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アメリカ英語の発音の原理(第2弾)

ここに高層ビルがあります。アメリカ英語の
“発音の原理”2回目の今日は、この高層ビルを例えにして”発音の原理“を詳しく説明していきます。

この高層ビルの1階から5階までを低層階、6階から10階までを中層階、11階から15階までを高層階ということにして、そこに各層の英語の発音を当てはめながら説明していきます。

初めは、低層階=カタカナ発音、または日本式の発音ということについて説明します。
この低層階の方々のカタカナ発音、または日本式の発音は、アメリカでは ほぼ通じないという現実があります。

上記の発音がなぜ通じないのかと言いますと、
日本語とは発声の仕方や発音のリズムがかなり違っているにもかかわらず、1階から5階までの人は英語を日本語の感覚で発声し発音しているからです。

多くの日本の英語学習者は、この1階から5階に属していて、できることなら英語の発音は身に付けたいけれども、コテコテの日本式発音では、どう頑張っても英語としての発音の習得は無理だとあきらめてしまっているのです。

このように、英語の発音の習得をあきらめてしまっている人であっても、これまでやってきた発音習得の方法を改め、アメリカ英語の発音の原理をしっかりと認識し、それを活用することで英語の発音は簡単に習得できる、というか自然にできてしまうのです。

そんなバカなことがあるはずがないと思うのは当然です。常識(これまでの発想)で考えれば、そうですよね。

しかしながら、あなたがアメリカ英語を話す両親がいる家庭の幼児(2〜3児)に(なったつもりに)なれば、超が付くくらい簡単に、確実に、そして正確に呼気が強く、音声がよく共鳴する等、これぞ“アメリカ英語”だという発音が身に付くのです。

どの国の幼児も、3〜5歳になれば 一応日常会話を話せるようになります。
この記事を読んでくれている方は、アメリカの幼児よりも英語の単語をよく知っているはずですよね。しかしながら、単語はたくさん知っていても、その単語を正しく発音したり聴き取ったりすることはできないというわけです。

なぜ、アメリカの幼児の話をするのかと言いますと、どこの国の幼児も自分の周囲の人たちが話している言葉を取捨選択しながら、その国の言語を習得しているのです。乳幼児が素晴らしいのは、乳幼児がいる当事国の言語の音声の特徴を完璧に真似することができるという点です。乳幼児には、そのような能力が生まれつき備わっているのです。

そこで私たちのグループは、乳幼児の言語習得能力を逆手に取って、アメリカ英語の音声や発音の特徴をすべて書き出し、そこから乳幼児になったつもりで実証実験を何度も何度も繰り返し行いました。

そして、たどり着いたのが これまで誰も足を踏み入れたことのない高層ビルの高層階、それも最上階だったのです。

第2弾はここまでです。





ティーティーイングリッシュクラブ


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