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成人してから、改めて英語を学習しようとしている人へ、まず”母音の発音“を身に付けませんか!

なぜ発音? それは、文法とか単語等の学習は、その範囲が広すぎるため、必ずと言っていいくらい途中で挫折するからです。
その点、発音は明確に範囲が定まっているため、学習者が挫折する確率が低いのです。

しかも、舌を「英語舌」の状態にしておいて発音を習得すれば、学習者の発音には自然に下の図表のような特徴が現れてきて成果が実感できるため、学者意欲は継続して向上します。

アメリカ英語の発音の特徴

舌の状態を、(アメリカ)英語を話す人たちの発音時と同じ状態にしておいて発音すれば、上の図表のような特徴が学習者の発音に現れるということは、一体、何を意味しているのでしょうか?

何十年もの間 日本の英語学習者は、あらぬ方向に導かれて、そこで強引に「日本語舌」の状態のままで、舌の状態が大きく違っている英語の発音を押し付けられてきました。
これだけ学習環境が整っているにもかかわらず、発音習得、あるいは発音指導の方法は旧態依然のままで突き進んできました。なぜ、こうなってしまったのでしょう?

英語の発音は、本来 簡単に習得できるものなのです。簡単に習得できないほうが おかしいのです。
私たち日本人にとって英語の発音が難しいのは、舌を日本語を話すときの状態のままで英語を話そうとしているからです。

英語と日本語では、発声時の舌の状態が大きく違っているのです。いくら舌の位置や形状を英語らしくしても、状態が違っていては英語の発音は簡単には身に付かないのです。

舌の状態とは何かと言いますと、“舌への力の込め具合”ということです。舌に力が込められているかどうかは、位置や形状と違って目で見ることができないのです。
従って、上級の発音指導者も音声学の権威筋の方々も、発音を習得するうえで、あるいは発音を指導するうえで最も重要な”舌の状態の違い”に気付くことなく、これまで見逃してしまっていたのです。

私たち日本人は日本語を話すとき、一切 舌に力を込めません。英語も舌に力を込めることなく話します。
一方、英語ネイティブの人たちは舌の後部を盛り上げておいて英語を話します。

舌の後部を盛り上げることで、舌の後部と上あごの奥部の軟口蓋の間が狭くなります。狭くなった空間を呼気が通ると、その呼気は勢いを増します。勢いを増した呼気は呼気の周囲の舌や軟口蓋や口蓋垂等を振動させます。この振動が声に伝わり英語の音声の響きとなって口から出てくるのです。

一方の日本人が話す日本語や英語は、舌の表面と上あごの間が広いため、呼気の勢いを強くすることができないのです。
そのため、舌や軟口蓋等を振動させることができません。従って音声も英語ネイティブの人たちのように響かないのです。

欧米人は腹式呼吸で日本人は胸式呼吸だなどと、まことしやかに流布されていますが、この説は かなり有名な英語学者の方でさえ、コロっと騙されてしまっているのです。
実は、欧米人も日本人も呼吸の仕方は同じなのです。呼気の勢いや音声の響きが違うのは、舌の状態が違っているからであって、決して呼吸の仕方の違いではないのです。

下の図は、(アメリカ)英語の基本母音四角形です。この13種類の母音で、英語のすべての母音を表すことができるのです。

日本語の舌では発音することが難しい /ə//ʌ/
/a//æ//ɑ//ˈɚ/ や /ɪ//i:/,/ʊ//u:/ 等の発音も、英語舌で発音することで明確に区別して発音することができるのです。

CAMPFIREのクラウドファウンディングでは、今 「英語舌」というプロジェクトで、”基本母音四角形“をリターンにしているものがあります。圧倒的なコスパと究極のタイパが “売り”
のこのリターンで、英語の母音の発音を習得してみませんか?

万一、リターンで発音が身に付かなければ、オンラインでの指導もあるということです。この機会に、ぜひ (アメリカ)英語の母音の発音を身に付けてください。

以上です。






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