トマトモヤ

高校の英語の発音講師です。英語学習者に 最速(約2時間)で確実にアメリカ英語としての響…

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高校の英語の発音講師です。英語学習者に 最速(約2時間)で確実にアメリカ英語としての響きのある発音をすべて習得させることができる『日本で唯一のアメリカ英語舌の発音コーチ』です。個々の発音だけでなく、音声変化も しっかりと習得できます。Twitter→@ttenglishclub

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アメリカ英語の発音の原理(第3弾)

アメリカ英語の発声や発音の特徴をすべて書き出し、そこからアメリカの乳幼児になったつもりで実証実験を繰り返し行いました。 つまり、アメリカの乳幼児がアメリカ英語の発声や発音を習得していく過程を明らかにするために幾つもの仮説を立て、それらの仮説に従って、これまで色々なことをやってきました。 そして、たどり着いたのがこれまで誰も足を踏み入れたことのない高層ビルの最上階だった、というようなことを前回の“発音の原理 (第2弾)”で説明しました。 今回は、アメリカの乳幼児が、どのよ

    • アメリカ英語の発音の原理(第2弾)

      ここに高層ビルがあります。アメリカ英語の “発音の原理”2回目の今日は、この高層ビルを例えにして”発音の原理“を詳しく説明していきます。 この高層ビルの1階から5階までを低層階、6階から10階までを中層階、11階から15階までを高層階ということにして、そこに各層の英語の発音を当てはめながら説明していきます。 初めは、低層階=カタカナ発音、または日本式の発音ということについて説明します。 この低層階の方々のカタカナ発音、または日本式の発音は、アメリカでは ほぼ通じないという

      • アメリカ英語の発音の原理とは?(第1弾)

        アメリカ英語には、アメリカ英語独特の発音の原理というものがあります。 ところが、日本の英語学習者は、この“アメリカ英語の発音の原理”というものを知らない、というよりも学習していないのです。つまり、これまで、この原理を学習する機会がなかったのです。 なぜなら、発音を指導する立場の人でさえ、 この”発音の原理“の存在に気づいていなかったからです。 この“発音の原理”を認識し、この原理に沿って学習すれば、アメリカ英語の発音は、あっけないくらい簡単に習得できるのです。習得できる、と

        • 成人してから、改めて英語を学習しようとしている人へ、まず”母音の発音“を身に付けませんか!

          なぜ発音? それは、文法とか単語等の学習は、その範囲が広すぎるため、必ずと言っていいくらい途中で挫折するからです。 その点、発音は明確に範囲が定まっているため、学習者が挫折する確率が低いのです。 しかも、舌を「英語舌」の状態にしておいて発音を習得すれば、学習者の発音には自然に下の図表のような特徴が現れてきて成果が実感できるため、学者意欲は継続して向上します。 舌の状態を、(アメリカ)英語を話す人たちの発音時と同じ状態にしておいて発音すれば、上の図表のような特徴が学習者の発

        アメリカ英語の発音の原理(第3弾)

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        記事

          今、CAMPFIREの「英語舌」という発音のプロジェクトが面白い

          この「英語舌」というCAMPFIREのクラウドファウンディングにおけるプロジェクトは、英語の発音を苦手にしている日本の英語学習者にとっては、非常にと言うより、最も有効な発音習得のノウハウを表したものであり、英語の発音指導者にとっては、今 話題のELSAを凌ぐ力量のある発音指導のバイブルだということができます。 これまで英語の発音は、私たち日本人にとって、非常に厄介でした。なぜなら、私たち日本人の発音の仕方と英語ネィティブの発音の仕方が根本的に違っていたからです。 しかしな

          今、CAMPFIREの「英語舌」という発音のプロジェクトが面白い

          なぜ違う!、どう違う!「日本語舌」と「英語舌」

          ここでは、日本人が日本語を話すときの舌の状態のことを「日本語舌」と言い、英語ネイティブの人たちが英語を話すときの舌の状態のことを「英語舌」というようにしています。 舌の状態とは、舌の位置や形状のように目視できるものではなく、舌への力の込め具合、つまり、舌に力が加えられているか否か、あるいは、どの程度の力が加えられているかということを表しています。従って正確な舌の状態は、図や写真では表すことができません。 私たち日本人が日本語を話しているときと、英語ネイティブの人たちが英語を

          なぜ違う!、どう違う!「日本語舌」と「英語舌」

          英語の発音習得の“最適解”で、発音の習得に“コペルニクス的転回”をもたらしませんか?

          これまでの日本での英語の発音習得の方法には、主なものとして 音声学、喉発音、口周りの筋力強化、耳コピ、フォニックス[読み]等がありました。しかしながら、これらの方法は、必ずしも発音習得の“最適解”ということではありませんでした。 なぜなら、英語学習者の誰もが簡単に発音を身に付けることができなかったからです。 KRT ENGLISHの対面またはオンラインで行う“発音習得講座”は、独自に開発した発音習得の“最適解”を使って、受講者に短時間でアメリカ英語の発音を確実に身に付けさせ

          英語の発音習得の“最適解”で、発音の習得に“コペルニクス的転回”をもたらしませんか?

          https://editor.note.com/notes/n6f3b3e9cead5/edit/

          https://editor.note.com/notes/n6f3b3e9cead5/edit/

          ふるさと納税が増え続けている理由

          ずっと以前から "ふるさと納税" という制度があることは知っていましたが、最近になって その制度の内容を詳しく知ることができました。           ふるさと納税とは                          ⑴寄付したいと思っている自治体に、"ふるさと納税"として寄付できる。  ⑵この寄付した金額は、一律2,000円(手数料のようなもの)を差し引かれて、翌年 税金の控除が受けられる。         

          ふるさと納税が増え続けている理由

          英語の発音習得の方法には、昭和から行われている「在来線方式」と令和から新たに始まった「新幹線方式」がある

          日本人は、英語の発音を苦手にしています。なぜ苦手にしていると思いますか? 英語の発音を苦手にしている原因は幾つもあります。 幾つもある原因の一つに、発音時の舌の状態の違いがあります。 ここで、日本の英語学習者が これまで活用していたアメリカ英語の発音習得の方法を、JRの電車に例えて、ストーリーにしてみました。ぜひご一読ください。 ある人がJRを利用して、大阪から東京へ行こうとしています。東京へ行くことが、この人の目的です。 この人は、どうやって東京へ行けばいいでしょ

          英語の発音習得の方法には、昭和から行われている「在来線方式」と令和から新たに始まった「新幹線方式」がある

          英語の発音を習得するには、旧態依然の複雑で難解な方法と、簡単で確実に身につく新しい方法とがあります

          あなたは英語の発音を身につけることは、とても厄介なことだと思ったことがありませんか? それとも、既に発音は身につけているのですか? 既に身につけている場合、一定期間発音しないでいると発音の仕方を忘れてしまうことなどなかったですか? これまで、特別な環境にいるわけでもない私たち普通の日本人が英語の発音を身につけるには、長い時間をかけ、一音一音 舌の位置がどうの、口の開け方がどうの、というようなことに集中して取り組まなければなりませんでした。 しかしながら、上記のような方法

          英語の発音を習得するには、旧態依然の複雑で難解な方法と、簡単で確実に身につく新しい方法とがあります

          このことに、なぜ誰も気づかない、英語の母音の数(続)

          前回は、日本語を話すときの舌の状態で、口の開け方を変えながら、日本語の母音「アイウエオ」を順に発音しました。 そして、口の開け方によって音が変わる母音と変わらない母音かあることを確認しました。 今回は、舌をアメリカ英語を話す人たちと同じ状態にしておいて、順に「aiueo」を発音していきます。 上の図は、アメリカ英語の母音四角形です。 前回の日本語の母音四角形の図(下図) と比べてみれば、アメリカ英語の母音四角形は、随分と(基本)母音の数が多いですね。 この母音四角形

          このことに、なぜ誰も気づかない、英語の母音の数(続)

          このことに、なぜ誰も気づかない? 英語の母音の数

          日本語の母音は、「アイウエオ」の 5音で、アメリカ英語の母音は、一般的に 16~24 あると言われています。 なんと、30 以上あるという説もあるくらいです。実に、いい加減だと思いませんか。 あなたは、アメリカ英語の母音の数は幾つだと思いますか? 私は、厳密に言えば日本語の母音もアメリカ英語の母音も、原音は「アイウエオ」(=aiueo)の五音だと思っています。 このアメリカ英語の五音を、理屈をこねて16音だ、24音だ等と言っているアメリカの言語学者のいうことを、日本で英

          このことに、なぜ誰も気づかない? 英語の母音の数

          "英語の発音を身につけたい"と思っているあなた、「曖昧母音の発音の構え」をすることができますか?

          「曖昧母音の発音の構え」をすることができれば、英語の発音は簡単に身につきます。 私たち日本人は母語の日本語を話すとき、舌に力を込めません。そのため、舌は盛り上がることなく低い 位置にとどまっています。 従って、舌と口蓋(=上あご)の間は広い状態のままになっています。 舌と口蓋の間が広い状態のままでは、なかなか強い息を出すことができません。従って、英語としての発音をすることができません。 舌と口蓋の間が広い状態では、一時的に強い息を出すことができても、長く出し続けること

          "英語の発音を身につけたい"と思っているあなた、「曖昧母音の発音の構え」をすることができますか?

          英語の発音を身につけたいあなたへ。         あいまい母音って聞いたことありますか?

          英語の「あいまい母音」とは、漢字では「曖昧母音」と書きます。アイウエオのようなハッキリとした母音ではなく、どちらかと言えば中途半端な、あるいは、どっちつかずの母音、つまり、あいまいな母音ということです。 この母音は、英語を発音する上で、そして発音のリズムを整える上で、極めて重要なボジションにいるのですが、日本の英語学習者の多くは、この母音とは向き合おうとはせず、他の母音の習得に注力しているのです。 なぜこの母音が、それほど重要なのかと言いますと、この母音の発音を正確に身に

          英語の発音を身につけたいあなたへ。         あいまい母音って聞いたことありますか?

          間接的な英語の発音習得の方法と 直接的な英語の発音の習得の方法

          これまで行われてきた英語の発音を習得する方法は、長い時間を掛け個々の発音を一つひとつ丁寧に身につけていくと言うのが常道でした。 そして、この方法に異を唱える人は誰もいませんでした。 コツコツ努力して物事を身につけていくと言うことが、私たち日本人には合っていたのかもしれません。 しかしながら、このようなやり方を昭和の時代から令和になった今なお続けている私たち日本人の英語の発音は、必ずしも上手になったとは言えないのが現実ではないでしようか。 英語学習者の、これまでの英語の

          間接的な英語の発音習得の方法と 直接的な英語の発音の習得の方法