶏肉を軽く温める程度でOK

12 盛り付けてパセリと白胡椒を振りかけてボナペティート

撮影用の1人分盛り付け
付け合わせはやはりバターライスでしょうね
実食用の全部盛り

・トマトはあまり感じられませんでしたが普通に美味しいです。
トマトを入れるタイミングが早過ぎたようです。
溶けて皮しか残っていない状態でした。
入れるなら生クリームを入れるのと一緒くらいが良さそうです。
トマトのデグラッセ水はあのタイミングでいいと思います。
量も少なかったかもしれません。
1パック10個使ってもよかったかなと思います。

・大きいトマトや皮の厚いトマトは皮を湯剥きしてから使うのがいいでしょう。
種も取って角切りにして加熱せずに生クリームを入れるタイミングで入れると、トマトのフレッシュ感があって良いと思います。

・レモン汁を入れずにトマトの酸味を生かすようにしたら、どんな味だったか確認すればよかったと食べながら思いました。

・ルゥを加えたら必ず沸騰させて小麦粉に火を入れて下さい。
ダマにならないために加える時は火を消します。

・こんな感じでアレンジレシピを作っています。
トマトを加えるなら大きさは?数量は?いつ入れる?生で使う?加熱する?
色々なバリエーションと完成した時の味を想像しながら作ります。
作ってから実食して改良点を探していきます。
曲を作ってアレンジする作業とよく似ていると思います。
加えてしまったら戻れない分、料理のほうがシビアかもしれません。
どちらも作るという作業が好きな私には大切な趣味です。

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