人間のかなしいところ見せあって "ふうふ"の響きはいのりに近い お互いをこんなもんか、とわらうとき とても美しい雲見た気分 かさかさのかたい手に触れた時 はからずも…
ふわふわのお菓子を母へ 今ならば私の言葉も飲み込めますか 人生の階段降りてゆく父母へ「あしもと用センサーライト」買う エンディングノートを贈る たくさんの絵本を買…
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悲しみの中に入ったら受付の人に(体験)と伝えるように 悲しみは自動ドアです 開いたなら 追い風とともにお入り下さい 悲しみの受付について: チケットは無色ですからな…
真夜中のメガハイボールを吸い込んだ君はわたしの風船でいて たこわさと君と私はいつだってメインメニューのつぎのつぎのつぎ 枝豆は食べ終えたけど私達いつもどこかが剥…
まぼろしの茶の間のような祭壇でうたたねするように安置されたい 座布団を枕に寝てて母さんに叱られるように昇天したい あの世でもその世でも良くて願わくばお散歩みたい…
あきらめの色は水色?と聞く人に炭酸水を奢ってあげる (あきらめたらおわりですよ)を最近は毎週資源ごみに出してる あきらめは毛布やふわふわが好きです時々撫でてあげ…
立候補しない人として幾万の秋のポスターは貼られるのだろう 永遠などないとあなたは知っていた2人で青を百種類練る 君のこと例えるならば見たこともない雪原、と言って…
つき
2021年10月23日 00:53
人間のかなしいところ見せあって"ふうふ"の響きはいのりに近いお互いをこんなもんか、とわらうときとても美しい雲見た気分かさかさのかたい手に触れた時 はからずもただの妻で良いなどと、ふと私にはあらゆる名前がついていてそのどれでもない私と暮らしてふうふ、って温かいものがすくそばにあるような響き 冷めないうちに空を見て、海見て、最後に君を見てどれも大きく、深く、知らない終わ
2021年10月21日 14:25
ふわふわのお菓子を母へ今ならば私の言葉も飲み込めますか人生の階段降りてゆく父母へ「あしもと用センサーライト」買うエンディングノートを贈るたくさんの絵本を買ってくれたあなたへ「終活をはじめたよ!」と母思い出はいつまで大事に残しておくの
2021年10月21日 11:09
wよりも、hをつかいたいh文末にhをつけて(ほほえみ)の、もしくは(皮肉な笑み)の意とするそうなんだh、と君に返信し独りよがりを楽しむ夜中このhは何?とも聞かない君だから一緒に生きてゆけると思うhほほえみのhを多用した夕べただしhhhhのようには連ねない皮肉な笑みhのあとにはたいていの場合真顔が実は連なる君だけに使うhではあるけれど一切の性的な意味を含まずhほ
2021年10月21日 11:06
悲しみの中に入ったら受付の人に(体験)と伝えるように悲しみは自動ドアです開いたなら追い風とともにお入り下さい悲しみの受付について:チケットは無色ですからなくさぬように幾度も訪れていても初回です再来受付はしておりません無重力レンタルしますいつもより自分を重く感じますから悲しみには屋根がありませんしかしながら空にかがやくものも見えません〈気にするな〉と降ってくる声
2021年10月21日 10:58
短歌まとめました
2021年10月21日 10:34
真夜中のメガハイボールを吸い込んだ君はわたしの風船でいてたこわさと君と私はいつだってメインメニューのつぎのつぎのつぎ枝豆は食べ終えたけど私達いつもどこかが剥き出しだよねおつまみのように消費され肝心の美味しいところは捨てられる人だ完全な幸せはなくて残された星形のオクラむやみに光るはんぶんこできないクリームコロッケのような大人に成り果てましたのびすぎた鍋焼きうどんのやさしさをも
2021年10月21日 10:30
まぼろしの茶の間のような祭壇でうたたねするように安置されたい座布団を枕に寝てて母さんに叱られるように昇天したいあの世でもその世でも良くて願わくばお散歩みたいに世を選びたい※サザエさんのエンディング的に終わりたい 終活ノートに赤ペンで書く(葬儀の際流したい曲)は来週もまた聴けるような感があるもの
2021年10月21日 10:26
あきらめの色は水色?と聞く人に炭酸水を奢ってあげる(あきらめたらおわりですよ)を最近は毎週資源ごみに出してるあきらめは毛布やふわふわが好きです時々撫でてあげてくださいあきらめを庭で飼っている夕暮れのにおいを嗅いで鳴いたりもするあきらめを育てているけど私より長生きしそうな気配がしてるあきらめと散歩をすると誰よりも早く名も無き花を見つけるあきらめはノーリードで良い 夜更けには私
2021年10月21日 10:17
立候補しない人として幾万の秋のポスターは貼られるのだろう永遠などないとあなたは知っていた2人で青を百種類練る君のこと例えるならば見たこともない雪原、と言って黙ろう局地的かなしみにぬれた公園で配られる個別包装の虹人々に掛けられる夜 ごく稀にドット、透明の場合があります青よりも紺色が良いし春よりも冬の去り際に似ていた青春 飲み干した私をつめたく通り過ぎゆずティーは夏に生まれ直し